夏の着物:正絹駒絽の両面染小紋

2014年4月18日 13時48分

小紋の反物:着物通販サイト京都wabitasでは、夏の着物に適した反物を2つのカテゴリーに分けて揃えています。

一つは夏の普段着の着物や浴衣にお薦めの本麻素材の近江ちぢみを「夏の着物:麻」コーナーで揃えています。もう一つは夏の普段着?お茶会など略礼装の着物としても着こなせる正絹絽の小紋を揃えています。

本麻と正絹の共に天然素材ですが、扱いが変わってきます。

特に着物を着られる方が困られるのが、夏場のお茶会や結婚式などに着る着物です。

結婚披露宴などには絽の附下などがありますが、意外と夏場の結婚式は絽では無くちりめんなどの素材の単衣着物を着られるのが多いようです。

暑いですがホテルなどはクーラーも良く効いてるのでそうされるんですね。

でもお茶会やお稽古事などには小紋が良いです。絽の江戸小紋などが一番のお薦めでしょうか。

でも仕立てると分かるのですが、小紋の染物で地染を型で染めて裏側に色が付かず白っぽい反物などは、単衣用に仕立て上げた時に裏側がちょっと気になるんです。

色によっては気になるタイプとあまり分かりにくくて気にならないタイプがあります。

ですから単衣の着物などには紬やお召しなど織物が好まれます。織物は両面に柄が出るので仕立てた時にオシャレに写ります。

でもお茶会などには鮫や行儀のような江戸小紋があると使い勝手が効いて重宝します。

でも江戸小紋は裏側が白っぽいのが意外と多いのです。

そんな時に嬉しい夏の絽の小紋は裏地も染まっている両面染の小紋です。

着物通販サイト京都wabitasでは、今年も正絹駒絽の両面染小紋を取り揃えました。

表の柄が極小青海鮫や万筋や大小霰など格調ある江戸小紋の柄を染めて、裏側には異なる色で縞や霰模様を染め上げています。

江戸小紋として着こなしができて夏場のお茶会にも素敵な正絹小紋です。

■?夏着物:正絹絽の小紋?≪両面染:霰に縞(黒)≫

江戸5役の大小霰の模様に裏が木賊模様の竹縞になった両面染小紋です。

もう1色

■?夏着物:正絹絽の小紋?≪両面染:霰に縞(紫)≫

落ち着きある中間色の紫とブルーグレーの組み合わせです。

そして、江戸小紋柄の中では最も格調高い江戸三役の鮫を染め上げた極小青海鮫の両面染絽の小紋がこちらです

■?正絹絽の鮫小紋:夏着物?≪両面染:鮫に縞(青鼠)≫

裏側は縞になっています、表に柄が写らないか気になるところですが、限りなく写らないように染まっています。

■?夏着物:正絹絽の小紋?≪両面染:鮫に縞(黄緑)≫

若草系の優しい緑に金茶系のベージュです

■?夏着物:正絹絽の小紋?≪両面染:鮫に縞(グレー)≫

そして黒

■?夏着物:正絹絽の小紋?≪両面染:鮫に縞(黒)≫

もう一柄は細かな細い線がタテによろけた模様になったヨロケ万筋に霰の両面染正絹絽の小紋です。

■?夏着物:正絹絽の小紋?≪両面染:ヨロケ万筋に霰≫

殆ど無地のようなヨロケ万筋は癖が無く上品な着物として人気のある柄なんです。

■?夏着物:正絹絽の小紋?≪両面染:ヨロケ万筋に霰 グレー≫

裏地にオシャレなアラレ模様が見えて、普段着の着物としても着こなせる無地感の絽の小紋でもあります。

このように江戸小紋柄の両面染小紋は良質な正絹駒絽の生地に染めていますので、夏の着物としてお薦めできる良質品です。

絽の小紋ではこの両面染小紋が最もご要望が多いです。

夏の着物は着る機会も少ないです。

夏場に着物を着られる方は、趣味だけではなく何か用事があるために着られています。

そんな夏の着物ユーザーの方々のために揃えた正絹駒絽の両面染小紋は、着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)の【夏着物:絽の小紋】コーナーからご覧いただくことができます。

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