日本の色

2009年2月4日 17時16分

京都wabitasの小紋をお仕立て付でご注文いただくと八掛の色を選択出来る箇所がありますが、色の名前が日本の色名になっています。着物を扱うサイトなので色名もやっぱり『日本の色』がいいのではとこだわらせていただいた部分なんですが、皆さん『日本の色』ってピントきますか?そんな方の為に少しずつ『日本の色』の紹介をします。

今回は「京紫」です。

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京紫色…昔、紫の色は紫草の根や貝紫などから作られる染料の名前でした。現在の日本の色では紫の事を『京紫』と言います。京紫とは赤みがかった紫のことで、同じ紫色でも青みがかった紫の事を江戸紫と言います。また古来の京都には紫染の秘法を一子相伝の特技として守り続けた染師もいたそうです。

京都wabitas(ワビタス)