お洒落小紋「染の訳あり品」大柄の花模様【お知らせ】
2025年2月5日 15時28分着物通販サイト京都wabitasのYahoo!ショッピングから、新作の正絹小紋「訳あり品」のお知らせです。
お洒落な京友禅小紋ですが、染が上手くいかず「訳あり品」になった品があります。
染め上がり新品の品で、斬新な模様を染めた大柄のアンティークで、少しモダンな高級正絹小紋着尺が、価値ある訳あり価格でお求めいただけるようになっています。
2点あり、それぞれ訳ありの内容が異なり、それに合わせた値段にしています。
黒地のシックにモダンでアンティークなお洒落小紋
黒地に白上げ花模様の京友禅小紋(正絹丹後紋意匠)着尺「染の訳あり品」

ご覧のように、大柄でデザインされた模様を白上げで染めている素敵な新作の小紋です。
これが下の画像にあるように、染によるシミなどがあるため、訳あり品になりました。

この小紋の訳ありですが、幸いに箇所が巻き始めスグの所にあるので、仕立て時に裁ち合わせなどすれば、特別問題なく誂えることができそうです。

羽織に誂えるということなら、生地が3mほど余るため、羽織には全く問題なく作ることができます。
ウェブサイトでは、本来の販売価格よりも大幅にお値打ちにして、訳あり品としてリーズナブルな価格でお求めいただけます。
同じ柄でもう1点あるのですが、こちらは模様の配色が藤色系の寒色で素敵に仕上げてあるのですが、残念ながら染め上がってきた現品は、訳あり品になりました。
こちらです
黒地に藤色の花模様の京友禅小紋(正絹丹後紋意匠)着尺「染の訳あり品」


漆黒の黒に透明感ある藤色で色を滲ませた素敵な小紋友禅なのですが、染の仕上がりが次の画像のように、色が異なって出来上がってしまいました。

上記画像を見て頂いて分かるように、向かって左は青みの藤色に染まってるのに対して、右側は左よりも白っぽく仕上がっています。
こんな感じ

反物の途中で色が白っぽく変化しています。
見方によっては微妙な色の変化なんですが、

最も異なるところを重ねると違いが分かります。

仕立ての持っていき方によっては、言われないと分からない感じになりますし、濃淡がついてお洒落な仕上がりになりそうな感じもします。
やはり羽織に誂える方をおすすめ致します。
生地には全く問題なく、あくまで染によるものが原因の訳あり品です。
多分、染めている時点では、見た目に分からなかったんでしょうが、色を定着させる蒸し加工をした後に発覚したのだと思われます。
正絹の染物にはよくあるケースなんです。
こちらは最初にご紹介した小紋よりも、より安い訳あり価格にしております。
どちらも訳あり品ですが、染め上がったばかりの新品で、Yahoo!ショッピングからお求め頂けます。
寒い時期のお出掛けには、袷の羽織は必ず必要なアイテムです。
生地が多く余ることから、羽織にはあまりお金を掛けたくないという方にはイチオシの品です。