Archive for the '白鷹' Category

白鷹紬:高機手綾織草木紬

2017年12月27日 8時39分

着物通販サイト京都wabitasの紬コーナーでは産地の先染織の伝統的な紬や、白紬を染色した染紬を揃えています。

その中で最もクオリティの高い白鷹紬を品揃えしております。

今回も新しいタイプが1点織上がりましたので、全品合わせてご紹介します。

まずは白鷹紬についておさらいです。

白鷹紬は、長井紬とその発祥を同じくし、米沢藩が領内を青苧(あおそ)や紅花といった材料の生産地から、自給自足の絹織物産地に変えたことで始まりました。

その歴史は古く、昔は織をしている家が多数あったようですが、今現在では小松織物さんと佐藤新一さんの2軒のみです。

そのうちの1軒:置賜紬伝統工芸士の佐藤新一さんの工房では、全て手織りによる白鷹お召し・手綾織紬・雪花織九寸などの素晴らしい織物が生まれています。

手織りなので生産量が限られ、一品一品が全て希少価値の高い逸品物ばかりです。

そんな佐藤新一さんの織物工房で織られた白鷹紬の一つでもある手綾織の草木紬を京都wabitasでは沢山とは言えませんが常に扱い、新しい色が織れれば加えるようにしてきました。

今回も新しい作品が織上がり、全5点となりました。

草木染を主染料とした手綾織の白鷹紬を新商品を含めて改めてご覧ください。

まずは入りたての新商品から

■ 白鷹紬:草木染手綾織 ≪市松グラデーション≫ シックな無地感チャコールブラック

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主染料はログウッドで、深みある渋い色で市松のグラデーション模様を織り上げています。

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墨黒のシックでクラシカルな色は、とてもオシャレです。

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細かな市松模様がグラデーションをストライプに描き、無地感の中にも光沢で浮ぶハイセンスな作品です。

 

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横段・タテ・格子が絡み合った新作です。

そして、粋な縞格子の白鷹紬が現在は4点ございます

■ 白鷹紬:草木染手綾織  ≪シックな深藍緑の格子縞≫

 

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主染料はログウッド、矢車、インド藍、刈安を使って深みある渋い色を織り上げています。

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■ 白鷹紬:草木染手綾織 ≪ブルーの縞グラデーション≫

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主染料はインド藍、矢車、刈安を使っています。

 

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■ 白鷹紬草木染手綾織 ≪格子縞の鶯色系生成り≫

 

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主染料はログウッド、刈安、桜を使っています。

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■ 白鷹紬草木染手綾織 ≪白生成りの縞≫

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上品なこの白鷹紬は主染料に梅、五倍子、よもぎを使っています。

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以上、5点の白鷹草木染手綾織紬でした。

普段着のキモノとして代名詞の紬ですが、昔はカジュアル着物として一般的でお求めやすいキモノでしたが、現在は希少価値が上がりお召し同様に最高級品となってしまいました。

近年は着物がフォーマル化からカジュアル化へと需要が変わりつつあります。

安価な紬はいくらでもあるようですが、京都wabitasでは白鷹紬をはじめ希少価値の高い良質な紬を男女共に厳選して取り扱っています。

これからも質にこだわったハイクオリティーで、デザインもハイセンスな作品を揃えていきたいと思います。

この素晴らしい紬の反物ですが、画像ではその素晴らしさを100%感じて頂くことはできません。

この5点を含めて産地の名品などサイトで出している品々は、全て京都のショールームに置いております。

是非とも手に取って見て頂きたい商品ですから、京都にお越しの際はショールームにお立ち寄り下さい。

【ショールームへの来店受付中です】

気軽に見て触って頂けるショールームです。

2018年2月10日~12日の3日間、着物メーカーのファミリーセールに相乗りさせて頂きます。

行きたい方はお申し付け下さい。

白鷹紬も揃う着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

 

祇園祭ファミリーセール入場受付中

2017年6月30日 17時38分

7/14~7/16に開催する祇園祭での着物ファミリーセールは、京都wabitasのショールームとして使わせて頂いてる京町屋での開催となります。

会場となる京町屋

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見てみたいという方は着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)のお問い合わせフォームから「祇園祭きものファミリーセール入場希望」という感じに、住所・氏名を記入してお申込み下さい。

 

品揃えはメインが正絹小紋の数々の反物で、「古典柄の小紋」「モダンな模様小紋」「紬の小紋」「夏の絽の小紋」「輸入の生地を染めた小紋」まで幅広く揃い楽しんでいただけると思います。

 

モダンな小紋

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古典柄の小紋

 

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名古屋帯

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帯は「西陣織の袋帯」「琉球紅型の名古屋帯」「米沢織の帯」「ワビタスオリジナル染帯」「白鷹織の帯」「夏帯」など帯も見応えありです。

八寸

 

琉球紅型の帯

 

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白鷹織や置賜紬など米沢の帯

米澤八寸

 

そして織物なら白鷹織の伝統的工芸織物:板締め小絣の白鷹お召しなど白鷹織の反物に長井紬の織物など米沢の名品が多数ご覧いただけます。

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みちのくの創作袋帯

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白鷹織に黄八丈の名品

 

米沢 帯

 

 

男物も驚くほど沢山の反物が揃います

男物

男もの小物

男のお召しや紬

 

男着尺

 

夏の麻着物:近江ちぢみ

近江ちぢみ

 

大好評の麻の寝装品

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この他、振袖に長襦袢、小物類に肌着まで揃います

ご来場のお申込みをお待ちしております。

7/14~7/16祇園祭きものファミリーセール開催の着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

 

 

伝統工芸士:佐藤新一作 白たか織の創作織八寸帯

2017年2月20日 17時36分

織の産地:白鷹産地の置賜紬伝統工芸士 佐藤新一謹製の創作織八寸の名古屋帯を2本入荷しました。

雪と寒さの厳しい山形県では、江戸時代、藩の財政難を立て直すために米沢藩第9代藩主上杉鷹山が農閑期に適した強い織物の製造を奨励した結果、養蚕と染織が広まりました。この地域の紬は置賜紬と呼ばれ(紅花紬、米沢紬、長井紬、米琉、白鷹紬など様々な織物の総称)、今でも脈々と続いています。いずれも糸を先に染めてから織る先染めの織物です。

現在では、織元も2軒のみとなりました。
全てが手作業のため一反の仕上がりまでの期間が長く、1ヵ月に数反しか織り上がりません。一反一反丁寧に丹精込めて織り上げているので、本当に希少な織物となっています。

 

■ 白たか織の創作きびそ畝織八寸帯≪伝統工芸士:佐藤新一作≫

佐藤氏の作品は白鷹産の繭を用いて、自ら糸を紡ぎ手織りでなければ表現できない奥行ある柔らかなハリのある風合いが特徴です。

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【きびそ】
生糸の原材料となる繊維を繭からたぐる糸口の部分で、蚕が繭を作るにあたって最初に吐き出す糸のことです。
きびそはひとつの繭からわずか約4%しか取れない糸で、真綿のように織り辛く、耳をきれいに揃えて織り上げるのに手間と時間がかかるうえ、糸が暴れるので、帯として製織することがとても難しく、熟練の職人さんしか織ることができません。

また、きびそは保湿性に優れ肌がしっとりする成分「セリシン」をとても多く含む部分です。
「セリシン」は繭に含まれるたんぱく質で人の皮膚の成分にとても近く、保湿性に特に優れた性質があります。
その他にも活性酸素の働きを抑える効果や紫外線を防ぐ効果など多くの優れた性質をもっていると言われています。

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■ 白たか織の創作もじり紗織八寸帯≪伝統工芸士:佐藤新一作≫

からむしは、天然繊維の中でも最も涼しい素材と言われ、通気性・吸湿性・耐久性に優れています。
からむしの独特のシャリ感がありますので、春秋はモチロン夏場にもご使用いただけるスリーシーズン対応の逸品物です。

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レトロ感ある色を交織して組み合わせた手織りならではの創作逸品モノの高級名古屋帯です。

ハイセンスでハイクオリティーな素晴らしい作品をワビタスでは積極的に揃えています。実物を手に持って見て頂きたい本当に素晴らしい名品です。

今回の品のように触って確かめたくなる、素材感が魅力な帯やお召しなどの織物も、京都のショールームに現品を常設しております。品物を直に見て触ってみたいという方は、ショールームのご来店を受付けております。

(ご来店希望はこちらをクリックして、ご参照願います)

着物通販の京都wabitas(ワビタス)

小松織物謹製の白鷹お召し仕立て裏地サービス企画

2016年11月22日 11時06分

着物通販の京都wabitasでは、サイト上京都のショールームで、伝統の板締め絣の白鷹お召しを揃えております。

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日本の伝統的工芸織物でもある小松織物さんの白鷹お召しの反物を、仕立て+裏地代をサービスして企画しております。

一人でも多くの白鷹ファンの方のご要望にお応えするため企画しております。

仕立ては袷でも単衣でも承りますし、仕立ては国内手縫いです。一級和裁士による安心のオーダーメードの誂え仕立てなので、着慣れたお着物の寸法で仕立てます。

品物はサイトで取り扱ってる現品のみとなります。

■ 白鷹お召:伝統の板締絣 小松織物工房:黒地絣 

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■ 白鷹お召:伝統の板締絣 小松織物工房:白地絣 

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■ 白鷹お召:伝統の板締絣 小松織物工房(雪輪)

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■ 白鷹お召:伝統の板締絣 小松織物工房(松皮菱)

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以上の4点となります。

素材感が素晴らしい品です、お薦めは単衣着物です。

単衣の時期ほど着こなしが難しくなります。

この白鷹お召しは、どんな単衣向き素材の着物よりもお薦めしたい高級でプレミアムな織物です。

高価な品ですが、それ相応のハイクオリティーな誰もが一度は着てみたい逸品です。

白鷹お召しも揃う着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

白鷹の雪花織九寸帯:伝統工芸士佐藤新一謹製

2016年9月6日 17時55分

置賜紬の伝統工芸士:佐藤新一謹製の素晴らしい九寸帯地を2本限りですが、揃えることが出来ました。

着物通販の京都wabitasは主に小紋やお召し最近では紬など殆どの扱いが着尺(きもの用反物)です。

お客様から「帯も揃えて欲しい」というご要望が沢山あり、すこしづつですが帯の品揃えを増やしてきました。

西陣の袋帯や半幅帯、染めの名古屋帯、それに今回のような織の産地:米沢で創られた帯などクオリティーの高い帯が揃っています。

今回の佐藤新一氏の作品は、白鷹の雪花織九寸帯です。

月産10本も織ることが出来ない希少価値の高い、価値ある魅力的な帯です。

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全体にはレトロな生成りの縞を織って、柄の出るポイントにエレガントにカラフルな配色でグラデーション掛かった模様を織り上げています。

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魅力的な素晴らしい佐藤氏の作品を市場価格よりもお求めやすくして揃えました。

■ 白鷹の雪花織九寸帯 ≪伝統工芸士:佐藤新一作≫エメラルドグリーンのグラデーション

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花織を鮮やかな配色でグラデーションを出した名品です。

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もう1色

■ 白鷹の雪花織九寸帯 ≪伝統工芸士:佐藤新一作≫生成りにベージュ系のグラデーション

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こちらもハイセンスな配色で織り上げられた素晴らしい逸品です。

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花織の浮き上がった独特の味が出て魅力的です。

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このように着物通販サイト京都wabitasの名古屋帯コーナーでは、白鷹を含め米沢産地でしか無い個性的な織の素敵な帯地を多数揃えてあります。

帯は着物コーディネートで最も重要なアイテムなのは誰もが知っていることで、誰もが欲する商品です。

これからも希少価値の高い魅力的な帯から、お求めやすいリーズナブルな帯まで品揃えして、ユーザーの皆様のお役にたてるよう取り組んでいきます。

今回の品のように触って確かめたくなる、素材感が魅力な帯やお召しなどの織物も、京都のショールームに現品を常設しております。

品物を直に見て触ってみたいという方は、ショールームのご来店を受付けております。

(ご来店希望はこちらをクリックして、ご参照願います)

着物通販の京都wabitas(ワビタス)

白鷹お召:板締め絣(小松織物工房謹製)

2016年7月1日 14時07分

着物通販サイト京都wabitasでは、小紋や色無地など柔らかモノに分類できる着尺(きもの用反物)を主に取り扱ってきましたが、ユーザーの皆様からのご要望で紬やお召しなどの織物の品揃えを増やしています。

自社オリジナルの反物などは、丹後産地で創ってきましたが、只今品揃えに力を入れているのが米沢の織物です。

中でも置賜紬の伝統工芸士の作品を積極的に集めてきました。

その中でも米沢で最も知名度が高く、奄美大島紬や結城などと肩を並べる日本の代表的な織物が、白鷹お召です。

置賜紬の伝統工芸士の中で、伝統の板締め絣技法を取り入れた白鷹お召を生産されているのは小松紀夫氏と佐藤新一氏だけと聞きます。

年間でも生産量が極わずかで、なかなか入荷することが出来ない白鷹お召の反物を長い年月待ち、コツコツと少しづつ仕入れ今では4反をサイトで取り扱るようになりました。

佐藤新一氏の作品は、白鷹織の草木紬を2反扱っていますが、今回ご紹介するのは、小松紀夫氏(小松織物工房)謹製:板締め絣の白鷹お召し4反です。

白鷹お召の産地は、山形県の雪深い西置賜郡白鷹町です。
300年前、出羽の国米沢藩第9代藩主:上杉鷹山によって養蚕と染織が広まった北の織物産地です。
小絣とよばれる十字や亀甲などの細かい絣柄と鬼シボ(大きな凸凹)とよばれる独特のシャリ感が特徴です。

まずは京都wabitasで扱っている小松織物さんの白鷹お召しをご紹介します。

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■ 白鷹お召:伝統の板締絣 ≪小松織物工房(雪輪)≫

 

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■ 白鷹お召:伝統の板締絣 ≪小松織物工房(松皮菱)≫

 

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上2点の白鷹お召しもかなりの高級感があるのですが、更にラグジュアリーな織の白鷹お召しがこの2点です。

■ 白鷹お召:伝統の板締絣 ≪小松織物工房:黒地絣≫

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色違いでもう1点

■ 白鷹お召:伝統の板締絣 ≪小松織物工房:白地絣≫ 

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見た目も素敵な伝統の白鷹お召ですが、本来の良さは手に取った時に感じるクオリティーの高さです。

シボがあり軽いので、ちょっと贅沢ですが単衣の着物にお薦めできる圧倒的な素材感がこの商品の特徴です。

着物スタイリスト・コーディネーターで有名な森田空美さんも、単衣の着物に白鷹お召をお薦めされています。

この素晴らしいお召し物が出来るまでの工程など、その魅力をお伝え出来ればと思い、ブログに記しました。

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【白鷹お召ができるまでの工程】

  • まず生糸に下撚りをかけ精錬し染色します。さらに撚糸機で強撚をかけると同時にのりづけしてシボをつくります。
  • これがお召糸で、左回り・右回りのそれぞれに撚られたお召糸は、反物の緯(よこ)糸として使用します。
  • シボの大小は撚りの回転数によって決まり、一般のお召は左と右の撚糸を交互に織りますが、
  • 白鷹お召の場合はさらにその間に絣糸が入り、細緻な文様が浮かび上がっていきます。

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【伝統の板締め絣による糸染が最大の特徴】

あの中田英寿さんも旅をされている中で小松織物さんへ行かれて、この板締め技法を見られています。

「中田英寿の旅、バックステージ」

 

細かい絣文様は、絣文様に合わせて彫った板で糸を挟む板締めに染料をかけて出来上がる絣糸によって生まれます。この板締めによる絣糸の染め付け技法 は、白鷹町の織物工房2社でしかできないことから山形県の無形文化財に指定されています。

 

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【板締めによる絣糸の染め付け技法】

  1. 絣板という溝を掘ったブナの薄い板に糸を巻きつけ何層にも重ねてボルトで締め上げていきます。
  2.  糸の張りぐあいに神経を使いながら絣板を重ね、手の感覚を頼りに慎重に締めていきます。
  3. お湯をかけて、糸に染料がなじみやすいように下準備をします。
  4. 染め舟という台の上に乗せて、天然の植物染料の「クリスタルヘマチン」と呼ばれる染料をお湯に溶かし、絣板にかけていきます。
  5. 板をほどくと、板と板が重なった部分は染料が入らず、染料が通る溝の部分だけ染まった絣糸ができます。
  6. この作業は「ぶっかけ染め」と言われ、大胆で豪快な作業のようですが、板への糸の巻きつけ、板の締めつけ、染め方などにより仕上がりが決まってしまうため、繊細さが要求されます。

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一回の染付作業で2反分の絣糸を染め上げます。板と板との間の折り返しの部分が、仕上がりの両端にループ状の耳として残ります。
これは板締め絣だからこそでき、白鷹お召の証明でもあります。

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染め上がりが確認できたら、経(たて)糸と緯糸の模様を一本一本合わせながら、緯絣糸の間に強撚糸(右撚り左撚り)を交互にそれぞれ規則正しく織り込んでいきます。
一反の幅の中に200~250もの文様が織り込まれるため、ひとつの大きさはわずか数ミリです。熟練した職人でも1日に20~30cmが限界といわれています。


織り上がった後にぬるま湯につけて『シボ出し』をすることで、シボの立った繊細な経緯絣のサラリとした風合いを引き出します。

すべて手織りですので、一反一反丁寧に丹精込めて織り上げているので1ヵ月に数反しか上がらず、本当に希少価値のある織物です。

シャリ感のある白鷹お召しは、その素材感を出来る限り体に感じていただきたいので、裏地を付けずに単衣着物として、5月・6月や9月もしくは10月まで着こなして戴く単衣着物にお薦めです。
(もちろん袷着物としてもお召しいただけますので、仕立て方は自由です)

このように日本の織物の中でも最高峰の織物とも呼べる小松織物工房さんの白鷹お召をサイト上なら【お召し】コーナーで、実物を見て触れるなら京都のショールームでそれぞれご覧いただけます。

2016年7/14~7/16の祇園祭の時には、着物メーカーと共同で着物ファミリーセールを開催致しますので、そこにも出品する予定です。

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着物通販サイト京都wabitasでは、リーズナブルな安価な品から、最高級なラグジュアリー商品まで幅広く取り扱っています。

ショールームで品物を見てみたいという方は、遠慮なくお申し付け下さい。

白鷹お召が揃う着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

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