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麻の色長襦袢に新色モスグリーンを追加
2021年6月7日 11時48分今年も大好評の本麻長襦袢のラインナップに、新しく新色でモスグリーンが出来上がりました。
■ 本麻洗える色長襦袢反物(水通し加工済) ≪市松メッシュモスグリーン(後染)≫
レトログリーンのおしゃれな濃い緑色を無地に染めた麻長襦袢になります。
今年発売した新しい市松のメッシュ地になった生地なので、素材だけでも冷んやりするのに、隙間のある風通しのいい生地になっています。
ここ数年でお客様からのご要望が増えているのが、今回の長襦袢のように濃い色です。
ご要望されるお客様曰く、「透け防止になる」「夏だけでなく、秋や冬にも着れるように」「夏の長襦袢ということではなく、洗える長襦袢として考えている」などの理由で、本麻長襦袢の色物、特に濃色のご要望が急増中です。
着物通販サイト京都wabitasの麻長襦袢コーナーでは、シックな色、カラフルな色、落ち着いた色、モチロン白まで、色数バラエティーに富んだ品揃えになっています。
■ 本麻洗える色長襦袢反物(水通し加工済) ≪市松メッシュ墨黒(後染)≫
■ 本麻洗える色長襦袢反物(水通し加工済) ≪市松メッシュ焦茶(後染)≫
■ 本麻洗える色長襦袢反物(水通し加工済) ≪三角ウロコモカ茶(後染)≫
■ 本麻洗える色長襦袢反物(水通し加工済) ≪市松メッシュ藤鼠(後染)≫
■ 本麻洗える色長襦袢反物(水通し加工済) ≪市松メッシュベージュ(後染)≫
■ 本麻洗える色長襦袢反物(水通し加工済) ≪市松メッシュ若緑(後染)≫
■ 本麻洗える色長襦袢反物(水通し加工済) ≪三角ウロコ水色(後染)≫
■ 本麻洗える色長襦袢反物(水通し加工済) ≪三角ウロコ藤紫(後染)≫
メッシュだけでなく、平織りのシャンブレー(無地織)になった丈夫な生地もございます。
■ 本麻洗える色長襦袢:反物(水通し加工済) ≪紺色:フリーサイズ≫
■ 本麻洗える色長襦袢:反物(水通し加工済) ≪ライトブルー:フリーサイズ≫
■ 本麻洗える色長襦袢:反物(水通し加工済) ≪ラベンダー:フリーサイズ≫
■ 本麻洗える色長襦袢:反物(水通し加工済) ≪レモン:フリーサイズ≫
■ 本麻洗える色長襦袢:反物(水通し加工済) ≪ミントグリーン:フリーサイズ≫
■ 本麻・絽の長襦袢:反物《洗えます》 ≪近江麻5本絽白1尺幅《夏のお茶会にお薦め》≫
この他にも京都wabitasでは本麻、綿麻など天然繊維の洗える長襦袢地を豊富に品揃えしております。
また、これら麻長襦袢の反物も全てウェブサイトはモチロン、京都のショールームに置いてあります。現品を見てみたいという方は、気軽にご予約してください。
麻の長襦袢に恒例の「訳あり品」紋紗のタイプが入荷
2021年5月17日 15時20分夏の和服の下には、何といっても本麻(麻100%)の長襦袢が適しています。
これまでも麻の持つ機能性が何故夏に適しているか、改めて確認して頂ければと思います。
【麻の特徴】
※接触冷感があり、触った時に冷んやりとする。
※吸湿速乾性にも優れている。汗を素早く吸って、乾きが速い。
※麻は天然繊維の中で、唯一水に強い繊維である。水に浸けると強くなるので、家で洗うことが出来る。
※抗菌性もある。
この他にも麻が持つ特徴は、真夏の汗ばむ時期の衣類に盛っとも適しているといえます。
そんな天然の機能性繊維の麻で織った麻100%の本麻長襦袢を、京都wabitasでは年中切らさずに取り扱っています。
そして
そんな本麻長襦袢に、毎年大好評の「訳あり品」が、今年も産地から送られてきました。
その中から今回は、一番の定番品とも言える紋紗の麻長襦袢の訳ありB反品をサイトに出させて頂いたので、ご紹介すると共にお知らせ致します。
朝顔や麻の葉などの模様を紗で織った、風通しのいい涼し気な長襦袢が、「訳ありB反品」で入ってきました。
今年の内容を見てみると、多いのが反物の耳破れや、耳に近い部分にある織りキズなどでした。
耳に近い部分ということは、仕立てには大して影響しないので、大変お値打ち感ある「訳あり品」になります。
着物や浴衣など、夏の和服の下に着る価値あるB反の麻長襦袢です。今回も全て着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)の麻長襦袢コーナーからお求め頂けます。
本麻紋紗長襦袢:反物 「織りキズありB反品」【朝顔】
反物の途中にご覧のような、織りキズがあります。
中に着るものなので、B反でOKという方には価値ある品になります。
■ 本麻紋紗長襦袢:反物 「少々訳ありB反」【麻の葉】≪耳の部分に織りキズあり≫
耳の部分なので、仕立てには問題ありません。
もう1点
商品№30525 【麻の葉】≪耳の近くの織りキズと、薄っすらと織ムラあり≫
上の画像が耳の近くにある織りキズ 、下の画像が織ムラ
次は同じ柄で織りキズありです。
商品№30524 【麻の葉】織キズありB反
ご覧のような織りキズのあるB反です
№30510■ 本麻紋紗長襦袢:反物 「少々訳ありB反」【金魚】≪耳のヨコ近くに織りキズあり≫
1ヵ所にこのような織りキズがあります。これも仕立てには大きな影響がなさそうです。
■ 本麻紋紗長襦袢:反物 「少々訳ありB反」【とんぼ】≪耳の織りキズ≫
これも耳が綺麗に整って織れてないので、訳ありB反になりました。
仕立てには全く問題ないです。
同じ柄でもう1点
本体が白なので、茶色の織汚は仕立て上がって少しうつるかもしれません。
以上のような朝顔、麻の葉、金魚、トンボの4柄の「訳ありB反品」があります。
織りキズ、織汚れ、耳破れなどが原因で「訳あり」になった商品です。
カジュアル着として着れる長襦袢で、「中に着るものなのでB反でも全然気にしない」という方には、価値あるお宝商品ともいえます。仕事で着物を着る方で、数が必要という人にとって、嬉しい品です。
既に売り切れて完売した分も多数ありますが、今年もこのような感じの「訳あり」で、本麻長襦袢のB反品がございます。
毎年大変好評で、殆ど夏までには完売してしまう人気な品なので、麻長襦袢を誂えるご予定のある方は、是非ご利用下さい。
尚、本品は織り上がったばかりの新品で、水通し(湯通し)加工は一切しておりません。お仕立てされる前には水通し加工をおススメ致します。
水通し加工をすることにより、糸(生地)に付いている糊気を落とし、カビの発生を抑えると共に、少し柔らかくなるので、着やすくなります。仕立て前に水通し加工をしておけば、洗濯後の寸法の変化(縮み)が少なく、安心して洗って頂けます。
正絹を含め、ポリエステルの新素材や、竹の繊維を使った素材など、夏用の長襦袢素材は世間にいろいろありますが、麻製品をメインに扱う京都wabitasでは、夏に最適の繊維は、自信を持って「麻」と言わせて頂きます。特に国産で織った麻織物が一番です。
自然の植物から抽出したボタニカル綿麻長襦袢「洗える」キシリトール加工
2021年5月14日 17時31分単衣~夏にも着用して頂ける用に創作した、天然繊維の新しい洗える長襦袢のご紹介です。
素材は綿70%/麻30%の構成で織り上がっています。
まずは現品の画像をご覧ください
全5色あるのですが、全て横段に色が2色並んで、おしゃれな織り上がりとなっています。
この長襦袢の特徴をご説明させて頂きます。
まず、商品タイトルになっている「ボタニカル」について説明していきます。
本品は先染の糸で織られた先染織物です。
横段に色付いたこの色は、緯糸(ヨコイト)にオーガニックコットン(30番手)の糸を、ボタニカルダイという染色方法で糸染しています。
ボタニカルダイとは、自然の植物から抽出した色素で染める新しい染色方法です。
今回は、珈琲、紅茶、梔子、鈴蘭、葡萄、パンジー、ブルーベリー、イチジク、アプリコット、レモンのボタニカルダイの糸で織った長襦袢になります。
(下の画像は、ブルベリーとイチジクの色で織ってあります)
経糸には、極細100双ボイルの綿糸、緯糸に30%が麻(ラミー80番手)、30%がオーガニックコットンを染めたボタニカルの糸で織りあげてあります。
上記画像を見て頂くと、一部点のように黒く見える部分がありますが、これはオーガニックコットンを使っている証明でもあります。オーガニックコットンの特徴でもあるのですが、葉かすのような部分が染まり、このような見え方をします。正に自然そのものという雰囲気を魅せていることになるのです。
≪キシリトール加工≫
麻を使っていると言っても30%だけで、綿の比率が高いので綿の特徴が強く出る生地質になっています。
綿というと絹のように優しく温かみのある素材なので、織り上がってから生地にキシリトール加工を施して、冷んやりと接触冷感を持たせてあります。
そんな素材で出来上がった5色の綿麻長襦袢がこちらです。
■ ボタニカルダイ綿麻長襦袢(冷んやりキシリトール) ≪クチナシ&スズラン反物「洗える長襦袢」≫
自然の植物には花言葉のように、それぞれに意味が込められています。クチナシは「心を伝える花」、スズランは「純愛の花」です。
薄い青色が梔子(クチナシ)で、薄い緑色が鈴蘭(スズラン)のボタニカル糸です。
この微妙に色を2色使っているのが、新しい特徴でもあります。
尚、このボタニカル糸は、1本がトップ染(色が混ざり合った糸)になっているので、霞が掛かったようなモザイク調に見えるのです。
珈琲と紅茶という粋な自然の色素を組み合わせてみました。
珈琲の持つ意味は「活性力で癒す」、紅茶は「豊かなひと時」です。
次は果物からとった色素です。
ブルーベリーとイチジクなんて組み合わせが面白いです。
ブルーベリーは「はつらつとする果実」、イチジクは「魅力の栄養になる果実」です。
寒色と寒色の組み合わせで、濃淡なので素敵なコントラストが生まれました。
あでやかに、上品で落ち着きある色の組み合わせです。
ブドウは神秘的に「神様の好きな果実」で、パンジーは「心を開いた花」です。
明るい暖色系ですが、派手ではなく落ち着いた色に織り上がっています。
アプリコットは「健康を守る果実」、レモンは「元気になる果実」ということで、体をいたわる意味がある二つを組み合わせました。
緑茶は「心の癒し」×ミントは「清潔感」で、何となく色にも出ている感じです。
以上の6色になります。
織は麻の産地:滋賀県で、国産製織の綿麻長襦袢です。
キシリトール加工は、半永久的に持続します。
キシリトールは、水に溶ける時に熱を奪う性質があり、汗をかいたらその水分を吸収して、冷感成分が溶解・吸熱することにより、冷たく感じる「吸湿冷感」の効果があります。
湿気を吸収するため、着用時の蒸し暑さを軽減し、快適性に優れます。
正に長襦袢に適した成分なのです。
自然の色素を魅せて、快適な着心地を体感して頂きたく創作された、キシリトール加工のボタニカル長襦袢は、着物通販サイト京都wabitasの【麻の長襦袢コーナー】で、ご覧頂けます。(京都のショールームにも常設しております)
本品は新商品で、検品されてキレイな状態の反物ですが、今回新しく織ったことにより、数反だけ「少々難ありB反」も発生しております。
B反でもOKという方は、現品わずかしかございませんので、ご利用下さい。B反処分品も京都wabitasの麻長襦袢コーナーでお求め頂けます。
本麻カラー長襦袢「ウロコのメッシュ地(後染無地)」2021年の新商品
2021年3月16日 14時38分2021年の夏に向けて、今年も麻100%で作った本麻長襦袢の新商品を発表しています。そして、今回ご紹介する商品も新しく本麻で織った長襦袢地です。
先に発表した市松メッシュ地のカラー(後染)の本麻長襦袢が、発表して1ヶ月も経っていないのに好評です。
≪2月に先行発売して既に好評なドビー織機の市松メッシュ本麻カラー長襦袢≫
全5色
麻自体に天然の接触冷感効果や、汗を素早く吸収して速く乾く吸湿速乾効果など、麻は天然素材の中で最も機能性に優れた天然繊維です。その麻を通気性のいいメッシュ地に織って、夏の長襦袢として着心地いい生地に織り上がっているのと、夏だけでなく春や秋にも着て頂けるように色付けしていることが人気に繋がっています。
そんな本麻メッシュ地カラー長襦袢に、新しい柄を追加で加えさせて頂きました。
織は市松と同じドビー織機で、模様をウロコに見えるように三角(△)模様で織りあげた生地を、涼し気な色、カラフルな色、レトロな色の三色に染めました。
モチロン水通し加工も付いてるので、安心して仕立てに出せます。
■ 本麻洗える色長襦袢反物(水通し加工済) ≪三角ウロコ水色(後染)≫
■ 本麻洗える色長襦袢反物(水通し加工済) ≪三角ウロコ藤紫(後染)≫
■ 本麻洗える色長襦袢反物(水通し加工済) ≪三角ウロコモカ茶(後染)≫
涼し気で明るい水色ブルー、パステルで素敵なライトパープル、レトロなピンクグレー系ブラウンの三色です。
麻着物に、夏紬、夏小紋などの正絹夏着物、紬やお召しに色無地など単衣着物の下に着る長襦袢として、色モノ麻長襦袢を増やしました。
紋織ではないので、光沢が強く出ないので夏や単衣の長襦袢として扱いやすいです。何よりも自宅で洗うことが出来るのが、一番の魅力です。
三角ウロコ(△)の大きさは、約10cmで丁度いい見栄えの大きさです。
このウロコや市松のメッシュ地、それに先日出した小ウロコを先染で織ったタイプが4色、
それに平無地の生地を染めたカラー無地のタイプ
などを含め、今年も本麻のカラー長襦袢の品揃えは凄く充実してきました。
汗ばむ季節の下に一番の本麻長襦袢を、今年も京都wabitasはメイン商品として扱っていきたいと思います。
毎年これら麻長襦袢を見に、沢山のユーザー様が京都にあるショールームへお越し頂けます。
モチロン今年も全ての麻長襦袢、麻着尺、麻の肌着類、その他ウェブサイトの商品が全てショールームでご覧頂くことができます。
「ショールームでゆっくり品物を見てみたい」という方は、月曜~金曜までの平日と日曜日も開けていますので、日曜日のご予約も受付いたします。気軽にご予約してください。
ということで、本麻カラー長襦袢の新商品をご紹介させて頂きました。
Yahoo!ショッピングから正絹長襦袢B反品のお知らせ
2021年3月15日 15時42分着物通販サイト京都wabitasのYahoo!ショッピングで、只今正絹長襦袢の「少々難ありB反品」(反物)を、振袖用・カジュアル用・セミフォーマル用など各種B反お値打ち価格でお求め頂けます。
今回新しく加えた品をご紹介致します。
≪おしゃれカジュアル向き正絹長襦袢≫
大島に紬や小紋など、カジュアル着物の下に着るオシャレな友禅長襦袢です。
正絹おしゃれ友禅「少々難ありB反」」長襦袢≪精華≫眠る猫(クリーム)
丸まって眠る猫の様子を描いた柄が、流れるように散りばめられてあります。
下の画像の織難が、反物の中に4mほど入ったヵ所にあります。
正絹おしゃれ友禅「少々難ありB反」長襦袢≪重目精華≫アンティーク猫(ベージュにグリーン)
こちらは同じ精華でも、小幅の織機で織った少し打ち込みと糸量が多い重めの精華を使っている生地です。
アンティーク調に描かれた猫が、反物全体に飛び柄で入っている小紋友禅の長襦袢です。見えにくいですが、4m程入った部分に25cmくらいタテ筋の織りキズがあります。
織りキズ自体は目立ちにくいと思います。凄くいい生地質なので、肌に気持ちいいお値打ちな長襦袢です。
そして、先日までwabitasのサイトで取り扱っていた長襦袢も、Yahoo!ショッピングサイトに移動しました。
正絹おしゃれ友禅「少々難ありB反」長襦袢≪精華≫モダンな猫(クリーム)
カジュアル長襦袢はこの4点で、次はセミフォーマルなぼかし染タイプのリーズナブルな紋綸子長襦袢3点。
≪セミフォーマルなボカシ染長襦袢≫
訪問着・附下・色無地・小紋など、染着物の下に着こなせる、最もポピュラーなボカシ長襦袢です。
正絹ぼかし(紋綸子)「少々難ありB反」長襦袢:雪輪にねじり梅(渋い薄抹茶緑)
端から中に50cmほどの経糸切れのような織難です。端からなので仕立てには影響が少ないです。
藤色の上品なボカシ長襦袢です。中に2mほど入ったヵ所に15cmほどの経糸切れによる織難があります。
正絹ぼかし友禅(紋綸子)「少々難ありB反」長襦袢:桜の花(水色ブルー)
花の模様が詰まった地紋を織った紋綸子に10cmくらいの大きさで桜の花がぼかし風に入った上品な友禅長襦袢です。
中に9m程入ったヵ所に20cmほどの経糸切れの筋があります。
あとは振袖用の正絹長襦袢の「少々難ありB反」品です。
正絹紋綸子18m振袖用長襦袢「少々難ありB反」ワインパープルの無地
【完売いたしました】

画像は反射で明るい色になっていますが、現品はもっとシックでお洒落なワインパープルです。
現品を見ていても凄く分かりずらいのですが、タテに3cmくらいの細い織りキズが所々にあります。

桜地紋の紋綸子に大桜の友禅を染めた振袖長襦袢「少々難ありB反」クリーム
「正直どれが難なのか探しても分かりずらい」そんな感じの織難と思われるような所があるためB反品になりましたが、これくらいのモノは普通にもありそうなきがします。呉服屋さんの厳しい検品でB反品になったようです。
綺麗な若草グリーン~サーモンピンク~クリームベージュの三色が流水のように流れのあるぼかし染の長襦袢です。
上下の画像のような細かな織りキズがあるB反の振り袖長襦袢です
本紋紗綾型の正絹紋綸子振袖用長襦袢「少々難ありB反」:京友禅の桜
京友禅型染による高級長襦袢ですが
画像を見て分かるように、所々にシミがあるためB反処分品となりました。
B反でなければ長襦袢としては高価なランクの商品なだけに、残念な分、お値打ち感は凄くあります。
このように、京都wabitasのYahoo!ショッピング長襦袢コーナーには、「訳あり」でリーズナブルなお値打ち長襦袢が揃っています。
着心地には全く問題ないものなので、「下に着るのでB反でも気にしない」と思って頂ける方にとっては、大変リーズナブルな商品ばかりです。
Yahoo!ショッピングのサイトも是非ご利用頂ければと思います。
京都wabitas Yahoo!ショッピングからB反長襦袢のお知らせでした。
着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)
麻のカラー長襦袢(先染)小ウロコ4色発売のお知らせ
2021年3月11日 16時43分カラーの麻長襦袢を4色サイトに追加のお知らせです。
3月中旬になりましたが、朝晩はまだまだ冷えますが、日中は日が出ると少しずつ春の陽気を感じるようになってきました。
これから4月、そして5月になると一気に気温が上昇して、春からすぐに夏の汗ばむ季節がきます。
ここ近年は異常気象の影響で、梅雨が無く6月から夏に入ったりする年があれば、7月中頃まで肌寒い冷夏の年もあります。しかし、いずれの年でも7月中旬から9月まで気温が35度を超えるような酷暑になります。こんな時は浴衣にしても着物にしても、和服を着るのがイヤになりそうです。
が、しかし、そんな汗ばむ夏の不快感を少しでも和らげてくれるアイテムが、着物の下に着る長襦袢や肌着です。
着物通販サイト京都wabitasが夏場の定番長襦袢として、毎年沢山の品揃えをするのが麻100%の本麻長襦袢です。
この麻長襦袢ですが、ここ数年は色モノが増えました。麻は洗える素材として天然繊維の中で最も適した素材です。天然に備わった接触冷感効果、汗を良く吸って乾きが速いことから、洗える機能性素材として、夏だけでなく紬などカジュアル着物下に、麻長襦袢を一年中来ているという方が増えてきているため、色モノの需要は増すばかりで、人気のアイテムになりました。
今回お知らせする麻長襦袢も、モチロン麻100%の本麻素材で、涼し気な寒色を上品な淡い色に織りあげた、先染の織物長襦袢です。
■ 本麻色長襦袢反物洗える(水通し加工済) ≪極小三角ウロコ浅緑≫
■ 本麻色長襦袢反物洗える(水通し加工済) ≪極小三角ウロコ薄水色≫
■ 本麻色長襦袢反物洗える(水通し加工済) ≪極小三角ウロコ薄藤≫
■ 本麻色長襦袢反物洗える(水通し加工済) ≪極小三角ウロコ薄茶鼠≫
細かな三角形を織っているので、三角ウロコの地模様が浮かび上がって可愛いデザインに写ります。
洗える長襦袢としての取り扱いになりますから、水通し加工(湯通し)もしてあるので、スグに仕立てに出せる状態です。
麻自体に接触冷感があるのにプラスして、先染のシャリ感、メッシュになって通気性もいいことから、汗かきの方にとっては嬉しい襦袢素材です。
薄緑・水色・薄茶掛かったグレー・薄紫の4色を、wabitasの麻長襦袢コーナーに加えました。
仕立ての期間などもあるので、暑くなってからでは間に合いません、夏が来る前に早めのご用意をおススメ致します。
着物通販サイト京都wabitasでは、長襦袢・肌着類・足袋・着物・帯と全てのアイテムに麻素材をご用意しております。
男女ともに全ての皆様のお役に立てるように、今後も品揃え切らさないように取り組んでいきます。
京都のショールームにも全ての麻長襦袢を揃えてあります。毎年4月から麻長襦袢を見に来られるお客様が毎週のようにお越しになられます。今年は例年よりも色数・品数も増やしましたので、ショールームも是非ご利用ください。
本麻カラー長襦袢「市松のメッシュ地色モノ」2021年の新商品
2021年2月24日 16時07分まだまだ寒い日が続く2月ですが、中頃は4月の陽気くらい温かくなった日もありました。今年の気候も4月~夏に向けて気温がどんどん上がって「暖かいから暑い」に変わる日が早めに来そうな気がします。
着物通販サイト京都wabitasでは、麻の着物、麻の長襦袢、麻の肌着など、麻素材の商品が毎年2月末~売れ出して、毎日のようにご注文が入ります。
今年のこの状況ならば、例年以上に麻素材のご依頼が増えそうです。
ということで、麻の品ぞろえに関しては1年中通して変わらずサイトに出していますが、3月前には新しい商品を加えるようにしています。
その一貫で、今年も早速ですが本麻長襦袢の新しい商品が出来上がりましたので、ご紹介させて頂きます。
紋紗や絽の本麻長襦袢は扱ってきましたが、今回新しく出来上がってきた本麻長襦袢はメッシュ地になった生地を染めた色の麻長襦袢です。
綺麗な色、涼し気な寒色、レトロ感ある色、シックな色を創作してみました。
商品はこちらの品々です。
シックな濃い色の墨黒と焦げ茶は夏の長襦袢にしては色が少々濃い色なのですが、実は濃い色の長襦袢は着物の透け防止としての効果があることから、ここ数年にご要望が凄く多く人気の色なのです。
■ 本麻洗える色長襦袢反物(水通し加工済) ≪市松メッシュ墨黒(後染)≫
真っ黒ではなく、少しグレー掛かった墨黒なんです
ドビー織機で織ったメッシュ地は、紋織のジャガード織機で織ったメッシュ地に比べて地模様の凹凸が少なく、滑りがいいので着やすい素材です。
もう1色の濃い色は焦げ茶です
■ 本麻洗える色長襦袢反物(水通し加工済) ≪市松メッシュ焦茶(後染)≫
シックでカジュアル感ある焦げ茶なら、オシャレな着こなしも可能です
次は落ち着きある中間色でレトロ感ある色です
■ 本麻洗える色長襦袢反物(水通し加工済) ≪市松メッシュベージュ(後染)≫
いい感じのレトロな色に染まりました
次は少しだけカラフルな色です
■ 本麻洗える色長襦袢反物(水通し加工済) ≪市松メッシュ若緑(後染)≫
最後にご紹介する色は、一番の寒色といえる涼し気で落ち着きある藤色系です。
■ 本麻洗える色長襦袢反物(水通し加工済) ≪市松メッシュ藤鼠(後染)≫
グレーという言い方を付けていますが、殆ど青系の藤色です。
上品に涼し気な素敵な色です。
以上の5色を染めてみました。
本麻長襦袢は夏だけでなく、汗ばむ時期に最適な天然繊維で織られた長襦袢地です。
接触冷感、吸汗吸湿、速乾、抗菌等々、麻本来の天然の機能性に加え、通気性のいいメッシュ地に織ったことで、更に涼し気に和服を快適に着こなせることができます。
モチロン自宅で洗濯して頂くことができます。お届けする際には水通し加工(湯通し)を済ませてあるので、そのままお仕立てして頂けますし、水通ししたことによって糊気が抜けて着やすくなっています。
濃色があるので、色落ちを心配される方がおられるかもしれませんが、本品は色落ちしない染料で無地染していますので、汗をかいても色落ちを心配しなくてもいいんです。
なので、本麻色長襦袢を夏だけでなく、紬の下に着こなしたりして、1年中使っておられる方が増えています。
秋や冬など寒い季節には正絹長襦袢がおすすめですが、夏を中心に単衣の時期に和服を着る際に、下に着る長襦袢は本麻が1番のおすすめです。
着物通販サイト京都wabitasでは、今後も「天然のクーラー」と言われる麻素材の商品をどんどん取り扱っていきたいと思います。
岡重コレクションの長襦袢
2021年1月7日 15時23分京都wabitasの長襦袢「おしゃれ用」のページに、岡重コレクションの長襦袢が追加されました。
(今回ご紹介する岡重長襦袢も含めて、2月のファミリーセールには岡重の全柄がご覧いただけます)
岡重の図柄は、風景や動植物、花をモチーフにした古典柄から、欧米の文化の影響を受けたモダンデザイン、時代を反映する戦争柄など、多岐にわたっています。そんな染模様を表からは見えない羽裏として使っていたというところに、見えないところに凝る日本人の粋なおしゃれ心と美意識の高さを感じます。
京都wabitasでは、岡重コレクションの長襦袢を販売しております。
今回新たに追加した商品をご紹介します。
描かれているのは世界各国の人形です。芥子色の地色に、可愛らしいカラフルな人形と、
キャンディー、クッキー・金平糖・ティーカップなどが描かれたメルヘンな模様の長襦袢です。

こちらの椿模様の長襦袢は、明治期から昭和期にかけての日本画家:鏑木清方の図案からアレンジして染めた長襦袢です。
モダンな色合いと、椿と梅のコントラストがオシャレな長襦袢です

ブラウンにオレンジの横段模様の上に、ヨーロッパの神話や童話に登場する天使たちが描かれています。
馬車に乗っていたり、楽器を持っていたりと、小さな天使たちが自由に表現されています。
童話のピノキオを題材にしたメルヘンな柄です。
ピノキオやとり、女神など、ピノキオの世界観が表現されています。
何十匹という鯛が折り重なって描かれています。
個性的な岡重コレクションの中でも、特にインパクトのある柄です。
1匹1匹が力強く描かれています。
岡重の長襦袢は現代で見ても斬新な図柄で、着物からチラッと見えたときに目をひくこと間違いなしです。
普段は着ないような雰囲気でも、長襦袢であればチャレンジしやすいのではないでしょうか。
京都wabitasの長襦袢のページでは岡重コレクションの長襦袢を多数取り扱っておりますので、ぜひサイトをご覧ください。
丹後ちりめんの正絹セミフォーマル長襦袢
2020年12月18日 13時34分毎年新年を迎えるとホテルなどでは新年のパーティー、茶道会館では初釜式など新年ならではの改まった式典があります。
その時ばかりは着物姿が普段見るカジュアルな光景ではなく、訪問着や附下に色無地といったセミフォーマルな着物を目にします。
着物通販サイト京都wabitasでは、そんな高級フォーマルの下に着る用に上質な生地を使った高級長襦袢を揃えるようにしています。
今回ご紹介するのは、長襦袢用に織った一越の丹後ちりめんを使った特選の創作逸品長襦袢です。
それともう一つは、八丁撚糸を織り込んだ変わり織の綸子の定番長襦袢です。
どちらの長襦袢も丹後の機で織られた高品質の長襦袢で、高級訪問着の下に着る長襦袢としてふさわしい商品です。
今回は丹後の長襦袢を基にした丹後の織物情勢の説明も含めて商品紹介させて頂きたいと思います。
ワビタスで扱う正絹略礼装長襦袢の国産品は今回ご紹介する丹後で織った品と、石川県小松で織った綸子の長襦袢があります。
小松と丹後の違いを分かりやすく言うと、丹後の場合は「丹後ちりめん」が代表例ですが、1反物を織る小幅織機なのに対して、小松の場合は主に2反を一度に織る二幅織機で生産されます。
小幅ジャガード織機と二幅ジャガード織機では、耳もしっかりとしているのと、反物自体の打ち込みも小幅の方が少ししっかりしています。
小松は殆どの機が長襦袢を織り産地なのですが、丹後は逆で主に表地(着物地)を織るのが主な産地です。
長襦袢は表地と違い細い21中の糸を使うため、大量に織らないと機屋さんの採算が合わないことから、ここ5年ほどで長襦袢を織る丹後の機屋さんは激減してしまいました。今では探してもないくらいほんのわずかの機屋さんしか長襦袢が織られていないのが実情です。
「もっと長襦袢を織ってほしい」と頼むと、機屋さんの意見としては、長襦袢を織るのも表地や帯を織るのも同じ工程で労力も同じなので、「表地と同じ価格で織っていいのなら織る」というのが、現在残っている丹後の機屋さんの声です。
それで以前は長襦袢も織っていた機屋さんが、帯や表地へとシフトチェンジしたり、もう一つは廃業されているケースが後を経ちません。
それだけに以前は普通にあった丹後製織の正絹長襦袢は、現代では凄く貴重な商品になってしまいました。
それは着物がフォーマルからカジュアルに変化していってるのも絡んでいます。
しかしながら、そんな状況でも京都wabitasでは質に拘って国産の長襦袢を扱うように継続してきました。
本日ご紹介する丹後縮緬の長襦袢を含め、良質な高級正絹長襦袢をリーズナブルな設定で揃えていきたいと思います。
■ 特選丹後ちりめん長襦袢(一越ちりめん580g) ≪薄黄と若草の遠山重ね≫
着物地ならば720g~780gで織る一越の縮緬を、長襦袢用に580g規格で織ったハイクオリティーな生地の長襦袢です。
染めも手描きを含めて全て手仕事の友禅染になります。上品な配色で落ち着きある仕上がりになっています。
■ 特選丹後ちりめん長襦袢(一越ちりめん580g) ≪ピンクにクリームの流水≫
もう1色グレーにクリーム
■ 特選丹後ちりめん長襦袢(一越ちりめん580g) ≪グレーとベージュの霞≫
■ 特選丹後ちりめん長襦袢(一越ちりめん580g) ≪薄黄とサーモンの遠山重ね≫
経糸・緯糸共にランクの高い生糸を使っているので、触っただけで着やすいのが分かります。特に縮緬なので緯糸には八丁撚糸を用いてあるので、上品にシボのある特選長襦袢地です。
そしてもう1タイプの丹後の正絹長襦袢は、今では定番生地となった五重織り丹後紋綸子変わり織を染めたボカシ染長襦袢です。
■ 国産丹後五重織長襦袢(八丁撚糸使用) ≪梅詰め彩りぼかし水色≫
変わり織の紋綸子という高級感に加え、緯糸に八丁撚糸を使いシボがあり少しヨコに伸縮性が生まれ、綸子なのに丈夫な生地に織り上がっています。
色は全4色
■ 国産丹後五重織長襦袢(八丁撚糸使用) ≪梅詰め彩りぼかし藤色≫
■ 国産丹後五重織長襦袢(八丁撚糸使用) ≪梅詰め彩りぼかし桃色≫
■ 国産丹後五重織長襦袢(八丁撚糸使用) ≪梅詰め彩ぼかしクリーム≫
全ての染は明るく綺麗で上品な色を枠場の手ボカシで染められています。生地の地模様だけでもグラデーションが効いて素敵なのですが、それを引き立てるように全部の色が濃淡に彩り綺麗な配色のミックスぼかしになっています。
一越ちりめんの長襦袢も、変わり織紋綸子の五重織り長襦袢も、今となっては非常に貴重な長襦袢となりましたが、京都wabitasでは今後も丹後の国産長襦袢を切らさないように揃えて、取り扱っていきたいと思います。

















































































































































































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