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夏の正絹男物着尺:爽夏(さやか)は、「女性の雨コート」にもおすすめです

2021年3月12日 16時04分

男着物の産地でもある山形県米沢から入荷した、男の夏着尺のご紹介です。

キラキラと煌めくさざ波のような、光沢ある織り上がりの薄物の正絹織物着尺です。

今回入荷した2点のうち、1点は【男物の夏物コーナー】から、1点はB反品なので【男物着尺訳あり品コーナー】から、それぞれ出しています。

まずは、夏物コーナーから出した、白に近い色です。

■ 正絹織の夏着尺:米沢織 ≪爽夏(さやか)≫

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米沢の織物メーカー東匠猪俣謹製の夏着尺で、光沢が綺麗に浮かび上がり涼し気ですし、軽量でもあるので夏着物(長着)、羽織共に誂えて頂くことができます。

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長着なら7月・8月の盛夏の着物として着こなせます。

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羽織として誂えた場合は、4月後半~5月・6月・7月・8月・9月・10月前半までの、スリーシーズンを通してお使い頂くことができます。

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爽やかで上品な色彩に織り上がってるので、男性のみならず、女性の方でも誂えて頂くことができる品です。

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先染の織物なので適度にシャリ感があり、糸本数を減らして涼しく使えるように軽量で仕上がっています。

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紗のように透け透けではなく、隙間も少ないので、女性の方なら撥水ガード加工を施せば、和装雨コートとしておススメしたいです

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オフホワイトに藤色の糸が絡み合い、上品に涼し気な織りに仕上がっています。

次にご紹介するのも同じ織の着尺ですが、「少々難あり」ということでB反品として入ってきたので、【訳あり品コーナー】から出しています。

■ 薄物羽織用正絹先染着尺 ≪米沢織:爽夏(さやか)「少々難ありB反」水色≫

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少々難ありの箇所は、耳のそばなので仕立てには影響なさそうです

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夏らしく爽やかなブルー系になって、涼しそうです

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羽織でも長着でも、お好みや用途に合わせてお誂え頂けます。

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今回ご紹介させて頂いた米沢織の薄物着尺は、男性用に織っているので生地幅が42cmあります。手の長い方でも誂えて頂けるので、男女関係なく全ての方におススメできる、軽量の薄物着尺です。

共に1点限りの品となり、着物通販サイト京都wabitasの男物コーナーでご覧頂けます。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

薄物羽織やスリーシーズンコートに素敵な薄物染着尺(新商品)

2021年3月11日 15時23分

今や着物に羽織るスリーシーズンコートや薄物の羽織は、塵除け効果などの用途だけでなく、オシャレを楽しむようなファッションになりました。

着物通販サイト京都wabitasでもご要望が非常に多く、毎シーズン新しい薄物素材の反物を揃えるようにしてきました。

その一つとしてご紹介する今回の反物は、正絹で織られた薄物素材の白生地を、後染で染め上げたオシャレな友禅タイプです。

単衣の羽織として6月~盛夏~9月までの単衣羽織にも、4月~10月まで通してお使い頂けるスリーシーズンコートとしても、どちらにも素敵な染着尺です。

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丹後の機場で簾調に織ったストライプ縞の薄物生地を、シックで幻想的な色彩で染め上げています。

今回は4色を揃えました。

■ 塵除けコート&単衣の羽織用タテ簾染着尺 

≪染分けに花のシルエット模様:藤ピンク≫

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紫の染分けに花のシルエット

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墨黒の染分けにワインに染まった花のシルエット

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シックなネイビーブルーの染分けにライトブルーに染まった花のシルエット

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4色とも凄くオシャレで、その色彩に見惚れてしまい素敵な薄物染着尺です。

7:3の割合でシックな濃い色で染め分けて、合間には逆に明るい色を使ってアクセントを加えてあります。

花のシルエットな模様は、一見手描き友禅にも見えますが、一刀彫のような一枚型を使い、顔料だと思うのですが白を手で摺り込んであります。

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手で摺り込むことで、1枚の型なのに何枚か使っているかのように、濃淡が生まれたり、擦れたり、ボカシの色が混ざったりして、全てに異なる自然な仕上がりのため、手描きをしているように見えます。

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縦に流れるように花の模様が正にシルエットに浮かび上がって、幻想的ですね。

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このように模様が擦れて見えるのもレトロ感が出て素敵です。

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シックな色彩なので、秋にも羽織ることが出来そうです。

生地が紗のように通気性があるのに、紗ほどの透け感ではないので、10月もしくは11月頃までお使い頂けるかもしれません。

単衣の時期や盛夏の時期に、和服でお出かけされる際に、「着物だけの着流しでは人目が気になる」ということや、「突然の雨」から着物を守ってくれる塵除け効果など、薄物素材を使った羽織モノは、和服には欠かすことの出来ないアイテムになりました。

今回の染着尺も含め、ワビタスの薄物コート・羽織コーナーでは、様々な薄物着尺(反物)を、お求めやすくして揃えています。

薄物素材なので、「画像だけでは素材感が分かりずらい」、「重さはどれくらいなのか」「透け感は?」など疑問なところがあると思います。京都wabitasでは、現品を京都のショールームに置いて、ご来店を受け付けております。

正絹夏の着物

「現品を直に触って見てみたい」という方は、日曜日~金曜日の朝9時~夕方4時頃までの、ご都合のいい時間帯をご予約ください。

サイトに出ている商品を全て揃えておりますので、ショールームも是非ご利用ください。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

シースルーコート&薄物羽織に素敵な新作の紋紗「先染のアラベスク」

2021年3月8日 16時00分

着物通販サイト京都wabitas「薄物コート・羽織」コーナーから、今シーズン用に新作の先染で織りあげた、薄物紋紗の反物を3色揃えました。

オリエンタルな柄のアラベスク模様を地紋にして織った、丹後紋紗の着尺(反物)です。

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色は黒(墨黒)、紫、紺(ブルー濃淡)の3色です。(上の画像は黒で、下は紫です)

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もう1色は紺とブルーの濃淡色です

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ご覧のように、グランド(無地の部分)は透けて、模様の部分が浮かび上がる感じです。

着物の上に羽織るので、透け感の中に着物が見えて、素敵な着こなしをお楽しみ頂けます。

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全て先染の糸で織った先染紋紗です。

■ 先染紋紗:織の薄物着尺「塵除け&単衣の羽織用」 ≪アラベスク模様:黒≫

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■ 先染紋紗:織の薄物着尺「塵除け&単衣の羽織用」 ≪アラベスク模様:紫≫

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■ 先染紋紗:織の薄物着尺「塵除け&単衣の羽織用」 ≪アラベスク模様:紺&ブルー≫

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今ではこの透け感をオシャレとして着こなして、和服のファッションアイテムになっている薄物コート羽織ですが、用途も豊富です。

まず、使用期間は4月中旬の暖かい陽気な季節から10月中旬の残暑厳しい秋の時期まで通して使えるので、7カ月間使えることになるので、1着だけでなく何着も欲しくなるアイテムです。

丈の長い道中着衿のコートにして、スリーシーズン対応の塵除けコートに誂えたり、同じく普通よりもチョット長めの羽織(長羽織り)にしたり、自分に合わせた用途で誂えて頂ければと思います。

着物通販サイト京都wabitasでは、このように薄物素材の羽織モノ用正絹着尺(反物)を他にも沢山取り扱っています。

既製品もいいですが、やっぱり自分サイズで誂えて頂いた方が素敵なので、今シーズンも沢山揃えていきたいと思います。

また、ご紹介している品も含めた全品を京都のショールームでもご覧頂くことができます。現品を直に見てみたいという方は、気軽にご予約下さい。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

仕立て上がり和装コート:Yahoo!ショッピングからのお知らせ

14時13分

着物通販サイトのYahoo!ショッピング店にて、仕立て上がりのレースコートの販売を開始いたしました。

仕立て上がり品ですので、すぐにご着用いただけます。

 

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透け感のあるレースが上品なデザインの道中着です。

春先・秋口のコートや塵除けとして・夏場の冷房の対策として等、3シーズン様々な場面で活躍する1枚です。

 

 

藤ピンク

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ベージュ

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ワインレッド

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薔薇デザインのレースで、同じ素材のコート紐も付いています。

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また、紗織生地の羽織も販売開始しております。

紗織の長羽織 【こちらは完売いたしました】

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流水のような模様を縦に流れるようなデザインで織られた生地の羽織です。

同素材の羽織紐が付いておりますがこちらは取り外しできるので、お手持ちの羽織紐とのコーディネートも楽しめます。

 

本日紹介した商品はYahoo!ショッピングのみでの取り扱いとなります。

他にも様々な商品をご用意しておりますので、京都wabitasをご利用の際は是非Yahoo!ショッピング店もご覧ください。

 

着物通販サイト京都wabitas 

2点の「訳あり」小紋

2021年1月22日 17時11分

着物通販サイト京都wabitasのカジュアル小紋コーナーと、ぼかし染小紋コーナーに、それぞれ1点ずつ上質な正絹小紋が「訳あり」ということで大変お値打ちな設定で出させて頂いております。

まずはカジュアル小紋コーナーの本場縞大島を染めた価値ある「訳あり」小紋です。

■ 本場縞大島小紋:反物 ≪「少々難ありB反品」≫風に舞う花びら

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つるんとした平織りで着心地いいというのが大島の特徴です。

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本品は鹿児島県にある機で織られた自動織機の縞大島地です。細かな格子を平織りで織っている大島の染下生地です。

少々難ありのB反ということなので、どういう難があるかというと下の画像をご覧ください。

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平織りの生地にはよくある横の糸抜けのような織筋難が途中にあるためB反となりました。

お届け時には難のある所にマークを付けておきますので、お仕立てされ際に裁ち合わせして隠して頂くと、B反では無くなりますよ。

縞大島の反物は軽くて着心地いい素材なので、カジュアルな着物をお探しの方におすすめです。

もう1点の訳あり小紋は、コートや羽織向きのボカシ染小紋で、柔らかモノ小紋になります。

■ ぼかし染め正絹小紋反物「訳あり処分お値打ち品」 ≪丹後紋意匠道長ぼかし「羽織モノにおすすめ」≫ 

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ご覧のようにストライプの地紋を織った丹後の紋意匠ちりめんを染めたぼかし友禅小紋です。この小紋に下の画像を見て頂いて分かるように生地の織組織が動いてスリップしたように少し目裂けしているような難が2か所あります。

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「2か所もキズがあるの」と不安がられるかもしれませが、ご心配いりません。次の画像を見て頂いて分かるように、キズがある部分は生地の端からすぐの所に2か所ともあるので、仕立てにはそんなに問題なくできます。

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特にこのようなボカシ染はコートや羽織向きなので、羽織にされるのであれば問題の箇所ごと切ってしまっても仕立ては十分できます。

なので、本品のような訳あり特価の商品は大変お値打ちだと思って頂けます。

長着に仕立てるにしても、裁ち合わせで下前に持っていくなど工夫すれば、普通に仕立てられます。

今回ご紹介させて頂きました商品は現品1点づつしか無く追加品などはありません。

売り切れと同時に終了となりますので、お値打ちな今をお見逃しなく。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

羽裏(肩裏)

2020年9月29日 10時55分

9月末になって、気候は完全に秋らしくなってきました。朝晩に関しては上着が必要ですが、昼間など日中はまだクーラーがいるくらい温かさがのこっています。10月の衣更え目前ですが、丁度いい気候になっています。今年の冬の予想は寒くなりそうということなので、例年以上に羽織モノが必要アイテムになると思います。

着物通販をしている京都wabitasでは、既に袷用のコート(道中着や道行衿)や、羽織用に素敵な正絹反物を揃えています。

おしゃれ羽織や道中着コートなら、正絹カジュアル小紋が素敵です。

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その他、おしゃれ小紋が多数ございます。

そして、道行コートなら無地感小紋、色無地、ボカシ染小紋、お召しなどがおすすめです。

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でも最近は和服もカジュアル化が進んでいるので、どの反物でも羽織にお勧めですし、道中着や道行なども同じです。

京都wabitasでは、これら表物になる正絹反物に加え、裏地の品揃えもしています。羽織用におしゃれな柄物の羽裏や、コートの裏として合わせやすいボカシ染タイプなど、様々な羽裏を全て正絹素材でご用意しております。

【京都wabitas羽裏コーナー】

可愛い小紋柄の羽裏(肩裏)

唐辛子の正絹羽裏(肩裏地)
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手毬の正絹羽裏(肩裏地)
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千鳥の正絹羽裏(肩裏地)
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水玉の正絹羽裏(肩裏地)
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リーフ模様の正絹羽裏(肩裏地)
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ヨロケ流水の正絹羽裏(肩裏地)
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猫が散りばめられた正絹羽裏(肩裏地)
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唐草模様の正絹羽裏(肩裏地)
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ムジナ菊の正絹羽裏(肩裏地)
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コートに合わせやすいぼかしタイプ

絣格子の正絹羽裏(肩裏地)
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重ね格子の正絹羽裏(肩裏地)
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シケ引き友禅の正絹羽裏(肩裏地)
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そして、更に個性美溢れる素敵な友禅の羽裏

楽器(岡重)柄の正絹羽裏(肩裏地)

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ピエロの正絹羽裏(肩裏地)
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乱菊などアンティーク模様の正絹羽裏(肩裏地)
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世界紀行の正絹羽裏(肩裏地)
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夢二 枝梅の正絹羽裏(肩裏地)
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ダイヤにハートの正絹羽裏(肩裏地)
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大きな水玉模様の正絹羽裏(肩裏地)
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これだけでなく、サイトには他にも沢山の羽裏を揃えています。

裏にもこだわりを持った羽織モノのコーディネートを推奨いたします。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

小千谷紬の訳あり品:着物~羽織

2020年9月18日 15時54分

着物通販の京都ワビタスは半期の決算を10月に迎えます。10月には完全予約制によるキモノ決算ファミリーセールを開催します。

ファミリーセールに来れない方々のために、サイトで決算月ならでの価値ある商品をご用意していきす。

例えば、これからご紹介する紬の高級サンプル生地で創った染物もそうです。

格子を織った高級小千谷の白紬の反物がサンプル品として残されていたのですが、

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それを引き取って染に出して出来上がってきたものを、サンプル特価品としてご用意させて頂きました。

出来上がってきたのがこの2点です。

■ 小千谷紬の正絹染着尺:決算品≪格子織の紬に墨紫染≫

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紬らしさが滲み出ていてレトロ感溢れるシックな紬の染着尺(反物)になりました。

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「シックにカジュアル」そんな言葉がピッタリ当てはまる、おしゃれな紬着尺です。

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【サンプルの生地】

サンプルの生地といっても、サンプル用に織ったわけではなく、最初は複数反織って商品化された生地です。追加でご注文が取れるように生地屋さんや機屋さんが現反を1反サンプルとして残されている生地です。

本品は特別にそのサンプル用で残されていた生地を譲って頂いたもので、凄く価値のある品といえます。

色はもう1色あります。

■ 小千谷紬の正絹染着尺 ≪格子織の紬に紫染≫

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渋くて深みある紫色のオシャレな染め上がりです。

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滑りも良くてシャリ感があり丈夫な生地質で、カジュアル派の方、特に紬が好きという方に是非着ていただきたい、上質の生地質です。

次の1品は、もの凄く希少な紬のサンプル生地を、同じように誂えて染めた創作逸品物です。

■ 小千谷紬の正絹染着尺【サンプル生地使用】 ≪野蚕紬に重ね引き染≫

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染める前の生地だけでも凄くレトロな感じの「これぞ紬」そんな生地を、同じようにシックな色に染めてみました。

機屋さんが既に活動されてませんので、詳しい糸使いなど分からないのですが、見る限り特殊な糸が使われていると思われます。天蚕糸・野蚕糸・赤城糸等々紬の産地ならではの特殊な糸が使われている究極といえる紬の生地です。

そんな紬を染めて出来た反物は、素晴らしい作品になりました。

■ 小千谷紬の正絹染着尺【サンプル特価】 ≪野蚕紬に重ね引き染≫

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荒々しいカジュアルな生地を、シックな色に染めた素晴らしい反物です。

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貴重なサンプルの生地を使ってるので、凄くリーズナブルでお求めやすくなっています。

袷や単衣向きな紬はこの3点ですが、夏の長着(キモノ)や羽織ものにも使える薄物の生地も、高級小千谷紬のサンプル生地にありました。

■ 小千谷紬の薄物染着尺【サンプル使用】 ≪薄物紬地に引き染ぼかし≫

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紬の丈夫なオーガンジーという感じの高級素材がサンプル白生地の中から見つけて、同様に譲ってもらいました。それも新たに染めてみたのですがどうでしょう、素敵な染物が出来上がりました。

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サンプルの生地でしたので、中には横段に見える箇所もあります。これも、ならではです。

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おススメは塵除けコートや羽織ですが、夏仕様の着物にもできる、凄く丈夫な生地なので長着にもOKです。

もう1点も同様です。

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■ 小千谷紬の薄物染着尺【サンプル特価】 ≪簾(すだれ)織:墨黒≫

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簾のように隙間ある横段に織られた高級紬地です。少し生地がレトロな生成りになっていたので、黒に近いシックな墨黒に染めてみました。

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どれの生地もそうですが、小千谷の大新織物さんが織った紬地は、質感が他の紬地と違い凄くいいです。

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透け感がオシャレな羽織になること間違いなしの、サンプル生地を使った価値ある創作逸品物です。

今回ご紹介させて頂きました5点は、全て1点モノで同じモノは無い貴重な品なのです。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

男の粋な羽織用小千谷紬薄物着尺:新商品

2020年3月26日 8時40分

男物夏コーナーより、この度新しく高級紬で創った羽織用薄物着尺が出来上がりました。

■ 特選小千谷紬の薄物男着尺 ≪ギンガムチェック:黒≫

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カジュアルに拘った、紬の逸品を男性用の羽織や夏着物用として誂えて織って頂きました。

小千谷織物の手紡糸を活かして、糸にも拘りを持っており、経糸緯糸共に壁糸や駒糸、紬糸など数種類を絡ませ、カジュアルで独特な風合いに織ってます。

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そんな生地を、京都の無地染工房に持ち込み、黒の染料に浸け込み、黒無地に染め上げました。

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太めの格子に織ってあるのですが、糸質によっては、濃く荒く浮かびがって見える部分と、薄くシルエットのように浮かび上る所が重なり、ギンガムチェックのような仕上がりになってます。

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シックな黒と透け感が上手くコラボして、最高に粋な反物を創り上げることができました。

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主に羽織物としてがおすすめで、4月中頃から梅雨や初夏~盛夏~秋にかけて、スリーシーズン対応の長期間でお使い頂くことができます。

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着尺用に織ってあるので、長さは12.5m以上で着物としても誂えて頂くことができます。

男物として数の少ない薄物着尺に、今年新しく創作させていただいた逸品です。

粋な羽織物としておすすめです。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

 

煌めく紋紗:薄物コート羽織用の染着尺に新色

2020年2月21日 17時37分

暖冬のため2020年は、春が早めに訪れそうです。

着物通販の京都wabitasでは、単衣着物用の品揃えを年々増やしていますし、着物だけでなく羽織モノにも力を入れて取り組んでいます。

後染の反物を中心に、先染の織物など品揃えを男物までしています。

3月を前に薄物コート地着尺を増やしています。

紋紗の生地にラメを入れて織った生地を、シックな色に染め上げた人気の色無地です。

■ 特選煌めく正絹紋紗 ≪チャコール無地に金≫

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さざ波模様の紋紗に、煌めく金のラメ糸を織り込んだ白生地を、シックな色に無地染してあります。シックに煌めいておしゃれな羽織になります。

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下に着る着物の色によって、透けて見える色目が変わり、魅力的な羽織コートになります。

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もう1色は継続中の色です。

■ 特選煌めく正絹紋紗 ≪墨グレー無地に金≫

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透け感のオシャレが最大の特徴でもある品です。

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新色を加えたことで2色になったこの品は、透け感と煌めく糸がうまく絡み合い透明感ある幻想的なオシャレを楽しめる逸品です。

3月から羽織ることも許されている現代では、外出時に必需なアイテムとなっております。

京都wabitasの薄物コート羽織ページを要チェックです。

単衣着物の通販サイト京都wabitas(ワビタス)

新商品:薄物羽織染着尺「駒紗の籠注染」マジョリカ模様「男の羽織にも」

2019年4月18日 13時17分

5月~10月に紳士物・婦人物どちらでも羽織ることができる薄物羽織用染着尺の新商品のご紹介です。

まず薄物素材の生地ですが、最上級品の五泉で織った高級駒紗を使っています。

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京都wabitasでは男性のユーザーが多いことから、生地幅41cm以上のキングサイズ幅にしてます。五泉の駒紗は質感が凄く良く他産地の生地とは比較にならない程です。

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この生地を使って染めるのですが、見て頂いて分かるように隙間だらけの生地は、風通しがいいという点ではありがたいのですが、染める側からすると凄く厄介な生地なんです。

型友禅や手描き友禅などの技法では、下に染料が落ちてしまい染めるのが大変なのと、生地幅が42cmあるのでピッタリはまる型がありません。

なのでこの生地を使って染色するには無地染などの浸け染技法に限定されてしまいます。

それでは色無地限定ということになってしまいます。

そこで京都中の染屋さんで、この生地に対応できる染技法がないか探しに探し二つの友禅染が見つかりました。

その一つは墨流し友禅です。

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これは昨年2018年に出して凄く評判が良く売れました。モチロン今でもショールームでは継続して扱っています。

墨流しだけでは寂しいので、今年に探し当てたのが今回ご紹介する籠注染マジョリカ友禅染です。

どんな感じかというと次の画像を見て下さい。

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なんとも幻想的な色使いで、マジョリカ風にオシャレな色彩の友禅染です。

■ 男物駒紗薄物羽織地 ≪マジョリカ籠注染≫【男の着物:夏物コーナーから】

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生地は透け透けで薄いため、普通に写真を撮っても模様が映らないため、長方形の黒の紙をバックに入れて撮影しています。

荒々しい模様にシックな色とカラフルな色が混ざり合っている幻想的な友禅染です。

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羽織の下になる着物が黒っぽい色なら、マジョリカ模様がハッキリと浮かび上がりますが、薄い色で特に白やクリームなど発色の鮮やかな色の着物が下になると、模様は薄っすらと透明感あるように映ります。

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この幻想的な京友禅技法は昔から「籠ローケツ」と呼ばれてきました。

ローケツというので、「ローケツ染なの?」と疑問が浮かぶと思いますが、ローケツ染ではなくローケツ染をしたような仕上がりという意味から、「籠ローケツ」と業者間では愛称のような感じで言われています。

では、「籠」という名前はどういうことなの?という疑問も湧きます。

それをこれから染技法を含めて工程を見ながらご紹介させて頂きます。

まず最初にこの染色技法ができるのは、京都で一人だけ、イヤ全国で一人だけしかおられないようです。

名前は伏せさせて頂きますが、御年90歳を超えて今も尚染色を続けて頂いてる絞り染の伝統工芸士さんです。

その伝統工芸士から生まれる染技法は主に注染です。

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注染でどのようにすれば、あの見事な模様が出来上がるのか、ご覧下さい。

この染色は全てこの伝統工芸士さんの一貫作業です。

まずは白生地の糊抜きから

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次に色創りです。絞り染職人さんの染色はボイラーで沸かすお湯ではなく、昔ながらの釜炊きしたお湯を使います。

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でないと、注染の良い仕上がりが出来ないそうです。このお湯を染料の入った桶に注ぎます。

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こうして染料にお湯を注いで色が出来上がりますが、

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絞り染同様に籠ローケツも酸性染料を使いますので、お酢を加えます。

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このように1色の染料が完成します。この染料を生地に注染するのですが、注染する前の生地の準備が大変で、職人でないとできません。

その技法がこちらです。

既に一度染料を注いで染まった状態からの写真撮影になりましたので、色付きの生地でご覧下さい。

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ご覧のように長方形の板のような1mくらいの型に、13mある生地を細かく指で絞るように畳んで詰めていきます。

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この時の指の動きが凄いんです。親指を除いた4本の指がバラバラに動いて、1本1本の指がそれぞれ別の生き物のように動いているのが分かりました。このバラバラの動きにより詰められていく生地が、ゆらゆらと波がうねるようになります。

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実際この時に私も体験させて頂いたのですが、私のような素人がやると波のようなうねりができず、真っすぐ均等に近い横筋の状態になってしまいます。

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出来上がった状態がこんな感じです。

↓  ↓  ↓  ↓

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この畳んだ状態の生地に、先ほど作った染料を特性如雨露のような柄杓で何度も何度も注いでいきます。

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注染したら水洗容器に入れます。

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余分な灰汁などを洗い流すと共に、色を定着させます。

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出来上がったのが下の写真で、つまんだシワと共に色が付いて模様を出します。

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この工程を色数分繰りかえして完成となります。2色なら2回、3色なら3回、4色なら4回ということです。

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殆どが3回~4回(3色~4色)の工程と思います。

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出来上りがこのようなマジョリカ模様に色々な色が入って仕上がるのは、職人さんの指の動きから生まれるんです。

この染は1回1回仕上がりが異なり、同じモノは出来上がりません。

なので、1反1反がそれぞれ誂えというか、この世に1点しかない反物になります。

それともう一つの疑問「籠」という名が付くのは何故ということですが、その答えはこちらです。

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先程生地を詰めていた型は、実は長方形の籠になっているんです。

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籠でないと何度も注がれる染料が下に流れずムラになるか無地染になるのですが、底に溜まらず下に流れていくので、各色がそれぞれ色んな見え方で残って、この幻想的な仕上がりになります。

この籠ロウケツ(実際は籠注染)は、昔は長襦袢の下地などに使われていましたが、この技法を今回は夏場にも羽織れる薄物羽織用に使ってみました。

癖が強い染ではありますが、透け感が強い生地なので、凄く透明感ある染め上がりになっています。

写真画像ではこの染め上がりの良さがなかなか写し出せませんが、実物はすっごくオシャレで癖なく着こなせます。

実物の現品を見てみたいという方は、ご購入頂くかショールームへお越し頂ければ現品を実際に触ってご覧頂くことが出来ます。

男性用の羽織や、女性の薄物コートや羽織として素敵な創作逸品物です。

本品は希少な商品になります。未来永劫に継続していきたいのですが、ご紹介した御年90歳を超える伝統工芸士さんが活動を終えられましたら、後継者もおられませんので生産不可能となります。

魅力溢れる素晴らしい染の薄物着尺を羽織用に如何でしょうか。

(本品は男の着物:夏物コーナーでご覧頂けます)

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

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