月別記事一覧2016年7月

夏の装いにピッタリ!おしゃれな竹かごバッグと下駄

2016年7月29日 15時37分

お祭りや花火など、夏は楽しみなイベントが待っていますね♪

浴衣や夏のきものは持っているんだけど、「小物はちょっとおしゃれしたい!」「今年は違うのが欲しい」という方にオススメの竹かごバッグと下駄を今年も取り揃えました。

まずは、竹かごバッグをご紹介します。

◇◆竹かごバッグ◇◆
一点一点丁寧に作られている「花しおり」ブランドならではの高級感があります。

■ 夏の竹籠きものバッグ ≪巾着:上品なモノトーンのリーフ≫ 

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角のある竹細工で程よい大きさのレトロで上品な大人の竹かごバッグです。

巾着は正絹の夏大島を友禅染めした生地を使った誂え品です。取り外し可能ですので、お持ちの巾着を入れ替えられるのも嬉しいですね♪

■ 夏の竹籠きものバッグ ≪巾着:シックな幾何学模様≫

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シックな黒の竹かごバッグは、信玄袋のようになっているので男性にもお使いいただけます。浴衣や甚平にカッコいい、粋なコーディネートになりますね!

底は角があるので置いていてもしっかりしていますし、携帯電話や財布を入れておくサイズにぴったりです。

 

続いて、下駄のご紹介です。

◇◆下駄◇◆
台は桐を使っていますので重たくありませんし、歩きやすいです。

■ 夏の下駄:鎌倉彫 ≪鼻緒表地:山吹茶≫

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63p 63r

アンティーク風の高級鎌倉彫で創ったおしゃれな下駄です。鼻緒の山吹茶と椿の柄がレトロモダンで素敵です☆

大きさはMサイズ【約23.5cm】、かかとの高さは約5.5cm、こちらは船底形ですので草履感覚で履きやすいです。

こっぽりのような台は可愛らしく、夏着物や浴衣のコーディネートを楽しんでいただけます。

■ 夏の下駄 ≪鼻緒表地:シックなグレー≫

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大きさはMサイズ【約23.5cm】、かかとの高さは約5cm、こちらは千両下駄で裏にはゴムが張ってあります。

 

下駄は裏がゴム張りだと歩きやすいのはもちろんですが、ホテルや美術館など入る際にカランコロンといった音が鳴らないので周りを気にすることなく安心して履いていただけます。

また、下駄はゴム張りがしていないと床を傷つけてしまうことから、入場をお断りされることもあるようなので、裏がゴム張りの下駄をオススメしています。

他にも竹かごバッグや下駄を掲載しております。特別価格ですので、サイトから無くなり次第売り切れです!

夏のお祭りや花火大会の装いにオススメの竹かごバッグと下駄 着物通販サイト京都wabitas

夏の涼しげな髪飾り

2016年7月28日 17時29分

涼し気な透明感ある「花しおり」ブランドの髪飾りです。

夏祭や花火大会、夏のおでかけなど、今から使える髪飾りを特別価格で取り揃えています。

まとめ髪に一刺しするだけで、さり気ない大人のお洒落をお楽しみいただけます。

日本製ですので、細部まで丁寧な作り込みがしてあり、とても高級感があります。

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■□平簪□■
玉の透明感ある素材が煌めきを放ち、レトロ感ある夏にお薦めの簪です。

■ 夏の髪飾り ≪友禅と真喩のツバメ:クリア平簪≫ 

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幸福や愛の象徴として縁起の良いツバメの友禅は、蒔絵風の金彩模様が描かれた上品なデザインです。

■ 夏の髪飾り ≪友禅と真喩の月ウサギ:クリア平簪≫

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女性の幸せの象徴でもある兎の友禅は、透明感があり、とても素敵な上質の簪です。

■□バチ型□■
まとめた髪に優しく挿すと、誰もがしっとりと和美人な後ろ姿になります。

■ 夏の涼しげな髪飾り ≪月ウサギの友禅に真喩加工「バチ型」≫

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満月に跳ねる真喩の兎が可愛くて、秋の夜空の風景が涼しさを感じさせてくれる1品です。

■□多角形玉簪□■
クリア素材の多面カットされた飾りが、角度によって見える色合いが変わるデザインです。

■ 夏の髪飾り ≪カラークリア多角形玉簪≫

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透き通ったブルーの玉に細かいラメがキラキラと煌めき、幻想的にボカシの入った色彩の簪です。

■ 夏の髪飾り ≪カラークリア多角形玉簪≫

472p 472r

見る角度によりグリーンやイエローへと鮮やかに変化して幻想的に煌めきを放つ綺麗な色彩に加工してあります。

■□シンプルデザイン簪□■
グラデーションがかったシンプルなデザインのクリスタル簪です。

■ 夏の髪飾り ≪シンプルなクリスタル≫

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パープルとシックなイエロー系の色使いで、見る角度により色が変化する都会的なデザインの簪です。

■ 夏の髪飾り ≪シンプルなクリスタル≫

474p 474r

ブルーとシックなイエロー系の色使いで、クリスタルな煌めきが幻想的です。

浴衣や夏の着物に合わせてもすっきりとして涼しげですし、夏だけでなく秋も冬も春も使え、年齢問わずお使いいただける魅力的で素敵な髪飾りです。

現品限りの髪飾りですので、サイトから無くなり次第売り切れです。
お早めにどうぞ。

着物や浴衣、洋服にも合う、おしゃれな夏の髪飾り(簪)を取り揃えた着物通販サイト京都wabitas

夏の帯「スグにお使い頂ける」仕立て上がり名古屋帯

2016年7月26日 12時58分

着物通販サイト京都wabitasの夏帯コーナーでは、只今スグにご使用いただける仕立て済の名古屋帯を揃えています。

「着物や浴衣はあるけど、帯がない」「着用予定があるから、すぐに欲しい」という
ご要望にお応えできて、すぐにお使いいただける「仕立て上がりの夏帯」です。

これから夏祭、花火大会で夏きものや浴衣を着られるときにも合わせることの出来る夏帯です。

帯をいくつか持っていると、着物や浴衣でおしゃれが楽しめて、たいへん重宝します!

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夏のお出かけに気軽に締めて使える、西陣織夏の九寸名古屋帯「仕立て上がり品」です。

普段のお出かけ着物に合わせたり、お茶のお稽古など、夏場に1本持っておくと重宝します。
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■ 西陣織の夏帯「仕立上がり品」 ≪夏の九寸名古屋帯流星 生成りベージュ≫

夜空に流れる流星のように、斜めに流れる彩りキレイなカスミを描いた、オシャレな帯です。

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■ 西陣織の夏帯(仕立て上がり) ≪夏の九寸名古屋帯流星 淡いグレー ≫ 

色は夏の装いを涼しくコーディネートできるレトロな生成りの寒色系で、幾何学模様を上品に織り上げました。

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■ 西陣織の夏帯(仕立て上がり) ≪夏の九寸名古屋帯水玉≫ 

水玉に文様を織込んだ模様を彩りキレイに出して、上品に織り上げました。

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■ 西陣織の夏帯「仕立上がり品」  ≪夏の九寸名古屋市松霞≫

出会いになった大きな市松に、彩りキレイなカスミを描いた、オシャレな帯です。

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■ 西陣織の夏帯(仕立て上がり) ≪夏の九寸名古屋帯さざ波≫

キラキラと煌めくさざ波のように、綺麗な糸で模様を織り上げています。

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オシャレな江戸紅型友禅の本麻夏の九寸名古屋帯「仕立て上がり品」3点です。

無地感の多い夏の着物に素敵なコーディネートが楽しめる夏の名古屋帯です。
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■ 本麻夏帯:九寸名古屋帯(仕立て上がり) ≪江戸紅型染:流水に花≫

全体に流水が入り涼しげな流れのある柄で、綺麗な花柄を紅型独特な濃淡で幻想的に綺麗な色彩で描いています。

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■ 本麻夏帯:九寸名古屋帯(仕立て上がり) ≪江戸紅型染花に流水 生成り地にブルー≫ 

花に流水の清涼感ある模様を江戸紅型独特な透明感ある染め上がりで創りました。

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■ 本麻夏帯:九寸名古屋帯(仕立て上がり)  ≪江戸紅型染花に流水 生成りに墨≫

柄は6通に配置され太鼓と前に柄が出るように染めてあります。

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お出掛け用に気軽に締めていただける名古屋帯ですので、浴衣・本麻着物・小紋などに合わせていただけます。

夏のお出かけに今からでも間に合います!お急ぎの方は是非ご利用ください。

今からでも間に合う「仕立て上がり品」夏帯を揃えた着物通販サイト京都wabitas

白鷹お召:板締め絣(小松織物工房謹製)

2016年7月1日 14時07分

着物通販サイト京都wabitasでは、小紋や色無地など柔らかモノに分類できる着尺(きもの用反物)を主に取り扱ってきましたが、ユーザーの皆様からのご要望で紬やお召しなどの織物の品揃えを増やしています。

自社オリジナルの反物などは、丹後産地で創ってきましたが、只今品揃えに力を入れているのが米沢の織物です。

中でも置賜紬の伝統工芸士の作品を積極的に集めてきました。

その中でも米沢で最も知名度が高く、奄美大島紬や結城などと肩を並べる日本の代表的な織物が、白鷹お召です。

置賜紬の伝統工芸士の中で、伝統の板締め絣技法を取り入れた白鷹お召を生産されているのは小松紀夫氏と佐藤新一氏だけと聞きます。

年間でも生産量が極わずかで、なかなか入荷することが出来ない白鷹お召の反物を長い年月待ち、コツコツと少しづつ仕入れ今では4反をサイトで取り扱るようになりました。

佐藤新一氏の作品は、白鷹織の草木紬を2反扱っていますが、今回ご紹介するのは、小松紀夫氏(小松織物工房)謹製:板締め絣の白鷹お召し4反です。

白鷹お召の産地は、山形県の雪深い西置賜郡白鷹町です。
300年前、出羽の国米沢藩第9代藩主:上杉鷹山によって養蚕と染織が広まった北の織物産地です。
小絣とよばれる十字や亀甲などの細かい絣柄と鬼シボ(大きな凸凹)とよばれる独特のシャリ感が特徴です。

まずは京都wabitasで扱っている小松織物さんの白鷹お召しをご紹介します。

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■ 白鷹お召:伝統の板締絣 ≪小松織物工房(雪輪)≫

 

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■ 白鷹お召:伝統の板締絣 ≪小松織物工房(松皮菱)≫

 

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上2点の白鷹お召しもかなりの高級感があるのですが、更にラグジュアリーな織の白鷹お召しがこの2点です。

■ 白鷹お召:伝統の板締絣 ≪小松織物工房:黒地絣≫

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色違いでもう1点

■ 白鷹お召:伝統の板締絣 ≪小松織物工房:白地絣≫ 

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見た目も素敵な伝統の白鷹お召ですが、本来の良さは手に取った時に感じるクオリティーの高さです。

シボがあり軽いので、ちょっと贅沢ですが単衣の着物にお薦めできる圧倒的な素材感がこの商品の特徴です。

着物スタイリスト・コーディネーターで有名な森田空美さんも、単衣の着物に白鷹お召をお薦めされています。

この素晴らしいお召し物が出来るまでの工程など、その魅力をお伝え出来ればと思い、ブログに記しました。

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【白鷹お召ができるまでの工程】

  • まず生糸に下撚りをかけ精錬し染色します。さらに撚糸機で強撚をかけると同時にのりづけしてシボをつくります。
  • これがお召糸で、左回り・右回りのそれぞれに撚られたお召糸は、反物の緯(よこ)糸として使用します。
  • シボの大小は撚りの回転数によって決まり、一般のお召は左と右の撚糸を交互に織りますが、
  • 白鷹お召の場合はさらにその間に絣糸が入り、細緻な文様が浮かび上がっていきます。

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【伝統の板締め絣による糸染が最大の特徴】

あの中田英寿さんも旅をされている中で小松織物さんへ行かれて、この板締め技法を見られています。

「中田英寿の旅、バックステージ」

 

細かい絣文様は、絣文様に合わせて彫った板で糸を挟む板締めに染料をかけて出来上がる絣糸によって生まれます。この板締めによる絣糸の染め付け技法 は、白鷹町の織物工房2社でしかできないことから山形県の無形文化財に指定されています。

 

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【板締めによる絣糸の染め付け技法】

  1. 絣板という溝を掘ったブナの薄い板に糸を巻きつけ何層にも重ねてボルトで締め上げていきます。
  2.  糸の張りぐあいに神経を使いながら絣板を重ね、手の感覚を頼りに慎重に締めていきます。
  3. お湯をかけて、糸に染料がなじみやすいように下準備をします。
  4. 染め舟という台の上に乗せて、天然の植物染料の「クリスタルヘマチン」と呼ばれる染料をお湯に溶かし、絣板にかけていきます。
  5. 板をほどくと、板と板が重なった部分は染料が入らず、染料が通る溝の部分だけ染まった絣糸ができます。
  6. この作業は「ぶっかけ染め」と言われ、大胆で豪快な作業のようですが、板への糸の巻きつけ、板の締めつけ、染め方などにより仕上がりが決まってしまうため、繊細さが要求されます。

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一回の染付作業で2反分の絣糸を染め上げます。板と板との間の折り返しの部分が、仕上がりの両端にループ状の耳として残ります。
これは板締め絣だからこそでき、白鷹お召の証明でもあります。

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染め上がりが確認できたら、経(たて)糸と緯糸の模様を一本一本合わせながら、緯絣糸の間に強撚糸(右撚り左撚り)を交互にそれぞれ規則正しく織り込んでいきます。
一反の幅の中に200~250もの文様が織り込まれるため、ひとつの大きさはわずか数ミリです。熟練した職人でも1日に20~30cmが限界といわれています。


織り上がった後にぬるま湯につけて『シボ出し』をすることで、シボの立った繊細な経緯絣のサラリとした風合いを引き出します。

すべて手織りですので、一反一反丁寧に丹精込めて織り上げているので1ヵ月に数反しか上がらず、本当に希少価値のある織物です。

シャリ感のある白鷹お召しは、その素材感を出来る限り体に感じていただきたいので、裏地を付けずに単衣着物として、5月・6月や9月もしくは10月まで着こなして戴く単衣着物にお薦めです。
(もちろん袷着物としてもお召しいただけますので、仕立て方は自由です)

このように日本の織物の中でも最高峰の織物とも呼べる小松織物工房さんの白鷹お召をサイト上なら【お召し】コーナーで、実物を見て触れるなら京都のショールームでそれぞれご覧いただけます。

2016年7/14~7/16の祇園祭の時には、着物メーカーと共同で着物ファミリーセールを開催致しますので、そこにも出品する予定です。

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着物通販サイト京都wabitasでは、リーズナブルな安価な品から、最高級なラグジュアリー商品まで幅広く取り扱っています。

ショールームで品物を見てみたいという方は、遠慮なくお申し付け下さい。

白鷹お召が揃う着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)