年々単衣キモノの重要性がが高まってきています。
今年(2017年)のように三月末なのに肌寒い日が続くと、「今年は夏が遅くなるのかな」と思いがちです。
異常気象の近年は突然暑くなったり、急に冷え込んだりと全く読めなくなっています。
しかし、毎年5月に入り10日過ぎには、いきなり夏が来たように気温が上がります。
「やっぱり単衣の着物を用意しておくべきだった」と言われる方が毎年おられると思います。
着物だけでなく衣類全体に着こなしが難しいですが、欲しい着こなしは単衣~夏を通して着れる着物があれば嬉しいですよね。
着物通販サイト京都wabitasでは毎年この時期(3月~5月)にお薦めしている素材が、絽や無地の単衣~夏に使えるちりめんの反物です。
その中でも浜ちりめんの薄物三越縮緬の「さわやかちりめん」を使っている染物は、絽目もなく無地の縮緬なので、使い方によっては5月のキモノとして着こなせて、6月、7月、8月、9月、10月まで着こなせる重宝する生地です。
8月の盛夏期間は少し着こなしが難しいかもしれませんが、長襦袢を軽くするなど工夫すれば着こなせるんです。
そんなさわやか縮緬の色無地を数色で取り扱っています。
しかし、人によっては地模様の無い生地の色無地は寂しすぎるので、お茶会でしか着こなせないから扱いをためらうことがあるようです。
そんな方に、今回長襦袢とのコーディネートをセット販売でご提案致します。
表地の着物になるさわやか縮緬の無地は、色も淡いので透け感があり下に着る長襦袢は白や無地でないと色が写ってしまうので、オシャレな長襦袢は下には着れませんでしたが、このセットは逆な発想で、しっかりした色でボカシ染した単衣の長襦袢を下に着て、長襦袢のボカシ模様を表に見えるようにワザとしました。
さわやか縮緬の色無地はサーモンピンク
これにローズピンクでカスミに染めたメッシュで織りの単衣長襦袢
この2点を重ねると、こんな感じのむっくりとしたボカシ染の着物地に変わります。
↓ ↓ ↓
長襦袢の生地は着心地・通気性のいいメッシュ織
染ボカシの反物よりもいい感じに見えるセットです。
もう1色
ベージュの色無地にローズピンクの長襦袢(カスミぼかし)
ベージュの色無地を先ほどのローズピンクの長襦袢と重ねたら
こんな感じの素敵な色になりました
これならこのままでもお茶会に着こなせそうですね。
少しオシャレ感を出せばこんな感じに、同じベージュの色無地を使ってみました。
この市松のボカシ色に染めた友禅長襦袢を重ねると
こんな感じ ↓ ↓ ↓
素敵です
他の色もご覧ください。
薄い色のさわやか縮緬の色無地に、
こんな綺麗な水色の市松を重ねてみました
そしたら こんな感じになりました
上品な色に変わりました
紫系もございます
この長襦袢が下なら、こんな感じに
この色目の長襦袢なら、
こんな感じの単衣着物になります
いままでは下の長襦袢が写らないように気を使ってきましたが、逆転発想でこんなオシャレな着こなしも出来るんです。
この高級素材のさわやか縮緬の色無地と、扱いやすい正絹メッシュ織の長襦袢を2点合わせて、サイトでは大変お求めやすいセット価格にせっていしております。
着物通販サイト京都wabitasでは正絹着物に拘って単衣用の高級素材を他にもたくさん取り扱っています。
難しい着こなしのお役にたてるよう品揃えをしていきたいと思います。
正絹の単衣着物が豊富で格安な着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)