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決算在庫売り尽くしセールを京都で開催中

2021年10月16日 21時21分

着物通販サイト京都wabitasでは9月26日(日)~11月30日(火)まで、ウェブサイトで販売中の在庫の品々を「売り尽くし超特価」で、決算セールを京都のショールーム(癒しの空間:京町家)で開催しています。ご興味ある方、どなたでも気軽にお越し頂けるように只今ご予約を受付中です。

(見るだけでもOKな気軽なセール催事です)

今回も昨年同様に、完全予約制で開催していますので、ご予約のお申込みをお待ちしております。

お申込みは【お問合せフォーム】からご希望の日時で

「〇月〇日の○○時頃に決算セール入場希望」と簡単です。この他、電話、メール、ショールーム受付カレンダーで、お申込みできます。

期間は11月30日(火)までとなります。

土曜日は休業とさせて頂きます

価格は殆どの品がウェブサイトよりも更にお安いお値打ち価格でお求め頂けます。

会場は、京都市中京区三条にある京都wabitasのショールーム(京町家)2階の畳の間です。

ゆったりとした昔ならの京町家の空間を見るだけでも癒されますよ!(^^)!

1Fには茶室もある寛ぎの空間がご覧頂けます。

祥雲邸 - 篠田商事株式会社

格子窓から縁側の庭まで奥が見通せる、昔ながらの創り

祥雲邸 - 篠田商事株式会社

営業時間は午前9時~午後4時までとなり、午後4時半には閉館となります。

主な商品内容(ウェブサイトで取り扱い中の在庫

紬・お召し・正絹小紋・正絹色無地・正絹附下・紬小紋・紬訪問着・男物お召し・男物紬・男物小紋

正絹小紋は京友禅の美を感じさせてくれる、古典調~モダンカジュアルに刺繍まで幅広く揃います。

紬の品揃えは増えて、白たかお召し~牛首紬、長井の織物、米沢や小千谷などございます。

只今白鷹織の高級手織り紬を見切り処分販売中です。現品残っている間にお好きなタイプをお求め頂けます。

牛首紬は加藤機業場の「加藤改石謹製」の生地をシンプルに無地染して、もっとも紬の良さが活きる無地をお求め頂けます。

なごや帯・袋帯・正絹長襦袢・麻長襦袢・夏着物(麻着尺・正絹薄物)・男袴地・男長襦袢・角帯

名古屋帯も白鷹織、琉球、米沢、小千谷など高級品を格安でお求め頂けます。

正絹長襦袢は岡重の個性的なタイプからシンプルなタイプまで揃い、訳ありB反商品も人気です。

袋帯は殆どが在庫見切り処分の超お値打ち特価でお求め頂けます。既にウェブサイトでも売れているので、現品少なくなってきています。

本場琉球の花織九寸の帯に、残り2本となった紅型染の九寸も見切り処分超特価となっています。

その他、男着尺を始め色々な品の「訳あり品」も含め、裏地から小物まで全てございます。

普段でも超格安な京都ワビタスの販売価格ですが、それを更に安くする超特価セールになります。

【予約お申し込み方法】

ご説明にあるように、完全予約制にさせて頂きますので、ご来場には予約が必要となります。

9月26日(日)~11月30日(火)までの期間(土曜日は休業)で、ご希望の日時をご都合のいい下記の方法でお申し込み下さい。

ショールーム来店受付システム

wabitasサイトのトップページ右にある「ショールームご来店受付」をクリックして、ページ下部の【ご予約内容の選択】から、「決算セール【午前中ご来店希望】」または「決算セール【午後ご来店希望】を選んでいただき、お申込み頂けます。

≪電話でお申込み≫

075-342-2088 午前9時~午後4時30分まで

≪メールでお申込み≫

info@wabitas.com 

上記メールアドレスにメールで、ファミリーセール入場希望と書いて、お名前・ご住所・ご希望人数・ご希望日時を書いて、送信してください。

お問い合わせフォームからお申し込み≫

wabitasサイトのトップページ上部にある【お問い合わせ】からもお申込み可能です。

必要情報をご記入頂いて、最後にお問合せ項目から「ショールームのご来店予約について」を選んで頂いて、【お問合せ内容】に、ファミリーセール入場希望と、希望日時を記入していただければ、お申込み完了です。

それぞれにお申込み頂いた日時の受付が完了しましたら、スタッフがメールで受付完了のお知らせをさせて頂きます。

そして、後日ショールームの詳しい所在地、行き方などご案内を郵送で送らせて頂きます。

ご予約は1日6組様までと致します。

午前中を2組、午後からは4組とさせて頂きます。

対応はスタッフがお客様一組に対して一人、もしくは二人が付く程度なので、自由で気楽にゆっくりと、お目当ての品をご覧頂くことができます。(アドバイザーやレディースさんなどは入りません)

「セールだから入ったら絶対に買わないと帰れない」というような雰囲気は全くありません。どんな商品なのか確認するだけでも、全く問題ありません。気軽にご覧頂けますよ!(^^)!

ご友人・知人・着付けや茶道の先生などご一緒にお越し頂く場合、代表者の方一人がご予約頂ければ、数名でもご入場できます。

京都ワビタス主催の京都販売会展示催事「決算在庫売り尽くしファミリーセール」は、9月26日(日)から開催です。

男性・女性拘らず、どなたでも気軽にご来場ください。

ご予約をお待ち申し上げます。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

加藤改石謹製牛首紬の色無地「新色追加」のお知らせ

2021年1月15日 17時16分

牛首紬の色無地に新色が染め上がりましたので、紬のコーナーに追加いたしました。

モチロン「釘抜紬」といわれた加藤機業場さんの加藤改石謹製手織り紬を使っています。

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新しく追加した色は7色で、現在ある在庫を含めたら全9色になりました。それでは新色からご覧ください。

■ 加藤改石謹製牛首紬の色無地 ≪ラセットブラウン(茶)≫

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渋い色を何度も地入れするなどして苦労して引き染で無地に染めました。

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節糸に染溜まりが出来て、レトロな色にカジュアル感ある仕上がりになっています。

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■ 牛首紬:加藤改石謹製 ≪レトロブラウン(焦茶)≫

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さらにシックでレトロな色を出して染めて頂きました。

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紬らしくオシャレで重厚な色に染め上がっています。

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この色を更に深みを出して少し紫掛かった感じが次の色です。

■ 牛首紬:加藤改石謹製 ≪チャコールパープル≫

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シックで粋ですね、それにレトロ感もありオシャレです。

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打ち込みの強い加藤改石謹製牛首紬の生地を、ここまで濃い色に染めるのは本当に一苦労なんです。

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「よくここまで綺麗に染めてくれた」と引き染職人さんに改めてお礼を言いたいです。

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ここまで茶系の3色をご紹介させて頂きました

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次はすこしづつ色が明るくなっていきますよ。

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■ 牛首紬:加藤改石謹製 ≪レトロパープル≫

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藤色と紫色の中間色といえるレトロでアンティークな色に仕上がりました。

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この着物に紅型染をはじめ帯の逸品物を合わせると素敵なコーディネートになること間違いなしですね。

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最大の特徴の節の色溜まりで、「これぞ紬」という感じに荒々しくカジュアル感溢れる仕上がりです。

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次もさらに明るくなりますよ、でもレトロ感は変わらずです

■ 牛首紬:加藤改石謹製 ≪アンティークグレー≫

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淡いシルバーグレーを染めてみたところ、想っていた以上に上品に、それでいてカジュアルに粋な染め上がりになってくれました。

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加藤機業場の牛首紬を染めると、原色より何割かは色が薄く染まります。しかし、節にたまる色溜まりは原色のままで、地色は淡く節が濃くという感じで、いい感じに濃淡が生まれて最高の染め上がりとなりました。

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グレーというと中年配向きと思われそうですが、この紬なら若い方でも、中年の方でも、ご年配の方でも着こなして頂けると思います。

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グレーの次はブルーです

■ 牛首紬:加藤改石謹製 ≪レトロなスカイブルー≫

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良い感じにブルーグレーが綺麗に染まりました。アンティーク調のスカイブルーで素敵な色です。

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この色もグレー同様に濃淡ができてオシャレです。

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ブルーに続いてはグリーン系です。若草系のグリーンも牛首に染めるとレトロな感じに仕上がります。

■ 牛首紬:加藤改石謹製 ≪レトロな若草グリーン≫

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シンプルな若草緑の中間色ですが、なんとも言えない魅力ある色ですね。

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節の出方もこれまたカジュアル感溢れる粋な仕上がりです。

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良い感じの着物になること間違いナシですね

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金茶の帯、白の帯、ベージュの帯、黒の帯など、なんでも合いそうなので、色々合わせてみたいですね。

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以上の7色が新しくワビタスのサイトに登場しました。

前回に5色発売して1ヶ月で3色が完売して在庫に2色残っているので、全部で9色です。

■ 牛首紬:加藤改石謹製 ≪モスグリーン(渋い黄緑)≫

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■ 牛首紬:加藤改石謹製 ≪アンティークボルドー≫

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そして、1番に売れてしまったのが次の緑色です

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やっぱりいい色です

色無地は柄が無い分シンプルなので、着物の素材感が最も活きてきます。牛首紬となったら尚更ですね。

着物通販の京都wabitasでは、ウェブサイト及びショールームで牛首紬を揃えています

この牛首やそれ以外の良質な紬なども含め、2月に京都で開催される着物メーカーファミリーセールでもご覧頂けます、お気軽にお越しください。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

牛首紬:加藤改石謹製手織り紬の色無地

2020年12月10日 17時10分

紬のコーナーに牛首紬を染めた色無地着尺(反物)が新しく5色追加されました。加藤機業場の紬で、無形文化財指定:加藤改石謹製の正真正銘手織りの牛首紬を染めた、レトロ感溢れるおしゃれな紬の色無地です。

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色は全5色で、全ての色を着物スタイリストさんが厳選して出した色で、染め上がりはレトロ感溢れる紬らしい素敵な色に染まりました。

■ 牛首紬:加藤改石謹製 ≪アンティークボルドー≫

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玉繭から引いた玉糸は、節の出方も独特でカジュアル感ある紬になりました。

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スタイリストさんが選んだ色だけに、言葉では表現しにくい、魅力ある色です。

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次の色もレトロ感ありシックにカジュアルな色に染まっています。

■ 牛首紬:加藤改石謹製 ≪グレイッシュパープル≫

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グレーにも近く、それでいてパープル系のシックな色です。

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改石さんの素晴らしい紬を、スタイリストさんがおしゃれにアレンジしてくれました。

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次も素敵な色で、濃色のシックなグリーンの色無地です。

■ 牛首紬:加藤改石謹製 ≪ブリティッシュグリーン≫

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濃色は紬のレトロ感が最もでるので、この深みある緑も正にそれです。

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手織りの紬ならではの生地肌のムラ感がたまらなくオシャレですね。

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もう1色のグリーンは、黄緑系を渋くレトロにした独特なモスグリーンです。

■ 牛首紬:加藤改石謹製 ≪モスグリーン(渋い黄緑)≫

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中濃度な色合いの緑なので、玉繭の節にできる色溜まりと、生糸(単繭)の色に濃淡の違いが出て、紬感がハンパないです。

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レトロでアンティークな色なので、若い方~ご年配の方までオシャレに着こなせる色です。

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そして最後の色が最も紬らしさがあるベージュ系の色です

■ 牛首紬:加藤改石謹製 ≪ベージュブラウン≫

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生成りでもなく、金茶でもないベージュ系ブラウンなので、癖が無くシンプルに着こなせる色です。

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改めて加藤機業場の牛首紬について解説させて頂きます。

石川県南部の白山市の山間の村で生み出される牛首紬は、加藤機業場さんと西山産業さんの二つの機場で作られる紬で、白山紬とも言われます。

着物通販を展開する京都ワビタスの牛首紬は、全て加藤機業場さんが織られた手織りの紬を使用しています。

その特徴は、使っている糸、御年99歳の加藤改石さんが今も尚作業されるかせ練りという手作業の練り、牛首紬独特の「糸はたき」という工程など全て加藤さんでならではの工程により出来上がった生地は、よく「釘抜紬」などとも呼ばれるように丈夫な質感です。

【特徴1:糸】

その特徴の一つでもある糸ですが、緯糸には二頭の蚕が作った玉繭60個から直接手でひいた玉糸を使っています。玉繭は、単繭がが作った繭と比べて糸が複雑に絡み合い、うねりが強く独特の節が出るため、躍動的な紬ならではのカジュアル感を作り出します。まわたを紡ぐのではなく手で挽くことにより、絹糸独特の真珠のような光沢感が生まれます。玉繭は2頭の蚕が吐いた糸が不規則に重なり合っているため製糸工程で高度な技術を要します。加藤さんでは単繭を経糸に、玉繭を緯糸に使用されています。

〈右が玉繭、左が単繭〉

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【特徴2:織り上がりまでの工程】

1、製糸(のべびき)

繰糸釜の湯に繭を浮かべ、経糸は約単繭80個、緯糸は玉繭60個から1本の糸を挽き出します。

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糸の太さを揃える技能を要する仕事であり、それらは製糸の熟練工の経験から生まれる技術に任されています。

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加藤さんが使用されている製糸機は、明治初期に入ってきた形そのままの座繰り製糸機です。

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2、管巻き

のべ枠から管に巻き取る工程で、昔は1本1本で巻き取っていましたが、現在は管巻器により、1度に12本巻き取る方法を取られています。昭和初期頃に動力に変わり、複数本とれるようになりました。

3、のべつむぎ

管から引き出した糸にゆるく「より」をかけながら大枠に巻き取り「かせ」をつくります。経糸2400m、緯糸3000mを1かせとし、枠を外してから乾燥したものを「がらがせ」と呼びます。

4、糸練り

生糸はタンパク質であるフィブロインとセリシンの2重構造になっています。精練はご存じのようにセリシンを取り除きフィブロインが絹の感触と光沢を生み出す作業のことです。石鹸と重曹を用いてセリシンを煮溶かしたあと、糸に残ったセリシンや石鹸をきれいに落とすために、水洗いし脱水します。今もされているかは分かりませんが、この糸練りの工程を加藤改石さんがされていました。今から約9年ほど前に見学に行かせてもらった時は、改石さんは90歳でしたが手作業で糸にお湯か水をかけながらセリシンを落とす「かせねり」という工程をされていました。

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5、糸はたき

牛首紬が「釘抜紬」といわれるくらい丈夫でしなやかなのは、この「糸はたき」という加藤さんならではの工程があるからかもしれません。糸を何度もしゃくるようにはたいて、1本1本の糸にさらなる空気を吹き込みます。

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この作業により蚕が糸を吐いた時のうねりを取り戻し配列を整えます。工程の間に何度も行うことにより真珠のような光沢の糸が更に輝きを増した独特の光沢と、ふんわりとした触り心地が生まれてきます。

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6、糊付け~管巻きまで

経糸は織機にかけた時「うわそ」と「したそ」に分けてかみ合います。その間を緯糸が通るので、滑らかにして通りやすくするため、経糸に糊付けをします。糊の原料になる米の粉を煮込み糊を作ります。そこに糸を浸して手でまんべんなく糊を付けていきます。

糊付けされた糸を「かせしぼり器」を用いて、まんべんなく糊を絞り取ります。そして「かせくり」(糸を巻き取る作業)した糸を「整経」(経糸を整えて巻き取り)と「管巻き」(織機にかけるため緯糸を小さな管に巻く作業)をして、機織りの用意が出来上がります。

7、機織

「へ」に通した経糸は両足交互の足踏みにより「うわそ」「したそ」に分かれて口が開き、その中を緯糸を巻いた管を差し込んだ「杼(ひ)」が1回飛ぶごとに、左手で握った「かまち」で打ち込みます。

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両手両足の力配分、タイミングが牛首紬の風合いを作り出します。

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伝統工芸士の織子さんがいったん織り出すと「ぱちん、ぱちん、ガコン、ガコン」とリズミカルに機を織る音が響き渡ります。それでも複雑なうねりのある玉糸を緯糸にしているので、スグに

機を止めて糸を整えて再び織り始める、それの繰り返しです。

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一日にほんの少ししか織れませんが、織り上がった生地は、「無形文化財指定、加藤改石謹製」という判と「牛首紬検査の証」という判が押されて出荷されていきます。

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そんな加藤改石謹製の牛首紬をシンプルに無地に染めて今回ご紹介している反物が出来上がりました。

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何度も申し上げますが、牛首紬は太くて節のある玉糸で織りあげるのが特徴で、節が多く白生地で見る時よりも染色した後のほうが、素朴でレトロ感とカジュアル感溢れる独特な優雅さが浮かび上がります。

加藤機業場で織られた牛首紬も、説明したように打ち込みが強いため、無地染とはいえ染めるのも難しく、一度から2度くらい地入れ(湯通し)して染付を少し良くしてから染めないと綺麗に染まりません。

今回は5色とも凄く完成度の高い染め上がりとなりました。

「着物は紬」という紬好きな方にはたまらないハイグレード・ハイクオリティーな紬のおしゃれな色無地着尺です。

本品は、着物通販サイト京都wabitasの【紬・綾織りコーナー】に出させて頂いております。白鷹板締め絣お召しと並び高級紬がご覧頂くことができます。

京都三条にあるワビタスショールームでは、この牛首紬をはじめ高級紬着尺などサイトの商品を常設しております。現品を一度直に見てみたいという方は、気軽にご予約下さい。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)