月別記事一覧2024年2月

催事情報のお知らせ

2024年2月10日 9時13分

2024年開催予定催事について、お知らせです。

京都wabitasでは常日頃はウェブサイト及びショールーム【蔵】で商品を販売していますが、年間で展示会催事を京都と東京でそれぞれ数回開催させて頂いております。

東京は南青山にあるレンタルスペースを借りて、3月、5月、9月、10月の開催を予定しています。

京都では、京染呉服の製造卸をしているメーカーのファミリーセールが、祇園祭で盛り上がる7月15日と16日に開催されるので、京都wabitasショールームも参加することになっています。

ショールーム:蔵は、常にご来店受付中

京都のショールームについては、土曜・祝日以外は常にご覧頂けるように、予約制でご来店予約を受け付けています。

ショールームは、ご予約頂ければウェブサイトの商品含め、現品を自由にご覧頂くことができます。

【蔵】を改装したショールームになっています。

1階は紬や御召に小紋、帯や長襦袢など女性モノ商品をご覧頂けます。

2階は男物の部屋になっており、お召着尺、紬、袴、角帯など全て揃ってます。

【7月は、京都の染物呉服卸メーカーのファミリーセールを開催】

ショールーム蔵と同じ場所になる京町屋:祥雲邸が展示会場になります。メーカーのファミリーセールなので、正絹の京友禅小紋の新品などが、リーズナブルなお値打ち価格でお求め頂くことができます。

夏は祇園祭の期間で7月15日、16日の二日間の開催になります。会場が祇園祭の町内なので、同時に祇園祭もお楽しみ頂けます。

【東京南青山:表参道で、3月、5月、9月、10月に展示会を開催予定】

2023年から京都wabitas単独の催事を、東京で開催するようになりました。2023年は年間で6回の開催でしたが、どれも大好評で、関東のお客様にお喜び頂くことが出来ました。

2023年に開催した東京催事

3月はワークショップを開催しました。東京初出店ということもあり、沢山のお客様にご来場頂けました。

4月は麻着物の試着体験会ワークショップを開催して、近江ちぢみの着物や、麻羽織の新ブランド「シュワリ」が大好評でした。

6月は夏物販売会を開催しました。

9月は初の男物だけの「男着物展」決算セールを開催しました。

男物だけを揃えた展示販売会でしたので、お客様が何人来られるか少し不安でしたが、開催初日から途切れることなく沢山のお客様に、ご来店頂くことができました。

≪下の画像が、男物展の売り場です≫

10月は女物の決算セール「紬、小紋展」を開催しました。

3月から東京で催事をするようになってから5回目になるのですが、過去最高のご来場人数になり、色々なお客様にお越し頂けました。

2023年最終12月には、再び男性対象の「袴展」を開催しました。

京都wabitasは、袴も沢山扱っているので、袴にどれくらい興味を持っている方がおられるか、小規模で開催してみました。

男の第一礼装ででもある、仕舞平(仙台平)の袴~無地袴など正絹袴地に加え、オシャレ着袴として、誰でも2分ほどで履くことができるスーツ袴「栄時袴」も揃えました。

結果は、お茶会を用途としてる方、普段の和服姿に憧れている方、尺八奏者の方など日本の伝統芸能に関わっておられる方など様々な方にご来店頂けました。

皆さん言われていたのが、「袴はデパート呉服売り場に行っても置いてなく、お取り寄せ対応ばかりで、高額過ぎて買えない」ということをお聞きしました。

会場では6点の袴が売れまして、袴をお探しになってる方にとって、お役に立てたことが良かったです。

全て会場は表参道の交差点からスグの所にあるレンタルスペースになっているマンションの1室に商品を展示しました。

2024年は、冒頭でお知らせしたように、3月、5月、9月、10月に開催予定が決まっています。

3月は15日(金)~3月17日(日)の開催で、東京進出1周年になる展示会を開催します。

5月は17日(金)~19日(日)の開催になり、この時は麻着物や麻長襦袢に半幅帯など、夏物主体の展示を予定しています。

9月、10月は決算セール催事も兼ねて男物・女物を開催月をそれぞれ分けての開催になります。

9月は「男の着物展:決算セール」で、9月20日(金)~9月22日(日)の開催予定です。

御召着尺を中心に、紬や染物など正絹男着尺と、袴や角帯に裏地まで男物を展示販売します。

10月は女性モノだけの決算セール展示会になり、10月11日(金)~13日(日)の開催を予定しております。

以上が2024年の東京:表参道で開催予定の京都wabitas単独の東京催事です。

これ以外に、3月末に東京で開催される呉服のビッグイベント「東京きものショー」にも、京都wabitasは参加致します。

4月には大阪で開催される着物イベント「春の大大阪:キモノめーかんえぽっく2024」に初出展致します。

10月末に東京で開催される「きものサローネ」にも、できれば参加したいと思います。

このように、春・夏・秋に催事を予定しています。

2024年も皆様のお役に立てる着物屋さんを目指して頑張っていきます。

催事以外はショールームで常に商品をご覧頂けますので、一年中毎日のようにご来店を受付ております。

2024年も宜しくお願い致します。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

綿麻おしゃれ友禅の長襦袢/新商品

2024年2月6日 10時16分

単衣長襦袢コーナーから新商品のご紹介です。

このページには、これまで主に正絹素材の単衣長襦袢を揃えてきましたが、今回の新商品は素材が正絹ではなく、植物繊維の「綿麻」を織った平織の晒地を京都で染色した、おしゃれタイプの柄物長襦袢です。

アンティーク着物の下に着るような、個性的な柄を染めた京友禅染のタイプです。

これまでは正絹長襦袢に染め付けていたタイプですが、何人ものお客様から「洗える長襦袢で、柄モノ」が欲しいというご要望を頂きましたので、創作して出来上がったのが、今回ご紹介する単衣長襦袢です。

正絹は洗うことが出来ないので、天然繊維で洗える素材の綿麻を使いました。

経糸に綿30番手、緯糸にラミー(麻)80番手の糸で織った晒地で、長襦袢としても使える生地になります。

綿30番手、ラミー(麻)80番手は、殆ど同じ細さの糸なので、綺麗な晒地に織り上がっています。

浴衣よりも少し薄手の生地という感じで、麻を使っているので、汗を吸収してくるのが、長襦袢としての利点でもあります。

風合い、質感は正絹のようにサラサラ感はありませんので、単衣長襦袢にしました【長さ10m】。

仕立て前には必ず湯通し(水通し加工)が必要なので、販売価格は反物に水通し加工を付けたサービス価格にさせて頂いてます。

そんな新商品がこちらです

■ 単衣長襦袢【綿麻反物】家で洗えるお洒落タイプ ≪鳥獣戯画:生成りに藤色《水通し付》≫

■ 単衣長襦袢【綿麻反物】 ≪江戸の浮世絵:モノトーン≫

もう1色、モノクロ

■ 単衣長襦袢【綿麻反物】 ≪ツバメの学校:グレー》

アンティークな模様の「ツバメの学校」を描いた、可愛くて面白い柄です。

■ 単衣長襦袢【綿麻反物】 日本の催事記:黒市松

お正月、雛祭りなど日本の催事記を市松取りの中に描いた、粋な小紋柄です。

■ 単衣長襦袢【綿麻反物】中国童子人形:赤

可愛い柄を、鮮やかに赤地に染めています

 単衣長襦袢【綿麻反物】アンティーク紀行

世界紀行のアンティークなデザインが人気の柄で、バックの平仮名は「いろはにほへと」を描いています。

■ 単衣長襦袢【綿麻反物】マルコポーロ紀行

オリエンタルな模様と、横段に色を変化させるオシャレな柄です。

もう1色少しカラフルな色違い

■ 単衣長襦袢【綿麻反物】トランプ:オフホワイト

■単衣長襦袢【綿麻反物】花火:黒

このように、アンティークな模様をレトロ感漂う仕上がりにした、カジュアルな単衣長襦袢です。

自宅で洗えるというのが利点ですが、洗濯は綿の着物などと同じで、押し洗いでお願いします。

洗濯機で普通の衣服と同じように洗うと、縮んだりすることがあるので、洗濯機を使用する場合は、緩めの洗いをお願いします。

洗剤を使用する際には、エマールなどの中性洗剤を使ってください。

また、本品は全て京友禅型染による手捺染で柄を染めています。

表側は綺麗に色ついてますが、裏側は表のように色が完全に浸透していません。

↓↓↓裏面↓↓↓

                ↑↑↑表面↑↑↑↑

↓↓↓裏面↓↓↓

               ↑↑↑表面↑↑↑↑

仕立てる際には、着物の袖から長襦袢の柄が綺麗に見えるように、袖だけ必ず内側に表の柄が来るようにお仕立て下さい。

本品は綿と麻のそれぞれ異なる植物繊維の糸で製織した長襦袢地です。

綿は肌に優しい質感を持った植物繊維で、肌に触れる長襦袢にも適しているといえます。

麻は質感よりも、天然に備わった機能性に特徴があります。

それは汗をよく吸収してくれて、乾きが速い所と、抗菌性もあるのでカビの発生が抑えられたり、消臭効果も少しあります。特にラミーの糸は水に強い繊維で、夏に適した繊維として和装でも親しまれてきた素材です。

そんな綿麻素材を使用した本品は、単衣のオシャレ長襦袢なのですが、夏以外の3月~6月、9月~3月で着用して頂ける長襦袢として、ご提案させて頂きます。

大島、紬、アンティーク着物、小紋などカジュアル着物の下に着る、カジュアル長襦袢として1年のうちの10か月間着こなせる長襦袢として作りました。

麻が入っていると言っても、綿との比率がハーフのため、7月、8月の盛夏には、少し暑いため夏場の長襦袢には適さないかもしれません。

近年の温暖化の影響で、日本は単衣の需要が凄く伸びて、長襦袢に関していえば、袷よりも単衣の方が需要が多くなったような気がするほどです。

2023年に限って言えば、本来なら秋~冬のはずの11月でも夏日があったりするなど、着物を着るのが大変な年でした。

着物の下に着る長襦袢の素材や仕立て方など、単衣対策がどんどん重要度を増しています。

「長襦袢は洗えるのが必須」という要望が増す中、ポリエステルよりも天然繊維を要望される方が多いです。

そんな様々なご要望、ご意見を聞いて生まれたのが、この長襦袢です。

正絹よりも大幅にリーズナブルな価格にして取り扱いを始めました。

是非ご利用頂ければと思います。

本品は着物通販サイト京都wabitasの長襦袢・単衣コナーと、ヤフーショッピングサイトの麻長襦袢コーナーで取り扱っております。

モチロン、京都のショールーム【蔵】で現品を直に触ってご覧頂くこともできます。

2月10日、11日京都で開催のファミリーセール

3月15日~17日東京南青山表参道で開催の東京展

3月29日~30日開催の東京きものショーでも、ご用意させて頂く予定です。

着心地は正絹ほどではありませんが、「洗える」というのが嬉しいオシャレな単衣長襦袢発売開始のお知らせでした。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)