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丹後製お召しAB反のお知らせ

2020年9月25日 17時32分

京都ワビタスでは、米沢、白鷹、京都西陣、丹後の各織物産地で、先練り(先染)お召しや、白お召し(後染)を織って反物で揃えています。

主に男性用の反物となると、生地を広くして織らないといけないというリスクと、需要が少ないために、どの産地も生産数はごくわずかしかないです。

では、なぜワビタスの男着物のサイトには沢山の種類の御召しがあるかというと、殆どを誂えとして織ってもらい、その全ての在庫リスクを持っているからです。

問屋さんを介さず、産直で織って頂いてる分、原価を抑えられる代わりに、A反、AB反、B反など織って出来た全ての品を引き取るため、凄いリスクを負うことになるんです。

原価は同じでも、AB反やB反は「訳あり品」として扱い、よりリーズナブルな設定にしています。

今回ご紹介するお召しは、丹後の機屋さんで織って頂いたお召しです。

先練りお召しが2点、先練り白お召しを後染した染お召しが1点です。

■ 男着物お召し【反物】 ≪角通しモザイクAB反:黒に緑≫

◆お値打ち◆

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粋な紋お召しの男物42cm幅の反物です。

「訳あり」の箇所には、「織り合わせにより」ということで印が付いてますが、画像でみるのもモチロン、実際の現品を見ても全く何があるのか分からないような織ムラのようなものなので、正にAB反という言葉がピッタリあてはまります。

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全く分かりません

でも、商品の良さは新品なので変わりません。

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色は少しエメラルドグリーン系の色の格子をランダムな形に織ってあります。

もう1色も同じ柄を織っていますが、経糸を薄い色にしている薄色の紋お召しです。

■ 男着物お召し【反物】 ≪角通しモザイクAB反:生成りに薄紫≫

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これには「スレあり」と書かれて印が付いています。

しかし、このスレも全く目立たないため、画像に写し出すことは無理でした。というか肉眼でも見ても分からないです。

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上品な感じの男性キモノになりそうな、おしゃれなお召しです。

最後にもう1点は、先練りの白糸で織った白お召しの生地を、色無地に染め上げた染物です。

■ 男着物白お召し【無地染】 ≪格子AB反シルバーグレー≫

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元は白生地に錆糸のような織難がうっすらあったのですが、無地染したことによって、殆ど消えてしまった感じです。

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紋織の光沢感が凄く綺麗で上品なシルバーグレーの反物です。

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今回ご紹介の3点は、殆ど気にせずに仕立てることができるAB反のお値打ち品になります。

いい品ばかりなので、おすすめです。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

 

 

男物お召し無地「挿し筋あり」

16時50分

男着物(着尺お召し)コーナーから価値あるお知らせです。

着物通販の京都wabitasが扱う男物正絹お召し(反物)の中でも、セミフォーマル向きな綾織りの無地お召しに、挿しによる織り筋が少し気になる色が1色だけありました。

こちらの商品です。

■ 男着物お召し(反物) ≪米沢綾織お召し:墨鼠「薄っすら挿し筋あり」◆売り尽くし◆≫

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素晴らしい商品ですが、墨色のこの色だけ難物ではないのですが、高級品だけに少し気になるため「訳あり」品に分類してお値打ち価格で販売させて頂くことにしました。

非常に細かく綾を織った艶のいい無地お召しです。

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お茶会や改まった席に出席される時用に着れる着物としておすすめです。

これくらい渋いシックな色、特に墨系の色を無地で織ると、どうしても多少の織り挿しの筋は出てしまうので、世間一般的にはOKとされていますが、お客様がお求め頂て仕立てした後に気づいたとなると問題になると思い、損を覚悟の価格にさせて頂きました。

細かいといっても綾織りにしているのは、少しでも挿し筋が目立たないようにしている、生産者の気遣いが感じられる品です。

長着(きもの)はモチロン、羽織にもおすすめです。

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現在(2020年9月25日)では、在庫は2点となっております。この2点が無くなればサイトからも消させて頂きます。

男性にとって最も素敵なシックな墨グレーの米沢織の無地お召しです。お着物を誂えようとお考えの方には、願ってもない価値ある商品です。

(2020年10月1日~10月31日までの1ヶ月「キモノ決算ファミリーセール」開催します。完全予約制となりますので、ご予約お待ちしております)

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

ぜんまい紬の染着尺

2020年9月18日 12時02分

着物通販サイト京都wabitasの男の着物コーナーに、ぜんまい紬の反物を染めた男着尺に新色が出ました。

◆男着物:ぜんまい紬
昼夜ぼかしネイビー~墨

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見た目にレトロ感溢れる染め上がりで粋な紬の反物として、カジュアルな男着物として新しく創作しました。

丹後の機で織ったぜんまい紬の白生地を染めています。丹後のジャガード織機(紋織)を使って、緯糸にぜんまいを入れているだけでなく、細かなドット柄が地紋に織り上がるように工夫してあります。(このドット柄は正確に言うと小さな格子になっています)

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染め上がりは、紬ならではのカジュアル感に加え、地模様が光沢でアクセントになり、高級感のあるおしゃれな反物に仕上がっています。

染めは、引き染技法で左右に色が変化していく、染分けぼかしです。片方が濃色に対して反対側は全く異なる色を使っています。この染技法は昼と夜を表現に例えて、昼夜染や昼夜ぼかしなどといわれてます。

正に幻想的な色の変化が粋さを感じさせてくれます。仕立て上がった着姿が楽しみな染め上がりです。

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■ ぜんまい紬男の着物 ≪昼夜ぼかし墨~墨紫≫

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これも色は違いますが、同じ染め方です。

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墨掛かったダークな色合いが、実におしゃれです。

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もう1色も同じように

■ ぜんまい紬の男の着物

≪昼夜ぼかし墨~藤鼠≫

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次の染は染分けではなく、幻想的な色彩でモヤをかけたような、夢幻ボカシ染です。

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■ ぜんまい紬の着尺 ≪夢幻染ぼかし:藍紺≫

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藍系のブルーをダークな濃色にして、色々な色を加えて幻想的なボカシに染め上がっています。

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ちょっとカジュアル感強めで出したい方におすすめです。

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こういう染め上は、ローケツ染などを得意とされる染色作家さんがよく使われています。女性用に呉服屋さんの展示会に行かれる作家さんが、似たような雰囲気の品を売られています。

そういう場所では、作家さんの商品ということで、一般の人では購入できないような驚きの金額で値札が付くそうです。

染どころ、染め方は同じでも、ワビタスのサイトでは、常にリーズナブルな設定で発表しています。

■ ぜんまい紬 ≪夢幻染ぼかし:茶≫

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同じ茶色でも無地と違い、夢幻ボカシならこのように全く雰囲気が変わり粋な反物になりました。

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シックな雰囲気で粋です

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ぜんまい紬というと女性用の商品ばかりで、男性用に作られた幅の広い品は無いと思います。

男性着物のコーナーから出していますが、むしろ紬は女性の方が好きな人が多いと思います。今回の染め上がった5点の反物なら女性にもおすすめです。

手が長く普通の反物では仕立てが出来ないという方にも、嬉しい逸品でもあります。

京都ワビタスから、ぜんまい紬のご紹介でした。

ぜんまい紬の商品は、ショールームに常設しておりますし、10月開催のキモノ決算ファミリーセールでも、ご覧頂けます。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

 

男着物かすみ御召しを復刻

8時32分

京都ワビタスでは男性着物用に御召しを多数そろえるようにしてきました。

西陣織の御召し

丹後の御召し

米沢織の御召し

白鷹織の御召し

といった具合に、お召しは男性キモノには欠かせないアイテムとなりました。

そんな御召しの中でも、何年も前から扱っていた高級御召しで、すぐに出て無くなってしまった人気の御召しが、米沢の鈴源織物謹製かすみ御召しでした。

鈴源織物さんがなくなってからその後、ワビタスでは何としてもあの素晴らしい御召しを再現できないか、いろんな産地に行って織ってもらえないかお願いしてみたのですが、殆ど断られました。

理由は、見た目以上に難しいというのと、アイテムが男性用ということでした。

男物となるとどうしても「数が出ない」「長続きしない」「幅が広い」「無地感」という様々なデメリットが機屋さんにあるため、断られました。

どこの機屋さんも、自分の所の機場を継続するため生産性を組まれていて、新たに計画変更が出来ないのと、大きなリスクを抱えることができないのです。

このご時世なので、機屋さんの気持ちはよく分かります。

諦めていた時に、1社だけ米沢のメーカーさんが「やってやれないことはない」というようなことを言っていただきまして、かすみ御召し復刻にむけてスタートを切ることができました。

しかし、いざ色々と取り組んでもらっていくと、その織の難しさが色々とでてきました。

何よりも、サンプルでも何でも織らないと分からないということなので、規格を立ち上げてから「この方法で織ってみます」というように織ってみたら「ああでもない」、「こうでもない」ということで、いろいろと試行錯誤の繰り返しになりました。

試行錯誤しているため、試験織した反物が積み上がるばかりで、メーカーさん機屋さんからすると、本当にしんどいことばかりだったと思います。生産中にできたサンプルの在庫は全て保証して引き取るということで、こちらもリスクを持って挑みました。何度も米沢まで行って状況を聞きながら挑戦は続きました。

そんなことを約2年間繰り返ししていく中で、産地から再度織れた品を見てほしいという要請が入りました。その織上がりは、鈴源御召しとは100%同じという織上がりではなかったのですが、質感、表情などは凄くクオリティーの高い生地でした。まして、「この生地の方がいいのではないか」と思うほどでした。

カスミの光沢感は凄くきれいでした。「ようやくここまで来た」という高揚感と「ほっとした」という安心感が生れたのを、今も覚えています。

それでもまだ試験段階なので、この感じで正に見本を現品織で織ってもらうことにしました。それが織り上がったのが昨年末~今年の初めだったと思います。

夏・単衣用として織った品(絹上布)が出来上がったので先に発表しました。
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絹上布は特駒撚糸を使って透かしのある上質の織物に仕上がっています。

しかし、絹上布は特駒の糸を使ってシンプルに織れたので、言ったら御召しを織るのに比べると楽なんです。最大に難しい袷用の御召しは、使う糸本数も多いのと種類の使い分けが凄く重要になってきます。

こちらが一切妥協を許さないので、生産者側はたまったものではなかったと思います。これも全ていい商品を創り、ユーザー様のお役に立ちたいという想いが強いからです。

夏単衣モノを織りながら、併用しながら出来上がってきた御召しは素晴らしい反物でした。

■ 特選かすみ御召し男着尺 ≪粋なパープル≫

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鈴源御召しには無かった、粋な色合いの紫色です。ヨコに2色の色糸を使っているので、見る角度によってシックな紫に見えたり、ワイン掛かった紫に見えたりします。それに紋織でもないのに綺麗に光沢が出て高級感溢れる御召しとなりました。この光沢感こそがカスミの御召しの良さでもあります。

■ 特選かすみ御召し男着尺 ≪紺に金茶≫ 

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この他、紺、銀鼠、赤(ワイン)などが、最初のぶっつけ本番サンプルで織り上がってきた品です。

御召しは着こなし方によって、フォーマルにもカジュアルにも着こなせるため、現代では男性着物の中でも一番の代表的な商品です。その御召しにも様々な御召しがありますが、着物通販サイト京都wabitasでは、かすみ御召しを定番の中心商品にしていく予定です。

産地のメーカーさん、機屋さんが苦労してサンプル織りして頂いた品を元にして、再度これから色を決めて素晴らしい御召しを創作していきます。

既にベースになる経糸の色は3色用意済なので、あとは緯糸の色が決まれば織り始められます。

色出しが最大に難しいのですが、厳選に厳選を重ねながら最高にいい品に仕上げて、早くご提供させて頂けるように、もう少し汗をかいて頑張りたいと思います。

かすみ御召しは、男の着物として創作致しますが、シックな無地感の着物として男性・女性共におすすめできる反物です。

現在織り上がったお召しは、ショールームに常設中ですし、10月のキモノ決算ファミリーセールでもご覧いただけます。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

正絹の色無地着物(きもの)

2020年9月8日 17時34分

当たり前ですが、着物には染物・織物がありますが、染着物には訪問着や小紋などの柄を染めた着物と、反物を無地1色に染めた色無地の着物があります。

今回は秋に向けて色無地着物を現代風の着こなし方も含めて見直したいと思います。

色無地の着物というと、紋を入れて格式高いフォーマル着物として、結婚式や茶道(お茶会)など改まった場所に着る着物として親しまれてきました。

友禅染のように柄が無いので扱いやすく、セミフォーマルな着こなし方が主流になっています。

ネット通販の広まりで、東レのシルックのように洗える色無地着物や、見本帳で好きな色が選べる企画品など、色無地は多くの呉服店が取り扱われています。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)でも、正絹の反物で様々なタイプの色無地を独自に誂えて現品を揃えています。

そんな色無地着物ですが、色無地に限らず着物自体のカジュアル化が進んでいるため、色無地よりも小紋などカジュアル着物を揃えるように変わってきているように感じます。

ワビタスでは、生地の質にこだわった色無地、織り模様に拘った色無地を扱っていますが、あくまで「着物はファッション」というとらえ方で、お客様にはフォーマル~カジュアルまで着こなせるようにご提案しております。

まずはワビタスが扱っている正絹色無地着尺をお浚いしたいと思います。

まずは、正倉院文様を反物の中に100柄や88柄織りあげた、光沢がありエレガントな八掛付きの色無地です。

色無地着尺:特選丹後紋意匠正倉院文様「八十八選と百選」

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このように横段になって地模様が変わっていくという、丹後の機ならではの魅力溢れる色無地着尺です。地模様が次々変わるので、何処にどの柄がくるかは分かりません。光沢がキレイで色の発色を引き立ててくれます。仕立て上がった着姿が凄くエレガントで綺麗なので、お茶会にも着られますが、パーティー着物としてドレッシーに着こなして頂けるので素敵です。

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全てに共八掛を織っています。下の画像で見える模様が八掛の地模様です。

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そして、4丈の色無地にかわり、ワビタスの色無地の定番となってきたのが次にご紹介する高級白お召しの反物を染めている先練りお召しの色無地着尺です。

先練り白御召し:色無地

鳳凰紋や宝尽くし、麒麟菊などの格調ある模様の生地を染めているタイプです。

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この色無地最大の特徴は、ハイクオリティ&ハイセンスです。

ハイクオリティは、先練りの糸を織り込んだ白お召しの生地質です。反物を持ってみると、その良さがスグに分かります。普通の紋意匠のような柔らかモノの生地と比べると、シャキッとした生地質は、たるみが出ないというか、凄く着心地がいいです。先染織物の御召しほど硬くないので、「硬すぎず、柔らかすぎない」という言葉がピッタリ当てはまります。

先練りお召し【麒麟菊文様の色無地】

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お茶会着物や結婚式やパーティーに、自信を持っておすすめできる色無地です。

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いい生地質は染付も凄くいいんです。染屋さんが絶賛されているほどで、薄い色から濃い色まで綺麗に染まります。

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着物だけでなく、コートや羽織にも素敵です。

先練りお召しの色無地は、格式高い地模様だけでなく、ちょっとモダンにオシャレな地模様もあります。色目によっては、小紋よりもオシャレな感じに染め上がっているタイプもあります。

先練りお召し【丸に鳳凰紋の色無地2色】 斬新なカラーを染めたのですが、凄く人気があります。

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先練りお召しシダ亀甲文様 シックな色から上品な色まであり、これも人気ある品です。

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無地小紋のようにエレガントでオシャレな色無地です。

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先練りお召し【洋花グラデーション】

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光沢が効いて凄く幻想的な色無地着尺になりました。

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普通の紋意匠と少し異なるのは、糸だけではなく二重組織になって地模様が浮き織になっているところです。次の色無地を見ていただくと、よく分かります。

先練りお召し色無地【唐草文様:レモンクリーム】

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これら色無地は、フォーマルな袋帯を合わせてセミフォーマルな着物としても素敵ですし、同じ袋帯でもシャレ袋帯を合わせるとパーティー仕様の素敵な着物にもなります。名古屋帯を合わせれば、見事にカジュアル着物にもなります。

これが現代版色無地の魅力です。

他には、高級紋古代ちりめん地を染めている、両面織の色無地がございます。

■ 特選紋古代縮緬色無地【両面織:反物】 ≪唐草に鳳凰≫

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表は唐草、裏は鳳凰紋が浮かび上がる、紋織の特徴を活かした紋古代縮緬の色無地着尺です。

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予算を抑えたい方には、少し安価な色無地として、紋意匠縮緬を染めた色無地があります。

正絹丹後紋意匠唐草の色無地

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カジュアル感のあるタイプの切子調の麻の葉文様の生地を染めた色無地もございます。

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小紋のようにオシャレな色無地です。

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この他に、手が長い方に嬉しい幅の広い生地を染めた、フリーサイズの色無地もあります。

ワイド幅の正絹色無地

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ワビタスは男性物の反物も多数取り扱っているので、染物&織の反物を合わせると、幅の広い無地着尺は沢山揃っているんです。

色無地の着物は単衣にも袷にも選ぶことができます。

誂え方に選択肢が多いのも色無地の特徴ですね。

呉服屋さん業界では「色無地は売れない」というようなことを言われてるようですが、ワビタスでは年々増えている(売れが)状況です。

染色・織り・地模様など、シンプルな中に工夫と説明があれば、色無地の着物は、まだまだ需要の多い着物と思います。

着物通販サイト京都ワビタスでは、今後も色無地キモノには力を入れて取り組んでいきます。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

新作:織の着物「長井綾織りの着尺」男着物と婦人物

2020年8月25日 14時16分

着物通販サイト京都wabitasでは、小紋や色無地など染の反物を扱うとお共に、お召しや紬などの先染で織った織の反物を、紳士物も含めて沢山扱っています。

その中でも最近増やしてきているのが、置賜紬の名品です。

米沢織や白鷹織などの、みちのくの織物です。

米沢に行くと市内にあるメーカーさんの織物は、米沢織の品として見ています。最近取り上げているのが、米沢市内から離れて長井や白鷹にある機屋さんの織物です。

有名なのは白鷹お召しですが、それらとクオリティでは全く劣らなく、いい品を織っているのが、長井にある長岡織物さんで織られる織物です。

長岡織物の長岡正幸氏は、置賜紬の伝統工芸士です。絣の技術での伝統工芸士の資格をお持ちのようですが、私どもが気に入って取扱っているのは、光沢ある綾織りの反物です。

女性物用に織った「市松グラデーション」や、「まるまなこ」といった綾織の反物は、素人目に見ると日本の伝統的工芸織物でもある黄八丈の反物に似た織上がりです。

見た目は無地感でシンプルで、質感が素晴らしく、ワビタスが扱うシンプルでハイクオリティな作品の代表的な品です。

そんな長井の綾織り着尺にいくつか追加で新しい品が織り上がりましたので、ご紹介致します。

婦人物用の反物幅の品と、男女ともに誂えて頂くことができる幅広の品の両方あります。

まずは、市松グラデーションに追加の2点

■ 置賜紬伝統:長井綾織 ≪絣縞にグラデーション≫

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大小の市松模様が複雑に並んでグラデーションに見える、無地感の織物に絣風に縞を入れて粋な織物になっています。

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もう1点は、透明感あるグレーの無地です

■ 置賜紬伝統:長井綾織 ≪グラデーション【白グレー】≫

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上品で素敵な色に織り上がっています。ジャガード織(紋織)では無いので、丈夫な生地で着やすさは間違いなしの逸品です。

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生地の質感は、白鷹織や黄八丈など日本の代表的な織物と変わらないハイクオリティな織物です。

男着物なら、こちらも黄八丈っぽい雰囲気がでた2点の綾織り着尺が織り上がりました。生地幅を41cm以上の誂え幅にして織ってもらってます。

■男の着物: 長井織物男着尺【先染】 ≪擦れ縞に極小綾織:金茶≫

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黄八丈の鳶八の色目に似た生地に織り上がっています。

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男性用に41cm幅で織ってもらいましたが、モチロン女性の方にもおすすめできる素敵な織物です。

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そんなに硬い生地質でな無いので、羽織にしても粋です

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もう1点は、さらにシックな墨黒です

■男の着物:長井織物男着尺【先染】 ≪擦れ縞に極小綾織:墨黒≫

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人気の墨黒は、織上がりもシックでおしゃれです

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ワビタスの男着物コーナーでは、この他にも粋な長井の織物がございあす

■ 男の着物:長井織物男着尺【先染】 ≪格子絣に縞織:墨茶≫

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■男の着物:長井織物男着尺【先染】 ≪格子ストライプ綾織:墨鼠≫ 

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■男の着物:長井織物男着尺【先染】 ≪格子ストライプ綾織:鳶茶≫

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この他にもいくつかございます。

長岡織物さんの創る質感は画像だけでは伝わらないと思います。

そんな方は、一度ショールームへお越しください。京都wabitasのサイトで扱う品は全てショールームに置いてあります。

気軽にご覧頂くことができますし、品物を確認するだけで、お買い上げがなくても結構です。

是非一度見に来てください。

京都wabitasは、丹後・小千谷・米沢・長井・白鷹の良質な反物を揃える着物通販サイトです。

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男の着物:単衣におすすめ絹上布「夏お召し」

2020年8月19日 9時44分

男着物の品揃え及び取り扱い一番店を目指す着物通販サイト京都wabitasですが、取り扱い商品の99%は正絹や本麻といった天然繊維の高級品です。ポリエステルの洗える着物は、ほんの一部しか扱っていません。

そんなワビタスの男着物コーナーには、袷や単衣のどちらにでも誂えることができる「お召し」や「綾織り」に「紬」などの織物を沢山揃えています。お値打ちな「訳あり」B反品も沢山あるので、若い男性のユーザー様も増えています。

そんな男性のお客様が一番悩まれるのが、9月~10月、5月~6月の着物や羽織です。

7月、8月の盛夏の季節には、普段着用に麻着物が一番出て、羽織は正絹の薄物が多いです。

問題は夏物ではなく、単衣の着物です。

お召しや紬を単衣着物として誂えればいいのですが、今年もそうですが夏が長期化しそうで、まだまだ暑さ厳しく、9月に残暑見舞いが出そうなくらいです。この状況は既に5年以上前から始まっているんです。

異常気象が当たり前になった現代では、昔からいわれる着物TPOが、もはや通用しなくなっています。

薄物キモノでも、紗のように透け感が強くなければ、9月はモチロン10月にも着こなせる時代になっていると思います。

ワビタスでも、男性の単衣着物用に夏着物・単衣着物兼用素材で織った反物の取り扱いを、年々増やしています。

そんな単衣着物におススメの反物を改めてご紹介させていただきます。

只今夏物のコーナーで取り扱い中の、「夏お召し」とも言える絹上布の逸品からです。

米沢織の鈴源織物謹製カスミお召しを復刻するために、色々と試行錯誤を繰り返している最中にできた、夏のカスミお召し:絹上布の反物からです。

春夏秋に着れる■ 絹上布・夏単衣着尺 ≪特選かすみ御召し薄物バージョン≫

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お召し機で織った生地は、しっかりとした生地なのに透かしが入って通気性を良くしてあるので、夏の着物、単衣の羽織、単衣着物として最適な生地質になっています。

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透け透けということではないので、単衣着物に丁度いい品です。

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無地感ですが、カスミ模様に細かくグラデーションが掛かったような織上がりが綺麗です。男物の幅で織っていますが、女性の方にも誂えて頂いてもOKな織物です。

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見た目は紬みたいに粋でおしゃれなカスミの織りになっていますが、紬のように纏わりつく感じが全く無くて、サラリとして滑りも良く、質感がいいので着心地は絶対にいいと思います。

これで1着誂えて持っておくと、5月~10月まで計6カ月間(半年)を通して着られるので、凄く重宝する着物になること間違いなしです。

今年の場合は梅雨が明けるのが遅れて、5月~7月は寒かったり暑かったりして全く気候の予測ができませんでした。梅雨が明けると猛暑日が連日つづいてお盆明け尚も真夏です。5月~6月は正絹着物、7月~8月の猛暑期間は麻着物、8月末~10月は正絹着物というような着回しをして頂いては如何でしょうか。

昔からのTPOでは、衣替えの6月と9月の2か月だけの短期間が単衣着物の出番でした。それが今では5月~10月の半年が薄物も含め単衣期間、11月~4月の半年間が袷の期間となりました。

異常気象による気候の変化に合わせて、TPOも変化しています。着物に対する考え方も変わってきていますので、それに対応できるように京都ワビタスでは商品開発しながら、ユーザーの皆様のお役にたてるような通販サイトを目指していきたいと思います。

特に男性キモノはどの産地も生産量が少ないため、今後も産地と一緒になって独自にモノづくりしていきたいと思います。

着物通販の京都wabitas(ワビタス)

「むすび織」男物着尺入荷:落語家さんの羽織や着物にもおすすめです

2020年7月21日 16時58分

米沢織物の産地販売会に仕入れに行ったら、これぞ男物の織物といえる高級織物を見つけたので、京都wabitasのサイトに出させて頂きました。

新商品ということではなく、男の高級キモノや羽織の定番であった「ひげ」の紬着尺です。

ひげ?

正式には「むすび織り」の着尺です。業界の人たちは糸が出ているので「髭」という表現を使われています。表現は少し下品かもしれませんが、これまでは普通では買えなかった高価な織物です。350064a

緯糸にいくつも結ばれた糸があり、織るのもそうですが、糸つくりが大変そうです。

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■ むすび織特選男着尺 ≪米沢織:墨黒≫

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産地の方は、着物でもといわれましたが、おすすめは羽織です。

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■ むすび織特選男着尺 ≪米沢織:グレー≫

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この2色は今までも男物色として、定番な色として使われてきました。

今回この2色以外にあと3色を仕入れました。この3色は上品であり明るい色系の少しカラフルな色で織られています。

今までワビタスのお客様で、こういう明るい色をお求め頂いたのは、茶道をされている方や、落語家さん達でした。

■ むすび織の特選男着尺【藤鼠】 ≪落語家さんの羽織や着物にもおすすめ≫

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藤色の落ち着きある色です

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■ むすび織の特選男着尺【薄抹茶】 

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一番明るい色が次の色です

■ むすび織の特選男着尺【クリーム】 

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この色を選ぼうかどうか迷いましたが、不思議と過去にもこのような色をお求め頂けるユーザー様が必ずおられました。

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今回もこの色をお探しの方に巡り合えることを願っています。以前は素材は違いますが、落語をされている方でした。

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以前というか、今でもデパートや呉服専門店さんに並ぶと、一般の人ではとても買えないような高額値札がついている「むすび織」の男物着尺ですが、京都wabitasの通販サイトと、ショールーム限定の販売ということで、リーズナブルな価格でご用意させて頂きました。

このメーカーさんの機場では、もう生産はしてないので、織上がりの現品が最後の品と言われてましたので、貴重な逸品物でもあります。

一度は髭の織物を誂えてみたいと思っておられた方があれば、おすすめの品です。

男の着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

 

 

 

決算前の「訳あり品」セール:男きもの高級織物着尺

2020年4月26日 15時43分

男着物(着尺)コーナーでは、高級お召し着尺、米沢謹製の綾織り着尺など、上質な男性用幅広で織った先染織物着尺のB反お値打ち品がサイト上からお求め頂くことができます。

産地に行ったりして見つけた、凄く価値ある品々が沢山入荷してきました。

男性用に着物(長着)や羽織はモチロン、女性の方でも素敵な品々が沢山あります。

■ 男着物紋お召し【反物】「少々難あり」B反品 ≪ヘリンボン縞:墨黒無地≫ 

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画像ではお伝え出来ないのが、生地の良さです。凄くいい織物なんで、男女ともにおすすめです。

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■ 特選かすみ御召し男着尺【サンプル品の反物】 ≪臙脂「訳アリAB反」≫

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※シルバーグレーのカスミお召し

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これら「かすみ御召し」の着尺は、以前に定番であった御召しを復刻するために、何度も試行錯誤を繰り返してサンプルを織った品々です。サンプル品のB反といえども、凄くいい品なので本当に価値ある品と思って頂きたいです。

カスミ御召しの復活は、あと少しです、ご期待ください。

次は、米沢織の高級綾織り男着尺のB反処分品です。

■ 男着物【特選綾織着尺】「少々難あり」B反品 ≪米沢織:網代菱格子≫シルバーグレー

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凄くよくできた綾織り着尺で、お召と遜色ない着尺です。モチロン生地幅42cmあるので、男性着物として使える逸品です。

※グレー

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※墨紺のシックな色

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■ 男着物【正絹綾織着尺】「少々難あり」B反品  ≪米沢織:綾風ベージュ≫

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■ 男着物【特選綾織着尺】「少々難あり」B反品 ≪米沢綾織:波ヨロケ縞≫

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女性の方でも誂えて頂ける上品な色もあります

■ 男着物【正絹綾織着尺】「少々難あり」B反品  ≪米沢織:綾風ライトブルー≫

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カジュアルなストライプを織ったタイプもございます

■ 米沢綾織男着尺まるまなこ「少々難あり」B反品 ≪東匠猪俣謹製:優雅≫

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いい生地です

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再び御召しに戻ります。強撚糸を使った本お召しの高級男着尺も2点

■ 男着物【正絹本お召し】「少々難あり」処分特価 ≪米沢織:特選本御召し≫

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強撚糸の御召しはもう1色あります

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丹後で織った粋な紋お召しもAB反が2点あります。

■ 男着物お召し【反物】  ≪ヘリンボンAB反:青系◆訳あり◆≫

 

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この他にも、カジュアルな着尺~無地感の着尺まで、何処にもないくらいの訳ありお値打ち着尺が、只今サイト上でお求め頂けます。

ワビタスの男着尺は、カスミ御召し・白たかお召しをはじめ、今後もいい品に拘り品揃えしていきます。

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男の粋な羽織用小千谷紬薄物着尺:新商品

2020年3月26日 8時40分

男物夏コーナーより、この度新しく高級紬で創った羽織用薄物着尺が出来上がりました。

■ 特選小千谷紬の薄物男着尺 ≪ギンガムチェック:黒≫

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カジュアルに拘った、紬の逸品を男性用の羽織や夏着物用として誂えて織って頂きました。

小千谷織物の手紡糸を活かして、糸にも拘りを持っており、経糸緯糸共に壁糸や駒糸、紬糸など数種類を絡ませ、カジュアルで独特な風合いに織ってます。

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そんな生地を、京都の無地染工房に持ち込み、黒の染料に浸け込み、黒無地に染め上げました。

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太めの格子に織ってあるのですが、糸質によっては、濃く荒く浮かびがって見える部分と、薄くシルエットのように浮かび上る所が重なり、ギンガムチェックのような仕上がりになってます。

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シックな黒と透け感が上手くコラボして、最高に粋な反物を創り上げることができました。

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主に羽織物としてがおすすめで、4月中頃から梅雨や初夏~盛夏~秋にかけて、スリーシーズン対応の長期間でお使い頂くことができます。

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着尺用に織ってあるので、長さは12.5m以上で着物としても誂えて頂くことができます。

男物として数の少ない薄物着尺に、今年新しく創作させていただいた逸品です。

粋な羽織物としておすすめです。

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