長井綾紬に白鷹雪花織の帯のコーディネート
2024年12月18日 13時00分着物通販サイト京都ワビタスでは、山形県の伝統織物「置賜紬」の名品を定番で扱っています。
置賜紬とは、米沢・長井・白鷹など置賜地方で作られている織物の総称をいいます。
その中で、品質、見た目、コスパなど全てに高評価できる着物(着尺)が、長井で織ってもらっている長井綾織紬「まるまなこ」です。
長井には現在機屋さんが2軒だけになってしまいましたが、そのうちの1軒「長岡織物」さんで、何年も前から綾織で紬を織って頂いてます。
紬でも生糸使いの織物なので、大島や黄八丈と同じ部類に入り、諸撚りで余撚りの糸を使っているので、サラリとした質感で丈夫で、通気性もいいため、着心地は最高なんです。
しかも、本場大島紬や黄八丈の織物と比較すると、コストが格段に安いので、コスパ最強の逸品モノ紬なんです。
黄八丈に代表される「まるまなこ」の綾を織っているので、光沢も適度にあり人気の品です。
京都wabitasで扱う定番の長井綾織紬「まるまなこ」は、緯糸に間隔をあけて節(ネップ)を織り込み、レトロ感をだしているのも特徴の一つです。
全て無地に織っており、色は現在6色からお求め頂けます。
長岡織物謹製:京都wabitasオリジナル長井綾織紬「まるまなこ」
【ブラック】
【シルバーグレー】
【ブリティッシュグリーン】
【ゴールドイエロー】
【ライトゴールド】
【オフグレー】
「シンプルでハイクオリティー」そんな言葉がピッタリな無地感着物になりますので、着姿のイメージも想像しやすいと思います。
各色販売してきた実績もあるので、自信を持っておすすめしたい品です。
着物が無地感なので、最終的に着姿は帯とのコーディネートが重要になり、どちらかというと「魅せる」という意味では、帯がメインになる感じです。
なんども言いますが、キモノが無地なので帯合わせが難しくなく、お持ちの帯でも合わせることができると思います。
しかし、コーディネートする帯として京都wabitasでは、白鷹織の雪花織九寸なごや帯を最強のコーディネートとしておススメしてます。
長岡織物さんがある長井から車で10分ほどで行ける白鷹町にある白鷹織の佐藤新一工房さんの名品でもある、手織りの雪花織九寸なごや帯です。
花織と言えば沖縄が浮かびますが、雪国で織られた花織といえば、この白鷹織の帯なんです。
沖縄の花織とは見てにも違って、色彩・お洒落感・締めやすい手織りの味わいなど、正に最高品質と言える帯です。
京都wabitasではこの帯を10年以上取り扱い続けてきました。
シックで幻想的なタイプから、カラフルにエレガントなタイプなど、その都度新しいテイストが織れてきます。
この帯と、長井綾織紬「まるまなこ」とのコーディネートは、凄く素敵なんです。
例えば
黒のキモノにこんな帯を合わせたコーディネート
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
シックな着物に帯が映えるコーディネートです
置き撮りでこんな感じです、本当に仕立てた着物でのコーディネートは、もっと素敵です。
人気のグリーンには
この帯をあわせてみました
このグリーンには、他の帯もあいそうです
上品なシルバーグレーの着物には、
この帯を合わせてシックに決めてみました
あとは帯〆帯揚げの小物でアクセントを取り入れて、素敵なコーディネートが完成しますね。
黄八丈風のゴールドイエローには、
ちょっと華やかな帯を
鮮やかな着物になるので、上品でお洒落な色彩の帯をあわせてみました
オフグレーの上品な寒色系には、
少々強めのこの帯を
これになると、正に帯が主役になりそうです。
着物のカラーにあわせて、数種類コーディネートしてみましたが、やっぱり一番あわせやすいのは黒の着物ですね。
着物が黒なら、この雪花織九寸なごや帯は、どのタイプにも合わせることができます。
モチロン、黒だけでなく他の色の着物も全タイプあわせることができますが、一番迷うことなく合わせることができるのが黒でした。
■ 長井綾織紬長岡織物謹製【正絹反物◇逸品】 ≪まるまなこブラック’(黒)≫
まるまなこの光沢があるので、真っ黒というイメージは無く、墨黒っぽくも見えるのが人気の要因なのかもしれません。
帯は白鷹、着物は長井、白鷹と長井を合作したコーディネートで、置賜紬の素敵な着物が完成します。
ここでご紹介した長井綾織紬は紬コーナーで、白鷹雪花織九寸なごや帯は九寸帯コーナーでご覧頂けます。
モチロン、京都のショールームでも常設していますので、ショールームで直にあわせてコーディネートすることもできます。
長井綾織紬そして、白鷹雪花織九寸なごや帯共に、今後もワビタスの定番品として取り扱ってきますので、宜しくお願い致します。