加藤改石謹製牛首紬の色無地「新色追加」のお知らせ
2021年1月15日 17時16分牛首紬の色無地に新色が染め上がりましたので、紬のコーナーに追加いたしました。
モチロン「釘抜紬」といわれた加藤機業場さんの加藤改石謹製手織り紬を使っています。
新しく追加した色は7色で、現在ある在庫を含めたら全9色になりました。それでは新色からご覧ください。
■ 加藤改石謹製牛首紬の色無地 ≪ラセットブラウン(茶)≫
渋い色を何度も地入れするなどして苦労して引き染で無地に染めました。
節糸に染溜まりが出来て、レトロな色にカジュアル感ある仕上がりになっています。
■ 牛首紬:加藤改石謹製 ≪レトロブラウン(焦茶)≫
さらにシックでレトロな色を出して染めて頂きました。
紬らしくオシャレで重厚な色に染め上がっています。
この色を更に深みを出して少し紫掛かった感じが次の色です。
■ 牛首紬:加藤改石謹製 ≪チャコールパープル≫
シックで粋ですね、それにレトロ感もありオシャレです。
打ち込みの強い加藤改石謹製牛首紬の生地を、ここまで濃い色に染めるのは本当に一苦労なんです。
「よくここまで綺麗に染めてくれた」と引き染職人さんに改めてお礼を言いたいです。
ここまで茶系の3色をご紹介させて頂きました
次はすこしづつ色が明るくなっていきますよ。
■ 牛首紬:加藤改石謹製 ≪レトロパープル≫
藤色と紫色の中間色といえるレトロでアンティークな色に仕上がりました。
この着物に紅型染をはじめ帯の逸品物を合わせると素敵なコーディネートになること間違いなしですね。
最大の特徴の節の色溜まりで、「これぞ紬」という感じに荒々しくカジュアル感溢れる仕上がりです。
次もさらに明るくなりますよ、でもレトロ感は変わらずです
■ 牛首紬:加藤改石謹製 ≪アンティークグレー≫
淡いシルバーグレーを染めてみたところ、想っていた以上に上品に、それでいてカジュアルに粋な染め上がりになってくれました。
加藤機業場の牛首紬を染めると、原色より何割かは色が薄く染まります。しかし、節にたまる色溜まりは原色のままで、地色は淡く節が濃くという感じで、いい感じに濃淡が生まれて最高の染め上がりとなりました。
グレーというと中年配向きと思われそうですが、この紬なら若い方でも、中年の方でも、ご年配の方でも着こなして頂けると思います。
グレーの次はブルーです
■ 牛首紬:加藤改石謹製 ≪レトロなスカイブルー≫
良い感じにブルーグレーが綺麗に染まりました。アンティーク調のスカイブルーで素敵な色です。
この色もグレー同様に濃淡ができてオシャレです。
ブルーに続いてはグリーン系です。若草系のグリーンも牛首に染めるとレトロな感じに仕上がります。
■ 牛首紬:加藤改石謹製 ≪レトロな若草グリーン≫
シンプルな若草緑の中間色ですが、なんとも言えない魅力ある色ですね。
節の出方もこれまたカジュアル感溢れる粋な仕上がりです。
良い感じの着物になること間違いナシですね
金茶の帯、白の帯、ベージュの帯、黒の帯など、なんでも合いそうなので、色々合わせてみたいですね。
以上の7色が新しくワビタスのサイトに登場しました。
前回に5色発売して1ヶ月で3色が完売して在庫に2色残っているので、全部で9色です。
■ 牛首紬:加藤改石謹製 ≪モスグリーン(渋い黄緑)≫
■ 牛首紬:加藤改石謹製 ≪アンティークボルドー≫
そして、1番に売れてしまったのが次の緑色です
やっぱりいい色です
色無地は柄が無い分シンプルなので、着物の素材感が最も活きてきます。牛首紬となったら尚更ですね。
着物通販の京都wabitasでは、ウェブサイト及びショールームで牛首紬を揃えています
この牛首やそれ以外の良質な紬なども含め、2月に京都で開催される着物メーカーファミリーセールでもご覧頂けます、お気軽にお越しください。