七緒vol.68の「映画の着物」研究で赤の長襦袢が掲載
2021年12月14日 17時34分今月(2021年12月)人気の着物季刊誌「七緒」winter2021が発売されました。
毎回その季節に応じてなど様々な特集を組まれるのですが、今回の特集は「映画の着物」研究ですが、読まれた方も多いと思います。
最初は行田の足袋工場のご紹介があり、次いで特集ページになります。
特集
おしゃれのヒント、あります
着物というメガネをかけて映画を観たら。
八掛というマフラーの色合わせにハッとしたり、衿を正すさりげない仕草にしびれて
胸の中は黄色い声の雨あられ。
モノクロ映画や、あの超大作の舞台裏秘話まで「映画の着物」の世界へようこそ。
名画の着こなしを読み解き
役柄に滲む女優のスタイルを考察すれば
映画って、着物って、本当に面白いものですね。(七緒)
という内容で特集が始まります。
名画のシーンをイメージして
スタイリスト秋月洋子さんのスタイリングコーディネートが冴えわたります。
次は山下悠さんのスタイリング
次には【映画×漫画家】、【映画×テキストレーター】、【映画×活動弁士】
【映画×着物研究家】、【映画×女優、モデル】に分けて「さすが七緒」という感じに
映画を交えながら着物を関連付けて特集されています。
【映画×漫画家】では ↓ ↓ ↓ 夢二が・・・・
私のぞっこん映画の着物上映会では、「夢二」の世界が取り上げられてます。
大正ロマンの象徴でもある竹久夢二の魅力溢れます。
下のページですが、向かって左は【着物×女優、モデル】
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
ここの最後に「鬼龍院花子の生涯」を紹介されています。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
歌らしい粋な縞の着物。真っ赤なじゅばんが顔を出す。という説明とおりに
秋月洋子さんがスタイリングされていますが、
この赤の長襦袢は、京都wabitasが衣装提供した紅のウロコ長襦袢なんです。
昔も今も人気の途切れない定番の「これぞ粋でお洒落な長襦袢」といえる素敵な商品です。
小紋にも紬にも、大島の下に紅の色が引き立つ魅力溢れる長襦袢です。
これら特集ページを含め、今回発売の七緒も面白い内容になっていますので、まだ観られてない方は、書店へ急いでください。
着物と映画を絡めるなんて、やっぱり七緒さんの視点は素晴らしいと思います。
秋月洋子さん、ありがとうございました。