単衣の着物に本場縞大島の小紋
2015年4月15日 14時20分小紋やお召しなどの上質な反物を中心に揃えている正絹着物の通販サイト京都wabitas(ワビタス)では、只今単衣のキモノ提案に力を入れています。
単衣の着物は主に6月と9月に着るわけですが、6月が春単衣という感じで淡い色で春色の明るめな色の着物を着られることが多いようですが、9月は秋単衣という感じで少し色の落ち着いた感じの着物を着るのが一般的と言われてきましたが、ここ近年は6月も9月も初夏と初秋で主にまだ夏に近く暑い気候のせいで単衣キモノを着る時期が延びているため、あまり色に拘らずに両方の季節を着こなせるような色や柄を選んで着物を誂えるようになってきました。
京都wabitasが単衣のキモノとして提案させて頂いているのは、染では小紋の両面染です
素材なら、ちりめんの薄物:さわやか縮緬の染着尺も好評です
先染めの織り物なら男性用の高級着尺も兼用であります
先染めで圧倒的に単衣の着物として人気があり使われているのが、お召しです
質感や裏を気にすることが要らないので、織り物を単衣にされる方がホント多いです。
ここまでは無地感的な着物が多いように感じます。
涼しさを感じさせるようなデザインとなると無地感が多いのは納得できます。
でも、単衣の季節でもオシャレなカジュアル感の強い着物が着たいという方も結構おられます。
京都wabitasでは、新たに縞大島の微塵大島の白生地に京友禅の小紋染をして大島の小紋を出しました。
この生地は平織なので羽二重のようにサラサラして単衣のキモノにしても良い軽くて丈夫な素材です。
サラサラ感がたまらなくて、滑りが良いので着心地には問題無しです。
そんな縞大島の生地に染めた柄は蔦葡萄の縁起の良い吉祥文様の格のある柄です。
コートや羽織にしても良さそうな幻想的なデザインで染めた京友禅小紋を単衣にも着れるように上品な色彩で染め上げています。
■ 小紋:縞大島京友禅 ≪蔦葡萄(つたぶどう)≫
本場大島の証書も付いてますが、染自体は京友禅の柔らかい小紋です。
この小紋なら単衣着物に仕立てても5月6月そして9月10月も着こなすことができる色柄そして素材も単衣に向きます。
普段のお出掛けなど、気軽に着る着物としてお薦め品です。
この他にもお茶会の単衣着物にお薦め両面染織りの色無地もございます。
このように様々なタイプの単衣着物にお薦め品がございます。
着る機会の少ない単衣ですが、少ないほど着て行く場所も決まった所が多く、お茶席などに行かれるなら何か格のある着物が必要なので、小紋や色無地などお薦めです。