男物羽織裏 正絹額裏京友禅摺り
2016年8月29日 15時33分男羽織の裏地コーナーにオシャレで粋な額裏(正絹羽織裏)を追加しました。
表地よりも裏地に高価な生地を使ったり、派手な絵柄を施すことを『裏勝り』と呼びます。
江戸時代に庶民が贅沢を禁止され、どうにかオシャレを楽しみたいと制約の中で生まれ発展していった名残が現代に引き継がれ裏地に凝るようになっています。
見えない裏地に凝るのが粋で、センスの良さが感じられます。
■ 黒田節ブルーグレー
城に竜の杯を描いた黒田節の模様を豪華に染め上げています。
■一富士二鷹三茄子
縁起の良い初夢とされる、富士山・鷹・茄子をブルーグレーの男物らしく落ち着いた色に染め上げました。
■竜虎:ブルーグレー
迫力ある竜と虎との睨み合いを丁寧に染め上げたブルーグレーの深みある色です。
■能面:翁ブラウン
昔から残されていた型紙を出して染め上げた、復刻版の作品です。
■能面:翁グレー
染め上がりでは想像できないほどの型枚数を用いて染め上げている作品です。
■富士山に東海道五十三次
歌川広重の東海道五十三次を豪華に染め上げた、男物額裏(羽裏)地ですが、柄の無い無地場の所に染シミのようなムラが1ヶ所あるため、現品処分の大変お求めやすい価格で設定致しました。
豪華な友禅は、京都の摺り染職人により、何枚もの型紙を摺り合わせて染め上げた作品です。
表だけでなく、見えない裏にも凝ったオシャレをお楽しみください。