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男着物展を東京で9月開催のお知らせ

2024年7月16日 9時58分

男性着物ユーザーの皆様へ、東京で男着物展開催とお申込み開始のお知らせです。

京都wabitas\POPUPイベント/きものフェスタin表参道「男着物展」決算セール開催

【開催日時】9月20日(金)・21日(土)・22日(日)

【会場】東京都南青山(表参道)のレンタルスペース

(上記開催時間ですが、現時点ではあくまで予定となり、時間の変更があるかもしれません)

昨年初めて開催して、沢山のお客様にご来店いただいて、大好評だった男物だけの展示会です。

今回も昨年同様に9月に開催することが決定しました。

開催に向けて、品物はモチロン、いろいろなサービスも含めて準備していきたいと思います。

御召、紬を中心に正絹男着尺や、袴地に角帯や小物類に、羽織裏など裏地類まで、1フロア全て男性用の商品を展示販売いたします。

この展示会限りの決算セール価格で、各品々をご用意すると共に、日時は未定でも「事前に行く」という感じのご予約をいただいた方には、当日限定のお得なクーポン券を用意させていただきます。

商品代金や仕立て代金などが割引になる、大変価値あるお値打ちクーポンです。

秋に向けて、着物や羽織に袴などを誂えるご予定のある方は、是非この機会をご利用ください。

主な商品内容はこの後にご紹介させて頂きますが、お申込み方法は下記の通りです。

【お申込み方法】

ご予約のお申込みは、京都wabitasウェブサイトのお問い合わせフォームから、「9月の男着物展に入場希望」と入力いただくだけで、簡単です。その際には、お名前はモチロン、案内状の送り先住所、メールアドレスも入力ください。

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【お問合せフォーム】をクリック

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氏名・ご住所・メールアドレスなど記入して、お問合せ項目《ご来店予約について》を選択して、お問合せ内容の枠に「9月の男物展入場希望」という風に簡単に記入して頂き、≪確認≫をクリックすると内容の確認ページが開きます。 

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内容を確認して間違いなければ、《送信》をクリックして完了です。

沢山のお申込みを、お待ち申し上げます。

【主な商品内容】

《着尺:お召・紬・染物》

キングサイズの織物着尺

白たかお召

万筋や鮫小紋を織ったお召(五百機小紋)

西陣鳥居良謹製お召(茶㐂及び蓬莱)

・かすみ御召をはじめ、丹後お召など、男物お召着尺がいろいろございます

かすみ御召

丹後紋お召

・長岡正幸謹製の長井綾織り

・牛首紬:加藤手織り紬

・米沢むすび織髭紬

※キングサイズの染物着尺

・新しく作っている新作の天目染や、風神雷神など刺繍の男着尺など

天目染

刺繍

羽織に粋な絞り染の男着尺

※ハンパ物処分アウトレットコーナー(B反品ではありません)

・紬を中心に在庫でハンパになっている着尺など掘り出し物をいっぱい揃えた、お値打ち品コーナーも設けます。

【袴】

※正絹袴地

袴は正絹なら仕舞平や西陣織仙台平に、無地袴など高級品を揃え、A反はモチロン、お値打ちな訳ありB反品まで全て仕立て込価格になっています。

※栄時袴

ズボンのように誰でも簡単に履ける「栄時袴」は既製品のLサイズとLLサイズがございます。

栄時袴用の上衣(栄時着物)や羽織(栄時羽織)もご覧頂けます。

栄時袴、上衣、羽織、半衿Tシャツを揃えれば、初心者の方など誰でも簡単に一人で着装ができるので、格好いい和服姿になれるので、持っていると凄く重宝します。

その他、角帯、裏地、長襦袢、羽織紐、草履などもございます。

【角帯】

角帯は正絹~綿の首里花織まで、シンプルで粋なモノがございます。

【長襦袢・羽織裏】

(画像の柄は現状の在庫を写してあり、当日は多少柄が異なることがあるかもしれません)

長襦袢は岡重友禅など粋なものまであり、羽織裏は手描き額裏など逸品モノもご用意しています。

【羽織紐】

組紐タイプや天然石のタイプなど、シンプルなモノ~個性的なモノまで、手づくりに拘った品を揃えます。

会場となるフロア全て男物が並ぶ、正に男性のために年一回開催する展示会です。

決算セールなので、全てがお値打ちで、クーポンも使用すると、更にお値打ちにお買い物ができますし、仕立てもすれば、高級男着物が超格安で誂えることができます。

京都wabitasのPOPUPイベントきものフェスタin表参道「男着物展」に、是非お越し下さい。

宜しくお願いいたします。

男の着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

京町家で着物ファミリセールin祇園祭

2024年7月4日 10時36分

京都で着物ファミリセール開催と入場受付ご案内のお知らせです。

【主催者】

京都市内にある染物製造卸メーカー

【開催日程】

7月15日(月祝) 10時~17時<最終受付:16時半>
7月16日(火)  10時~16時<最終受付:15時半>(祇園祭宵山)

【メイン会場】

祇園祭八幡山の町内にある京町家:祥雲邸

八幡山は後祭りの町内なので、開催期間中は人通りは少ないです。

(鷹山のすぐ近くです)

※15日・16日は17時~烏丸通や四条通などは歩行者天国になります

【サブ会場】

町家の奥にある京都wabitasショールーム【蔵】

【主な商品内容】

《メーカーのオリジナル品》

正絹小紋、お召、雨コート、麻着尺、長襦袢、帯、裏地、その他

《京都wabitasショールームの品々》

蔵の1F(女性物)

紬、染紬、牛首紬、白鷹お召、置賜紬、なごや帯、半幅帯、兵児帯、麻着物、薄物羽織

蔵の2F(男性物)

御召、紬、B反着尺、麻着物、薄物陣羽織、袴、角帯

祇園祭の京都で開催する、毎年恒例のファミリセールです。

今年は会場となる京町家が建築して10周年になるということなので、10周年企画もご用意されているようです。

【お申込みについて】

このファミリーセールには、社員、従来の顧客の方以外に、新規の方で「見てみたい」と言い方がおられたら、ご覧いただくことができます。

見てみたいという方は、京都wabitas(ワビタス)で受付いたします。

お申込み方法は、京都wabitasウェブサイトのお問い合わせフォームから、住所氏名、メールアドレスなど入力いただき、お問合せ項目「来店予約について」を選択し、お問合せ内容欄に「祇園祭ファミリーセール入場希望」と入力して、お申込みいただくだけで、簡単にできます。

※7/13・7/14・7/15・7/16は電話対応不可

お申込みいただきましたら、後日郵送で案内状及び入場券をお送りします。

予約制ではありませんので、「申し込んだら絶対に行かないとダメ」ということはありません。

それに、「入場したら買うまで帰れない」ということもありません。見るだけでも大丈夫な、気楽な雰囲気なので、気軽にお越しいただけます。

【お支払い・決済について】

買いたい商品がありましたら、その場で購入も可能です。

お支払いは、現金、各種クレジットカード決済、QRコード決済が可能です。

キモノ製造メーカーのファミリセールなので、当然ですが各商品が凄くお求めやすくなっています。

反物だけの購入はモチロン、ご希望でしたら仕立ても承ります。

夏物~秋冬物まで新品の素敵な反物が多数揃って、展示しています。

一人でお越しになるのが不安な方は、ご友人・知人の方とご一緒でもOKですし、最近では着付けの先生やお茶会の先生とご一緒にお越しいただくことも増えています。

相談しながら、着用シーンや自分に合う着物を誂えるのに、凄く安心ですよね。

【着物アドバイザー】

この2日間は、いろんなことを教えていただける着物アドバイザーの先生も1人入られます。

お茶会の着物、結婚式の着物、パーティー着物、普段着キモノ、旅行に着る着物、自分の顔や肌の色に合う着物など、いろいろアドバイスしていただけます。

よく催事にいる売り子さんとは違い、凄く親切丁寧にアドバイスしていただけますので、よかったらご相談ください。

当日2日間共に祇園祭のクライマックスなので、京都には沢山の人が来られて、観光で歩いておられます。

祇園祭を見て、お疲れの際には涼しい町家にお立ち寄りいただいて、着物(反物)や帯を見て、また祇園祭を見に行くという楽しみ方もあります。

暑い京都の祇園祭を、楽しんでいただけるのに、お役に立てればと思います。

是非、このファミリーセールに祇園祭共々お越しいただきたくご案内をお知らせいたしました。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

決算セール第2弾、紬・小紋展【10/13~東京開催】のお知らせ

2023年9月26日 15時21分

着物通販サイト京都wabitasは、9月に決算セール第一弾「男着物展」を、東京で開催しました。

第二弾の決算セールも東京で開催します。今度は女性の商品だけで、紬や小紋に帯を決算お値打ち価格にして販売します。下記に主な内容など説明と共に商品を紹介させて頂きます。

その前に、大盛況だった9月の男着物について、少し振り返りをして10月のご案内に移らせて頂きます。

【9月に開催した男着物展の振り返り】

初日から最終日まで沢山のご来場があり、大盛況で終えることができました。ご来場いただいたお客様からは、「次回の開催はいつですか?」というようなご質問があったりして、盛況な催事となりました。

男性モノ商品だけでこれだけ沢山の商品を見れることが無いので、来られた方の殆どが興味を持って品物を見比べて、吟味した中でご要望に合う品を購入して頂けました。

着尺では左志め織物の五百機小紋のお召や、長井綾織の新作にオリジナル染着尺など、ワビタスの創作品が好評でした。

決算セールということもあり、事前予約頂いた方にお配りした割引クーポンも、購入された方にとっては嬉しいサービスだったようです。(決算セール男着物展は、京都でもする予定です)

その他、クーポン券にプラスして、来られた方だけにしか分からない嬉しいサービスもあり、購入された方には喜んで頂けました。

そんな大好評だった決算セールの第二弾になる催事を、10月13日~10月15日に、女性モノだけの【紬・小紋展】と題して、再び東京の会場で開催します

関東在住の着物好きの皆様、是非この【紬・小紋展】へお越しください。

第二弾決算セール【紬・小紋展】開催

《日程》10/13(金)~10/15(日)

10月13日(金)15時オープン~18時閉店

10月14日(土)11時開店~18時閉店

10月15日(日)10時開店~14時閉店

《会場》東京都南青山(表参道)にあるレンタルスペース

表参道の交差点から歩いてすぐの所にある、レンタルスペースが会場です。

【お申込み方法】

お申込み方法は、男着物展と同じで簡単にできます。

京都wabitasウェブサイトの【お問い合わせフォーム】から、住所・氏名など記入して、お問い合わせ項目のご来店予約についてを選び⇒お問い合わせ内容の欄に「東京の紬・小紋展に行きたい」と書き込むだけです。

電話、メールでも受付可能です

TEL075-342-2088(平日9時~17時)※10/14・10/15は会場にいるため電話対応不可

10/14・10/15の期間中の連絡先は下記↓にお願いいたします
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
LINE(※チャット対応のみ:通常は平日9時~17時)
ウェブサイトのお問い合わせフォーム

お申込み完了後、詳しい通知をメールで差し上げます。

後日案内状及び入場券と、事前予約特典として、この期間のみ有効となるお得なクーポン券も同封してお送りします。

予約といっても、何日の何時ということではなく、「期間中の何れかで行く」というような内容で結構です。

それでは、主な商品ラインナップをご紹介させて頂きます。

紬・綾織

ワビタスの定番は何と言っても、長井綾織りや米流絣の紬など山形県長井の長岡織物さんで織って頂いた反物です。

長岡織物さんで織る綾織り着尺は、見た目と質感は黄八丈と間違えそうなくらいハイクオリティなのに、価格が商品のクオリティの割に凄くリーズナブルです。それにあま撚りの糸で織ってあるので通気性が良く、温暖化の日本においては、着心地が黄八丈よりもいいのではないかと、私は常に思っています。

市松格子、グラデーション、まるまなこのタイプを持っていきますが、まるまなこの紬は新色が織り上がる予定になっています。

長井綾織紬 まるまなこ

グラデーションのタイプは、定番打ち切りを予定しているため、当日は決算特価が付きます。

長井綾織グラデーション

その他、市松や縞などシックで素敵なタイプもお持ちします。

(当日までに売れてしまったらお持ちできません、予めご了承下さい)

そして、只今ワビタスの紬コーナーのメイン商品が、絣の伝統工芸士:長岡正幸氏謹製の米流絣の小絣紬です。

本場沖縄の琉球絣よりも細かく絣が入った、高級紬になります。

この紬展用に2年間も織り貯めて、現在は6タイプが揃い当日ご覧頂くことができます。

長岡正幸謹製米流絣の紬:茶(このタイプで藍色も織り上がりました)

他のタイプ全てサイトに出ている品をお持ちします。

写真で見るより現品はレトロでおしゃれな高級感漂う素晴らしい高級紬の織物着尺です。

置賜紬といえば、なんといっても白鷹お召です。

欲しい人は凄く多いと聞いておりますが、生産が少なく持ってるのが貴重な逸品になっております。

京都wabitasでは、小松織物工房さんが織る板締め手織り白たかお召を、現在8点持っております。

10月の展示会に持っていくので、是非見に来てもらえればと思います。

白たかお召板締め絣

今年の12月に超大幅値上げ要請があってからは、小売り上代も大幅に上り本場奄美大島紬などと同じように、元々が高価な商品が、さらにワンランクアップした高額品になってしまいました。

でも、京都wabitasは今回の展示会も据え置き価格でお求め頂けるようにご用意致します。

松皮菱

七宝

蚊絣(十字絣)

横段:黒(白もございます)

これだけ揃って見れるのは、いまでは貴重だそうです。全部持ち込みますので、お楽しみに。

織物では、男着物展でも大好評だった左志め織物謹製の五百機小紋お召を再び持ち込みます。

左志め織物さんの商品は着尺だけではなく、本家本元の【雨コート】の名品を新しく入荷しました。

格式高い正倉院文様を織った雨コート地を6点ご覧頂けます。

左志め織物謹製雨コート:天平錦

そして、丹後(京都)の織物では、リーズナブルな御召が入ります。

※丹後のお召着尺

ネコの可愛い小紋柄を織ったお召

その他、小紋タイプや無地感タイプなど丹後のお召はバラエティーに富んだ品をご覧頂けると思います。

ここからは紬を染色した紬の染着尺をご紹介します。

まずは小千谷の高級白紬を東京染に染めた、紬の江戸小紋です。

東京染の工房:金田染工さんで染めた粋なタイプばかりです。

小千谷紬の江戸小紋(東京染)

全て東京染による紬の江戸小紋が20点近くご覧頂けます。

紬の染物といえば、日本三大紬の一つでもある「牛首紬」も、全てお持ちします。

京都wabitasの扱う牛首紬は、全て加藤手織りつむぎ謹製の手織り牛首紬です。

無地に染めた反物が14点と、先月の男着物展で発表したローケツ染ストライプ2点です。

ローケツ染ストライプ(幅広41.8cm)

紬の染小紋は他にも友禅やぼかしタイプなど、いろいろなタイプがご覧頂けると思います。

小千谷紬の京友禅小紋

ローケツ染友禅

紬のぼかし染着尺

AB反の染紬:シケ友禅

その他、いろいろなタイプを見て頂けます

そして、今回当日発表になりますが、染の中でも最も高額な高級絵羽訪問着を紬で染めた生紬の着物(仮絵羽)を、ドーンと大処分価格でご用意致します。

生紬訪問着(絵羽着物)10枚限り大処分

ここまでは紬やお召など先染織物に、紬地を染めた高級染紬をご紹介しましたが、モチロン小紋展なので京都の柔らかモノ小紋も沢山お持ちします。羽織モノ(上物)などにもおススメできる反物もご覧頂けます。

ワビタスオリジナル小紋「和浪漫」

夢二浪漫をイメージして創作したアンティークカラーの小紋です

その他、オシャレ小紋いろいろ厳選した品を持ち込みます

モチロン人気の古典柄小紋も持っていきます

この他にも新柄の小紋も揃うことから、小紋の品揃えは凄く充実します。

「少々難あり」などの訳ありB反処分品も少しですが、お持ちします。

その他、色無地着尺(正絹)や、加賀友禅附下などワビタスのサイトの商品もございます。

着尺がある程度メインになりますが、モチロン【帯】も沢山持っていきます。

紬や小紋用に八寸の帯

京都ワビタスの帯は、米沢織など山形県置賜地方で作られた帯が多いです。

九寸の帯(下の画像は白鷹の手織九寸雪花織)

米沢織と西陣織の半幅帯

本場琉球首里花織の半幅帯(手織り)

今回仕立て上がった帯を、処分特価でお求め頂けます。

(内容は袋帯に、名古屋仕立・開き仕立てなどの、なごや帯です)

ここまではウェブサイトでお馴染みなタイプの帯でしたが

ショールームだけで限定販売している、お召の機で織った軽くて凹凸のシボがある、高級風通織の帯も数量限定で持っていく予定です。

風通織の帯(お召機の帯)

全通柄で織られた、カジュアルな帯ですが、何と言っても風通織で軽いのが特徴です。

お召機で強撚糸を使って織っているので、軽いのに丈夫で締めやすく、締めた後も緩んでこないなど、いいことが沢山ある素敵な帯です。

【長襦袢】予約特典商品

長襦袢ですが、正絹の反物を礼装用~セミフォーマル~おしゃれまでご用意すると共に、訳ありB反処分品も少し揃います。

そして、今回限定の特別サービス特典として、ご予約頂いた方にはクーポン券を見せて頂ければ、正絹長襦袢を表示価格から更にお得な予約特典の超特価でお求め頂くことができるサービスを当日はご用意させて頂きます。(B反品は対象外です)

予約特典のクーポン券があれば、長襦袢が表示価格から更に格安で購入

正絹長襦袢綸子ぼかし染(反物)表示売価¥18,700

正絹長襦袢国産小松綸子(反物)表示売価¥20,900

正絹長襦袢おしゃれ友禅(反物)表示売価¥18,700

正絹長襦袢国産丹後綸子逸品(反物)表示売価¥27,500等

その他、お楽しみ頂けるように、いろいろな長襦袢を準備してお持ちしております。

《岡重のレトロでアンティークな長襦袢》

長襦袢は価格に拘わらず、どのランクも良質で良いモノをお持ちします。当日現品を見られてガッカリさせないように、厳選した品をご用意致しますので、ご期待ください。

このように、10月の決算セール第2弾【紬・小紋展】by東京表参道では、事前予約をして頂くだけで大変お値打ちなサービス特典をご用意しています。見てみたいという方は気軽にお申込み下さい。

ただ、無理に買わなくても大丈夫です。

見るだけでもOKです】

ご予約頂いて、お得なクーポンや予約特典などが付いているといっても、お好みの品が無ければ、買わなくても大丈夫です。

「買わないと帰れない」「帰らせてもらえない」というようなことは、一切ございません。

スタッフの人数も少ないので、会場に入られたらフリーマーケット方式で、自由に好きなだけ商品をご覧頂けます。

気になる商品で何か質問があれば、スタッフにお尋ねください。

「どんな商品があるのか興味があり、今回は見るだけにしたい」ということでも全然OKです。

割引クーポンは効きませんが、現品を見てよく考えてから、後日ネットで購入という方法もありです。

目的は着物を広めるため

京都wabitasは、男着物展を開催した時の目的も、今度の紬小紋展も開催する目的は同じです。

営利目的も当然ありますが、それは第二の目的であって、1番の目的は「着物を広めるため」です。

「着物は怖くて買えない」、「着物は高くて買えない」

そんな不安を解消して、実は着物はもっと気軽に着れるし・買える、ということを認知して頂きたく、今後も取り組んでいきたいと思います。

沢山のお申込みお待ちしています

残暑もようやく落ち着き、少しづつですが秋っぽくなってきました。これまで以上に着物が着たくなる、着物が似合う季節になってきました。

沢山のお客様にご来店頂いて、満足して帰って頂ける、そんな京都ワビタスらしい楽しいイベントにできるように、スタッフ一同しっかりと準備していきたいと思います。

沢山のご来場お申込みをお待ちしております。

以上、10月13日~10月15日に開催する決算セール第2弾【紬・小紋展】東京開催とお申込みに関するお知らせでした。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

10/23~11/30京都でも決算セール

2023年9月19日 17時37分

10月13日~15日に東京で京都wabitas「紬・小紋展決算セール」を開催しましたが、初日から三日間全て沢山のお客様にご来場頂くことができました。9月の男着物展そして、この10月の紬小紋展を通して、東京開催の決算セールは共に大盛況に終えることができ、開催して本当に良かったと思います。

ご来場頂きました皆様に改めて御礼申し上げます。

東京の次は、京都でも引き続き決算セールを開催します。

会場は、京都wabitasショールーム「蔵」になります。

期間ですが、10/23(月)~11/30(木)のロングランで、蔵には2~3組しか入れないので、完全予約制にしての開催とさせて頂きます。

ショールーム蔵には、ウェブサイトに出している商品はモチロン、ショールーム限定品もございます。

また、東京の決算セールで大好評だった、事前予約特典の割引クーポンを、京都の決算セールでも適用させて頂きます。

(9月・10月に東京で大好評だった割引クーポン)

決算セールお値打ち価格でお買い求め頂いた、お買い上げ金額の総額から¥5,500を値引きします。

また、この期間中は仕立てした方が断然お得です。仕立て代金から¥6,600を値引きします。

更に撥水ガード加工(¥4,400)が、無料サービスになるので、総額¥16,500もお得にお買い物ができます。

《お買い物総額から¥5,500、仕立て代金-6,600、撥水ガード加工無料-4,400》

東京と違うのは、予約制なので、自分だけのリラックスした空間で、好きなだけ自由に商品をご覧いただけるということです。

ショールーム「蔵」の売り場構成は、

1Fに正絹小紋、色無地、御召、附下、紬、帯、雨コート、長襦袢、小物など女性の部屋になります。

2Fは、御召・紬など男着尺、袴、角帯、男長襦袢、男の裏地、羽織紐、雪駄など男モノの部屋になります。

各部屋には姿見が取り付けてありますので、気になる反物が自分に合うか、体に当ててご覧いただけます。

京町屋の奥にあった蔵を改装して、今年の5月に完成したばかりのショールームで、人目を気にせずリラックスした空間の中で、自分好みの商品を見つけて下さい。

予約方法ですが、ショールームの予約方法と全く一緒です。

京都wabitasのウェブサイトにある⇒【ショールーム予約】から、平日・日曜で空いている日(〇印の日)と時間を選んで、お申込み下さい。(土曜日及び祝日は定休日とさせて頂いてます)

ウェブサイトには出していない、「訳あり」アウトレットセール品なども多数ございますので、是非ともお越し頂ければと思います。

沢山のご予約のお申込みをお待ちしております。

以上、京都で開催する決算セールのお知らせでした。

着物通販の京都wabitas(ワビタス)

下に蔵の商品内容を再度ご紹介してますので、ご覧ください。

【ショールーム蔵の1F】

正絹小紋・色無地・附下・紬・お召などの着尺(反物)コーナー

八寸の帯は新作も入ってきて、常に揃っています。

半幅帯は、今では京都wabitasの定番品となりました。沢山揃っています。

この他、薄物羽織~塵除けコート地、雨コート地に、正絹や本麻長襦袢の反物もズラリと揃います。

一部ですが、西陣織の高級袋帯を現品のみ在庫処分超特価でご用意しています。

2Fの男の部屋には沢山の男着尺や袴地に、裏地や長襦袢がご覧頂けます。

この他、新作の男物も沢山あります。

男着物に牛首紬と黄八丈のような綾織り着尺

2023年9月9日 15時08分

牛首紬や長井綾織りなど男物に新商品が追加

男着物の着尺コーナーに新しい商品がどんどん入荷してきました。

その一つが、牛首紬を染めた後染の特選男着尺と、長岡織物謹製の長井綾織り先染の特選男着尺です。

後染の逸品と、先染の逸品にもう一つは、その両方を混ぜ合わせた先染の織物の上に後染した着尺の3タイプです。

牛首紬はこちらの2色です

■ 特選男着物牛首紬着尺「加藤手織りつむぎ謹製」 ≪ローケツ染:モノクロ≫ 

本品は、「加藤手織りつむぎ」謹製の牛首紬キングサイズ幅をローケツ染友禅した正に最高級男紬の逸品です。

黒からグレーに変わるモノトーンカラーの染で、めちゃくちゃ粋です。

もう1色

■ 特選男着物牛首紬着尺「加藤手織りつむぎ謹製」 ≪ローケツ染:モノトーン青緑~黒≫

シックなモノトーンカラーに玉糸のネップ(節)に染だまりが出来て、紬感がしっかりと伝わる、これぞ牛首紬と言える名品です。

どちらの色も粋な男着物になること間違いナシです

加藤手織りつむぎさんの織る牛首紬は、凄く丈夫な生地とは裏腹に、あま撚りの糸にしてあるので、実際には通気性に優れており、袷だけでなく単衣着物にして頂いてもいい最高の紬なんです。

あま撚りの糸なので、通気性があり着心地いいんです

この牛首紬ローケツ染の男着尺は、東京開催の男着物展及ショールームでもご覧頂けます。

この牛首紬にも見劣りしない、先染による綾織り男着尺が、山形から新商品として届きました。

■ 長井織物男着尺【逸品】 ≪市松ストライプ41cm幅≫

一見すると「黄八丈」と見間違るほど、いやそれ以上に粋で着やすい、そんな織物です。

細かな市松の光沢ある綾織りで、黒の縞が入ってグラデーションを生んでいます。

黒から金茶へ色が変わっていきます。

4色に色が変わり、市松と縞とが重なりあい創造していた以上に素晴らしく粋な織物が出来上がりました。

この作品は、ワビタスでも沢山の商品を扱っている山形県長井にある長岡織物さんで織って頂きました長井綾織りです。東京の男着物展に合わせて41cm幅の男幅で織ってもらっています。

後染の牛首紬、先染の長井綾織り、それぞれ男着尺が出来上がりましたが。

もう1点

最後にご紹介する新しい男着尺は、先染の織物着尺を後から染めた、粋な縞ぼかしの男着尺です。

■ 男着物:米沢綾織(反物) ≪縞のシルエット後染ぼかし≫

ダークカラーをシックに見せた、縞模様の墨ボカシ染着尺ですが、元の生地は斬新な縞柄を織った、御召のような綾織り男着尺でした。

このよに、金茶がベースの荒々しい縞模様の織物着尺を、全く別物のように上染した創作品です。

織は山形県米沢の織物メーカー東匠猪俣謹製の綾織り着尺で、黄八丈のように細かい「まるまなこ」を織った綾織りです。

両端を黒で徐々に墨黒になり、中央が一番薄めの墨色にした、手染による濃淡ぼかし友禅を引いてあります。

中央には元の金茶が薄っすら浮かんで、縞もシルエットのように浮かび上り、全体に幻想的な仕上がりで、凄くシックでオシャレな男の反物に仕上がっています。

羽織にも長着(きもの)にも粋な作品です。

本日ご紹介した作品は、京都wabitasウェブサイト及び京都のショールームでご覧頂けます。

秋に向けて男着物の品揃えを、どんどん増やしていきますので、男物も宜しくお願い致します。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

新作男着物:左志め織物五百機小紋「男着物展で展示」のお知らせ

2023年8月31日 12時17分

9月15日(金)15時オープンの京都wabitas男着物展:東京南青山(表参道)決算セールでは、これまでお知らせしてきたように、この展示会には沢山の男物商品を用意していますが、先日ご紹介した栄時袴など新しく新商品として扱う商品も多数あります。今回ご紹介する着尺もその一つです。

米沢織物のメーカー左志め織物さんの逸品「五百機小紋」を、この展示会から扱うことになりました。

ご存じの方も多いと思いますが、左志め織物さんは元々米沢織雨コート地のメーカー(機屋さん)ですが、雨コート地の材料(糸)及び織機を活かして、今では雨コートだけでなく着尺や帯など様々な織物を作っておられる米沢を代表する織物メーカーさんです。

全てハイクオリティな商品ばかりなのですが、そんな左志めさんの扱われている商品の中で、この度の男着物展にあわせて、五百機小紋の男物用織物着尺を新しく揃えることにしました。

選んだのは青海鮫や万筋にお召十など格調ある柄のタイプをそれぞれ揃えました。

特に凄いと思ったのが、細かな万筋の江戸小紋着尺を織で作っていることです。

※万筋の織物男着尺:五百機小紋

凄く粋で、凄く繊細で、凄くいい質感に驚くばかりの作品です

普通の糸使いの織機で織ると、こんなに綺麗な反物に仕上がりませんので、丹後の機屋さんなどに頼むと、殆どの機屋さんが嫌な顔をされて、受けてもらえないので、はじめてこの反物を見せてもらった時に、凄く感激してしまいました。

シックで上品に粋な高級織物男着尺です

万筋は全て黒経糸ですが、緯糸の色を変えて3色ほどあります。

※青海鮫の織物男着尺:五百機小紋

こんな細かい模様をジャガード織機(紋織)で綺麗に織るなんて凄すぎます。

粋です

※四菱になった菱菊の織物男着尺:五百機小紋

万筋や青海鮫は経糸が黒でしたが、このタイプは白っぽい生成りの経糸で織ってるタイプを選びました。

裃文様の格調ある柄を織って光沢感が出ている男着尺ですが、男性だけでなく女性にもおすすめできる上品で格式ある織物着尺です。

※お召十文様の織物男着尺:五百機小紋

【黒の経糸】

そして【生成り経糸】

そして

【ベージュ系の経糸】

細かな地模様が光沢と相まってハイクオリティな織物に仕上がつています。

同じ模様ですが、経糸や緯糸が変わるだけで、それぞれ別ものになって、それぞれに良さを感じます。

裃文様は江戸小紋同様に格もあり、細かま小紋ならではの良さがあり人気です。

男性はモチロン、女性の方も好まれるタイプです。

※網代文様の織物男着尺:五百機小紋

最もカジュアル感ある小紋柄ですが、これだけ上品に仕上がるとセミフォーマルにも扱えそうです。

模様がくっきりしている分、光沢が綺麗ですね。

この網代模様は、焦げ茶もありますので、東京の展示会にお持ち致します。

主な柄はこの4柄で、東京の男着物展でお披露目させて頂きます。

機の専門的なことを詳しく述べると凄く長くなるので、商品が素晴らしいと感じたことや、特徴を簡単にご説明致します。

見た目の素晴らしさはモチロンなのですが、持った時に他の機場の織物と全く違う感じがしました。

しっかりした打ち込み(織)なのに、しなやかで柔らかく、何よりも軽いです。

軽いと言っても薄物のような軽さではなく、適度な重さと思って下さい。

それは、冒頭で述べたように、左志め織物さんが元々は雨コートだけを織っていた機屋さんだからです。

和装の雨コート地は、21中の上質の細糸で織るため、まるで羽二重のようなツルっとした艶のある織物です。

左志めさんの織物は、この男着尺も含め細い糸で織っているので、持った時の質感が凄く優しいのと、凄く丈夫なのに1反の重さが軽く、正に軽くて丈夫なんです。

確か説明では21中の糸を3本で織っているというように説明を受けたと思うのですが、その辺は省かせて頂きます。

【八丁撚糸を緯糸に使用】

そして、この男着尺は緯糸に八丁撚糸を織ってあります。

八丁撚糸というと、水をかけながら撚りを掛ける撚糸のことで、白鷹お召のようにシボのある御召に使われたり、縮緬に使われたりする強撚糸です。

鬼シボの縮緬や、白鷹お召など強撚糸を織った織物は、織り上がって湯もみをすることで、強撚糸の縮もうとする力で、独特の凹凸のシボが生まれるのですが、この五百機小紋も八丁撚糸を織っているのに全く凹凸のシボがないのです。紬のような無地織物のように表面にシボがなく絹の温もりを肌で感じられるような質感なのです。

何故かというと、五百機小紋に使用している緯糸(八丁撚糸)は、糸の段階で先に湯もみ(湯通し)して、織る前に糸を既に縮ませてあるのです。

鬼シボ縮緬などによくある特徴で、織り上がった後で生地が元の幅よりも縮んでしまうというデメリットがあるのですが、この五百機小紋は糸の段階で縮んでいるので、織り上がった後に縮むことがなのです。

しかも、八丁撚糸を使っているので、丈夫でしなやかな生地で、無地感なのにシワになりにくいという、正に上質でハイクオリティな織物なのです。

男性は活動することが多いので、丈夫で軽くシワになりにくいというワードが揃っているこの着尺は、正に男着物にうってつけなのです。

八丁撚糸を使った織物なので、いうなれば御召なのですが、御召独特のシボがなく、小紋柄を織っていることから、敢えてお召とは言わずに、五百機小紋と呼ばせて頂きます。

京都wabitasには沢山の男性ユーザー様がおられるので、全ての方におすすめしたい逸品です。

そんなハイクオリティな逸品を、まずは東京開催の男着物展で発表します。その後(10月~)は皆様に見て頂けるように、京都のショールームに常設していきますので、是非見に来て下さい。

以上、東京の男着物展で展示する米沢の左志め織物謹製男着尺:五百機小紋のご紹介でした。

男着物展のご来店お待ちしてます。

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白鷹お召板締め絣についてお知らせ

2023年1月23日 15時22分

山形県の伝統的工芸織物は、米沢や長井に白鷹など置賜地方で幾つか創られていますが、その中でも代表的なのが、ご存じ「白鷹お召」です。

絣を織る技法は、日本全国の中でも大島を含め幾つかありますが、その絣を板締めした糸で模様を織るという、白鷹だけの伝統的な織の技法で、御召を織ったものが、白鷹の板締め絣お召です。

白鷹お召ですが、ここ10年で織子さん不足など様々な要因で、生産量も限られた量しか織れず、織元さんは年々大変な状況になっているのを感じます。

京都wabitasでは、小松織物工房さんが織られた品を扱っているのですが、昨年(2022年)9月末に米沢からお知らせがきて、「小松織物さんの白鷹お召び原価が、12月から大幅に値上げになる」という内容でした。

※京都wabitasの白鷹お召コーナー

これまでも値上げの要請があり、聞き入れてきましたが、今回の値上げは原価で一気に十数万円アップになるという内容で、驚くのはモチロン、信じられないとしか言いようがありませんでした。

使っている原材料の大幅値上げ、光熱費の高騰、生産量の低下など様々な要因が重なっているのと、一番の要因は織子さんに払う工賃(給料)を、キチンと払えるようにするというのが、一番比重が高いと思われます。

なんせ、新人の織子さんが1反織り上がるのに、一月~1ヶ月半かかるということなので、大幅値上げの要請は致し方無いことなのかもしれません。

2023年に入り、現在子は据え置きのwabitas限定価格で販売を継続してきましたが、実際に高値が入った今、全ての在庫に影響が出るため、2月以降は値上げせざるを得ない状況となりました。

値上げラッシュの日本ですが、和装の生産現場がそれだけ大変だということをお知らせ申し上げます。

着物好きの方の中には、「小松さんの白鷹お召が欲しい」という方が沢山おられると思います。

京都ワビタスも、出来る限り産地の手助けになるように企業努力していくなかで、白鷹お召のような、伝統の着物を潰さずに、もっと広めるため、着物ファンの方々のためにも考えていきたいと思います。

1月いっぱいまで企業努力で据え置き価格、中には以前の在庫など特売している品もありますので、是非ご利用頂ければと思います。

以上、2023年に入り白鷹お召について、重要なお知らせでした。

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白鷹お召「お知らせ」

2022年11月7日 17時48分

着物通販サイト京都wabitasでは、山形県の置賜地方で生産されている上質な高級織物を揃えておりますが、その中でも代表作なのが、白鷹お召です。

佐藤真一工房さんと、小松織物工房さんの2軒が、それぞれ白鷹お召を生産されています。

京都wabitasは、現在では主に小松織物工房さんの作らている商品を扱うようにして、現物をショールーム及びウェブサイトでご覧いただけるようにしました。

これまで何度も説明してきましたが、板締めして作る絣糸で模様を織り出すという、白鷹だけの伝統的技法で創られる工芸織物です。強撚糸(御召糸)と絣糸から出来上がる御召は、凹凸のシボがあり、手触りの良さはモチロン、手織りならではの着心地の良さや素材感を感じて頂ける逸品で、特におすすめは素材感を一番感じて頂ける単衣着物ですが、モチロン袷着物として誂える方も多くおられます。

そんな小松織物さんの白鷹お召(板締め絣)が、12月から大幅な値上げ(コストアップ)になると、産地問屋さんから一斉に扱われているお店に知らせが入りました。

糸値の高騰や、光熱費、その他モロモロの要因があるのでしょうが、一番は織子さんへの工賃(給料)を確保しないといけないのではないかと思います。

というのも、少々のアップならしかたがないところなのですが、一気に大幅なアップの要請がきて、それをのまざるを得ないという状況です。

凄く高い小売り上代で販売されている割に、織子さんへの工賃は少ないのが現状なのかと思わせるのと、もう一つは生産性の低い商品だということです。

以前はベテランの織子さんが数人おられて、一人で一月に1.5反(2反弱)~2反近く織れていたのが、ベテランの織子さんが、高齢のため引退されたり、休まれたりして生産能力が落ちてきているのが現状です。

しかしながら、幸いにも若い方で「機織り」をしたいという人が何人かいて、日々頑張って織ってもらっているということも聞きます。

ただ、経験の少ない織子さんでは、1反織るのに1ヶ月半~2ヵ月近くかかるのが現実で、歩合制にしたら一月の給料が出ないことになります。

聞くと、国や県など助成金などで少なからず賄っている状況らしいのですが、織子さんにキチンと生活できるような工賃を支払えるためには、コストの大幅値上げしか無いのかもしれません。

12月の納入からは、大幅な原価アップをしないと、仕入れることが出来ないということになるのですが、機屋さん、織子さんを守っていくのには、仕方がないようです。

小松さんから直接仕入れている訳ではありませんので、今後どうなっていくか分かりませんが、京都wabitasとしては、これまでお世話になってきたのだから、少しでもお役にてるように、今後も小松織物さんの白鷹お召を、扱っていこうと思います。

京都ワビタスは、常にリーズナブルな適正価格に設定しております。

現状ある在庫はしばらくは企業努力で据え置き価格でやっていきますが、来年(2023年)以降値上げされた価格で仕入れていけば、販売価格も上げて行かなくてはならない状況になりますことを、ブログにてお知らせ申し上げます。

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白鷹お召し板締め絣「麻の葉」と「蚊絣」

2022年4月28日 8時12分

着物通販サイト京都wabitasでは、山形県の伝統的工芸織物「白鷹お召し」を取り扱っています。

板締めで染める絣で模様を出す、白鷹ならではの板締め絣お召しです。

一反織り上がるのに1ヶ月以上かかるため、滅多に入荷することが出来ないのが現状です。

白鷹お召しを織る工房は小松織物工房さんと、佐藤新一工房さんの2軒だけです。

京都wabitasでは主に小松織物工房さんの白たかお召を扱うようにしています。

そんな小松織物工房謹製白たかお召の、麻の葉模様と、蚊絣無地を入荷することができました。

◆白鷹お召し板締絣手織り ≪麻の葉≫ショールームでも常設中)

今まで松皮菱や七宝に蚊絣を扱ってきましたが、麻の葉は初めて入荷しました。

細かな亀甲絣で麻の葉模様を織りだしています。

模様になるように作られた板に糸を巻き、締め上げて染料を何度もぶっかけ注染して、麻の葉模様の絣糸が出来上がります。

出来上がった絣糸と御召し糸(強撚糸)でコツコツと手機で織ること、1ヶ月~2カ月かけて1反の織物が完成します。

大島紬の絣とは違う、白鷹伝統の製法から生まれるお召しは、持った瞬間に凄い織物だというのが分かります。

強撚糸から生まれる凹凸のシボが、風通しを良くして単衣の着物にも適していることから、袷の着物だけでなく、単衣に誂える方が多いです。

特にこの生成り色を単衣着物としてご愛用される方が、多くおられるようです。

そして、麻の葉を入荷してから1か月後ですが、今度は蚊絣無地の黒を入荷することができました。

■ 白鷹お召し板締絣手織り ≪小松織物工房:黒の蚊絣≫

こんなに立て続けに白鷹お召しを入荷することが出来たのは本当に何年ぶりかのことです。

正真正銘小松織物さんの蚊絣無地です。

これで現在5タイプの白鷹お召しを揃えることが出来ました。

今あるのは七宝が1色、ヨコ段絣が2色、麻の葉1色、蚊絣1色です。

たった5反と思われるかもしれませんが、5本そろえられることは大変なことで、凄く貴重なことなのです。

白鷹お召しをお探しの方のために、お役にたてるように今後も増やしていければと常に思っています。

そのため、4月から「白たかお召し」ページを新たに開設させて頂きました。

板締め絣お召しだけでなく、小松織物工房謹製で自動織機で織った白たかお召し微塵格子も揃えたページになっています。小松織物工房専用ページとも言える商品構成になっていますので、ご愛用下さい。

白たかお召しを直に見てみたいという方は、京都のショールームで常設しております。京都に行くついでがあれば、見に行きたい日を事前にご予約して頂ければ、ご覧頂くことができます。

白鷹お召しだけでなく、置賜紬の反物や帯などもご覧頂けます。

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お召しのB反訳あり品は、現代版の和装雨コート着尺でした

2021年9月10日 16時08分

丹後で製織された素敵なお召しの着尺(反物)が新品で入りました。

京都wabitasお召しコーナーから

経糸を黒にしているので、ショッキングピンクのような派手な色を使っても、シックでお洒落な御召し着尺に織り上がっています。

このお召は「少々難ありB反なんです」と言って、産地メーカーさんが「要りませんか」と言って持って来られたので、ワビタスのサイトで扱うことにしました。

B反となった具合は横に織りスジが走っている部分があるためでした

織難はジャガード織でたまに発生する織難なので、特別驚かなかったのですが、意外だったのが、このお召着尺を創作されたコンセプトでした。

お召しというと、袷もしくは単衣の長着(キモノ)用というイメージが強いので、本品もそうなのかと思っていたら、実際はそうでは無く、長着にも誂えて頂けますが、創作した目的は「現代版の雨コート」を作りたかったということでした。

よく見ると撥水ガード加工済のシールが貼ってありました。

そういえば、昔は西陣織で雨コート用の羽尺が当たり前のようにあったのですが、最近の現代には雨コートを目的とした反物は見かけたことがありませんでした。

というところから「現代版:雨コート」を創作されていて、その中で発生したB反だということです。

既に生産された雨コート兼用の新作お召しは凄く売れてヒット商品になっているそうで、現代版に相応しく様々な色ができているとのことです。

少し昔なら、レンガ色、金茶色、朱色などの縞コートでしたが、このお召を見てお分かりのように、幾何学模様にしたのは、雨をモダンにイメージされた感じがしますね。

という事で本品に戻りますが、現品は2点あります。

同じ色柄ですが、難の出方が少なく仕立てに問題ないのと、少し裁ち合わせするのが難しいかもしれない分の2点です。

コートにされても、羽織にされても、長着にされてもヨシで、自由に選んで頂くことができます。

以上、「少々難ありB反」で入荷してきた、創作現代版雨コート用お召し着尺のお知らせでした。

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