御所解文様のプレミアムな「よそゆき小紋」
2014年1月29日 9時29分着物の区分けで小紋は通常普段着に該当しますが、現在は柄によって「よそゆき小紋」と「おしゃれ小紋」それと「カジュアル小紋」に分かれます。
「よそゆき小紋」は友人の結婚披露宴や二次会などのおめでたいパーティーなどにも着ていけるセミフォーマル(略礼装)な着物として着こなせる小紋です。
種類としては鮫や行儀などの極小文様の江戸小紋や格調ある文様をあしらった飛び柄や総柄の小紋などです。
飛び柄や総柄のよそゆき小紋の定義として、柄は「古典文様であること」です。礼装の帯をあわせれば略礼装着物としてコーディネートが完成します。
(この着こなしはあくまで現代のルールのようなもので、本来小紋は普段着ですので、結婚式でも親族に近い立場には避けた方がいいです)
古典柄では御所解文様や吉祥文様の宝尽くし文様などが主に取り上げられます。
訪問着や帯などにはよく目にしますが、最近は小紋では意外とあるようで無い文様です。
あっても一般の方々では手が出せないような高額品しかなく、欲しいと思っている方が多いのですがリーズナブルで良い素材がありませんでした。
正絹の小紋を専門に扱う着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)では、高級素材の格調ある京友禅小紋を少しでも多くの着物ユーザーの方を増やし広めていきたくて積極的に産地や染屋さんに行き商品創りをしています。
今回ご紹介する古典柄のよそゆき小紋も、その一つです。
柄は御所解文様で生地はシボのある最高級浜古代ちりめんを使い総柄で染め上げた高級小紋です。
■?特選よそゆき小紋お誂えプレミアム京友禅?≪高級浜古代:御所解模様:黒地≫
如何でしょう、古典文様の御所解柄は、やっぱり着物らしくて素敵な柄です。
柄の中に四季の流れなど古典のストーリーが詰まっている文様です。
黒地のシックな地色に彩(いろどり)が鮮やかで、とてもおしゃれな染め上がりで出来上がりました。
紅葉に菊や松竹梅など吉祥文様を絡め日本の四季を熟練の染職人の巧みな技術により素晴らしい小紋を創ることができました。
色はもう1色あります
華やかな色使いの黒地に比べ対照的な色で、地色は生成りのような淡い上品な色の染め上がりです。
■?特選よそゆき小紋お誂えプレミアム京友禅?≪高級浜古代:御所解模様 薄地に青≫
薄い色合いに青の色を濃淡で、なんとも素敵な染め上がりになりました。
淡い色に合わせる色の組み合わせは難しいのですが、上品な色合いで見事に染めていただけました。
素材の浜古代ちりめんは一等級ブランドの銀河を使用しています。
シボがあり着心地も良く生地自体も格のある素材です。
帯次第で改まった装いにも使える古典柄の「よそゆき小紋」は着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)の小紋コーナーからご覧戴くことができます。
(サイト上から無くなりましたら、品物無しということになります、ご了承願います)