Archive for the '羽織' Category

煌めく紋紗:薄物コート羽織用の染着尺に新色

2020年2月21日 17時37分

暖冬のため2020年は、春が早めに訪れそうです。

着物通販の京都wabitasでは、単衣着物用の品揃えを年々増やしていますし、着物だけでなく羽織モノにも力を入れて取り組んでいます。

後染の反物を中心に、先染の織物など品揃えを男物までしています。

3月を前に薄物コート地着尺を増やしています。

紋紗の生地にラメを入れて織った生地を、シックな色に染め上げた人気の色無地です。

■ 特選煌めく正絹紋紗 ≪チャコール無地に金≫

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さざ波模様の紋紗に、煌めく金のラメ糸を織り込んだ白生地を、シックな色に無地染してあります。シックに煌めいておしゃれな羽織になります。

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下に着る着物の色によって、透けて見える色目が変わり、魅力的な羽織コートになります。

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もう1色は継続中の色です。

■ 特選煌めく正絹紋紗 ≪墨グレー無地に金≫

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透け感のオシャレが最大の特徴でもある品です。

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新色を加えたことで2色になったこの品は、透け感と煌めく糸がうまく絡み合い透明感ある幻想的なオシャレを楽しめる逸品です。

3月から羽織ることも許されている現代では、外出時に必需なアイテムとなっております。

京都wabitasの薄物コート羽織ページを要チェックです。

単衣着物の通販サイト京都wabitas(ワビタス)

単衣の羽織は軽いのが一番

2019年7月4日 8時32分

7/14から3日間開催のファミリーセールを控える着物通販サイト京都wabitasでは、夏に羽織ることができる薄物素材の羽織用染着尺に力を入れています。

紗、メッシュなどの生地に加え、米沢織の微塵霞は羽衣のように浮いてしまうような軽い生地です。

そんな生地を「籠ろうけつ」という注染技法で染める友禅に出して新しく出来上がったのがこちらの品です。

米沢織最軽量:羽衣 ≪マジョリカ籠注染≫

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元は男性用の羽織生地としての用途で織られた生地なので、幅が42cmと広めです。

男性の方でも仕立てられるくらいの生地なので、手の長い女性の方でも仕立てが対応できます。

幻想的で凄く特徴のある色彩で描かれたマジョリカ模様になっていますが、きじが重なるとこの模様が浮かび上がります。

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この染技法は以前にもご紹介した籠ロウケツという染色で、絞り染伝統工芸士の匠の技術で出来上がっています。

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1枚の状態ですと透け透けの生地なので、下に着るお着物の色柄が透けて見える感じです。その上にこの模様が重なり素敵なコーディネートができること間違いナシだと思います。

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色々な色が混ざり合って出来たこの色彩は、この染技法ならではの特徴が出ています。

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非常に繊細な生地を使っているので、染色中に生地に筋ができてしまったものはB反、もしくはAB反として価格を下げた設定にしてあるので、おもとめやすくなっています。

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この品は京都ワビタスの薄物コート羽織コーナーでご覧頂くことが出来ます。

勿論ショールームでも常設しておりますので、現品を直に触って見ていただくことができます。

7/14~7/16の祇園祭きものファミリーセールでも出品する予定です。

軽くて軽くて浮いてしまいそうで魅力的な羽織地染着尺です。

着物通販サイト京都wabitas

新商品:薄物羽織染着尺「駒紗の籠注染」マジョリカ模様「男の羽織にも」

2019年4月18日 13時17分

5月~10月に紳士物・婦人物どちらでも羽織ることができる薄物羽織用染着尺の新商品のご紹介です。

まず薄物素材の生地ですが、最上級品の五泉で織った高級駒紗を使っています。

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京都wabitasでは男性のユーザーが多いことから、生地幅41cm以上のキングサイズ幅にしてます。五泉の駒紗は質感が凄く良く他産地の生地とは比較にならない程です。

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この生地を使って染めるのですが、見て頂いて分かるように隙間だらけの生地は、風通しがいいという点ではありがたいのですが、染める側からすると凄く厄介な生地なんです。

型友禅や手描き友禅などの技法では、下に染料が落ちてしまい染めるのが大変なのと、生地幅が42cmあるのでピッタリはまる型がありません。

なのでこの生地を使って染色するには無地染などの浸け染技法に限定されてしまいます。

それでは色無地限定ということになってしまいます。

そこで京都中の染屋さんで、この生地に対応できる染技法がないか探しに探し二つの友禅染が見つかりました。

その一つは墨流し友禅です。

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これは昨年2018年に出して凄く評判が良く売れました。モチロン今でもショールームでは継続して扱っています。

墨流しだけでは寂しいので、今年に探し当てたのが今回ご紹介する籠注染マジョリカ友禅染です。

どんな感じかというと次の画像を見て下さい。

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なんとも幻想的な色使いで、マジョリカ風にオシャレな色彩の友禅染です。

■ 男物駒紗薄物羽織地 ≪マジョリカ籠注染≫【男の着物:夏物コーナーから】

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生地は透け透けで薄いため、普通に写真を撮っても模様が映らないため、長方形の黒の紙をバックに入れて撮影しています。

荒々しい模様にシックな色とカラフルな色が混ざり合っている幻想的な友禅染です。

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羽織の下になる着物が黒っぽい色なら、マジョリカ模様がハッキリと浮かび上がりますが、薄い色で特に白やクリームなど発色の鮮やかな色の着物が下になると、模様は薄っすらと透明感あるように映ります。

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この幻想的な京友禅技法は昔から「籠ローケツ」と呼ばれてきました。

ローケツというので、「ローケツ染なの?」と疑問が浮かぶと思いますが、ローケツ染ではなくローケツ染をしたような仕上がりという意味から、「籠ローケツ」と業者間では愛称のような感じで言われています。

では、「籠」という名前はどういうことなの?という疑問も湧きます。

それをこれから染技法を含めて工程を見ながらご紹介させて頂きます。

まず最初にこの染色技法ができるのは、京都で一人だけ、イヤ全国で一人だけしかおられないようです。

名前は伏せさせて頂きますが、御年90歳を超えて今も尚染色を続けて頂いてる絞り染の伝統工芸士さんです。

その伝統工芸士から生まれる染技法は主に注染です。

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注染でどのようにすれば、あの見事な模様が出来上がるのか、ご覧下さい。

この染色は全てこの伝統工芸士さんの一貫作業です。

まずは白生地の糊抜きから

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次に色創りです。絞り染職人さんの染色はボイラーで沸かすお湯ではなく、昔ながらの釜炊きしたお湯を使います。

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でないと、注染の良い仕上がりが出来ないそうです。このお湯を染料の入った桶に注ぎます。

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こうして染料にお湯を注いで色が出来上がりますが、

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絞り染同様に籠ローケツも酸性染料を使いますので、お酢を加えます。

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このように1色の染料が完成します。この染料を生地に注染するのですが、注染する前の生地の準備が大変で、職人でないとできません。

その技法がこちらです。

既に一度染料を注いで染まった状態からの写真撮影になりましたので、色付きの生地でご覧下さい。

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ご覧のように長方形の板のような1mくらいの型に、13mある生地を細かく指で絞るように畳んで詰めていきます。

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この時の指の動きが凄いんです。親指を除いた4本の指がバラバラに動いて、1本1本の指がそれぞれ別の生き物のように動いているのが分かりました。このバラバラの動きにより詰められていく生地が、ゆらゆらと波がうねるようになります。

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実際この時に私も体験させて頂いたのですが、私のような素人がやると波のようなうねりができず、真っすぐ均等に近い横筋の状態になってしまいます。

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出来上がった状態がこんな感じです。

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この畳んだ状態の生地に、先ほど作った染料を特性如雨露のような柄杓で何度も何度も注いでいきます。

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注染したら水洗容器に入れます。

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余分な灰汁などを洗い流すと共に、色を定着させます。

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出来上がったのが下の写真で、つまんだシワと共に色が付いて模様を出します。

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この工程を色数分繰りかえして完成となります。2色なら2回、3色なら3回、4色なら4回ということです。

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殆どが3回~4回(3色~4色)の工程と思います。

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出来上りがこのようなマジョリカ模様に色々な色が入って仕上がるのは、職人さんの指の動きから生まれるんです。

この染は1回1回仕上がりが異なり、同じモノは出来上がりません。

なので、1反1反がそれぞれ誂えというか、この世に1点しかない反物になります。

それともう一つの疑問「籠」という名が付くのは何故ということですが、その答えはこちらです。

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先程生地を詰めていた型は、実は長方形の籠になっているんです。

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籠でないと何度も注がれる染料が下に流れずムラになるか無地染になるのですが、底に溜まらず下に流れていくので、各色がそれぞれ色んな見え方で残って、この幻想的な仕上がりになります。

この籠ロウケツ(実際は籠注染)は、昔は長襦袢の下地などに使われていましたが、この技法を今回は夏場にも羽織れる薄物羽織用に使ってみました。

癖が強い染ではありますが、透け感が強い生地なので、凄く透明感ある染め上がりになっています。

写真画像ではこの染め上がりの良さがなかなか写し出せませんが、実物はすっごくオシャレで癖なく着こなせます。

実物の現品を見てみたいという方は、ご購入頂くかショールームへお越し頂ければ現品を実際に触ってご覧頂くことが出来ます。

男性用の羽織や、女性の薄物コートや羽織として素敵な創作逸品物です。

本品は希少な商品になります。未来永劫に継続していきたいのですが、ご紹介した御年90歳を超える伝統工芸士さんが活動を終えられましたら、後継者もおられませんので生産不可能となります。

魅力溢れる素晴らしい染の薄物着尺を羽織用に如何でしょうか。

(本品は男の着物:夏物コーナーでご覧頂けます)

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

塵除けコート:単衣羽織使用の染着尺

2019年3月25日 11時09分

紗やメッシュのシースルー素材の道行衿や道中着衿などの和装コート、6月~10月に羽織る単衣羽織など薄物素材の羽織モノ需要は年々増えるばかりです。

着物通販の京都wabitasではそんな要望に少しでもお役にたてるように、正絹素材の素敵な染物を沢山揃えています。

ボカシや小紋など素材にあわせて染めています。

メッシュの織になった特殊織の染着尺は濃い色の品から薄色までおしゃれな品がございます。

■ 正絹丹後メッシュ織薄物塵除けコート用染着尺 ≪むじな菊≫

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琳派の模様:紅梅白梅絵図

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乱菊

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蔦葡萄

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市松

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南国洋花

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薔薇

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そして見たことなかった織で、五泉で織られた波筬(なみおさ)という変わり絽の生地には、京友禅でおしゃれな小紋を染め付けています。

波筬で織り上げた絽の生地は、タテヨロケになっていたり、立涌文様のようになっていたりして、生地だけでもおしゃれです。

■ 特選波筬薄物正絹小紋

ドットの市松

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絽の織組織で筬を波のようにヨロケさせて出来た五泉の機屋さんならではの名品(生地)です。

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■ 特選波筬薄物正絹小紋 ≪繋ぎかすれ模様:黒≫

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■ 特選波筬薄物正絹小紋 ≪ペイズリー:紫にブルー≫

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同じ柄の小紋で、すが生地を変えています。立涌文様に見えるようなヨロケ模様の生地です。

■ 高級塵除けコート用 ≪立涌くペイズリー:黒白≫

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薄色も素敵です

■ 特選波筬薄物正絹小紋 ≪立涌く文様にドット≫

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この波筬の生地を染めた薄物小紋は夏のオシャレ着小紋として、長着にもおすすめです。

着物通販サイト京都wabitasでは今後も薄物素材を使って、コートや羽織用におしゃれで上質な着尺をご提案していきたいと思います。

着物通販の京都wabitas(ワビタス)

 

ぼかし友禅の染着尺:着物orコート羽織

2019年2月27日 8時14分

道中着コートや道行衿コート、長羽織などの上着用と、単衣着物などにも誂えていただける染物の着尺(正絹反物)を新たに作りました。

生地は丹後の機場で織り上げた先練の上質な「白お召し」や、紋織の柔らかモノ「紋意匠ちりめん」を、それぞれ合った染にしました。

まずは単衣着物、道行襟コートにも素敵な先練お召しを染め上げたボカシ染友禅の染着尺です。

■ 先練お召しボカシ染着尺 ≪正倉院文様:夢幻ぼかし≫

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光沢が凄くエレガントに煌めく上質な白お召しに、優しい配色で染め上げました。

色無地の感覚に近い感じで着こなして頂けそうなので、袋帯を締めていただくとお茶会にも着れます。

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紋織の白お召しなのですが、二重組織で織ってあるのか光沢感が本当に綺麗です。

染めは横段に少しずつ色を変化させている引き染による手ボカシです。

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地模様は格調ある正倉院文様で綺麗に織ってある素晴らしい反物です。

白生地を染めてるのですが、柔らかモノのようにタルンとすることなく、シャキッとしていてそれでいて適度に柔らかいので、着心地は絶対にいいと思います。

袷の着物、単衣の着物、道行コート、羽織など使い方は用途に合わせて選んで頂ける染着尺です。

そんな先練りお召しの白生地で違う地模様の生地を、全く真逆のシックな濃い色に染め上げたボカシ染着尺も2色ございます。

■ 先練お召しボカシ染着尺 ≪白樺風文様:夢幻ぼかし≫「コートにおすすめ」

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紺系の藍ブルーとワン系のシックなパープルの2色です。

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こちらはタテストライプの紋織になっています。近くで目を寄せて見ると白樺のような文様を織ってあるのが分かります。

写真画像なので色彩が反射して派手な色目に見えすが、現品を実際に見ると凄くシックで落ち着きあるオシャレなボカシ染着尺なんです。

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幻想的なモヤボカシを、こちらも引き染による手ボカシで友禅染してあります。

もう1タイプは、柔らかモノ素材の丹後紋意匠ちりめんの生地を染め上げた、横段ぼかし友禅の染着尺です。

■ コート用正絹ぼかし染 ≪墨紺にパープルの横段≫

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■ コート用正絹ぼかし染 ≪焦げ茶にワインの横段≫

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■ コート用正絹ぼかし染 ≪深緑に茶色の横段≫

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細かなさざ波のようなグラデーション文様を織り上げた紋織の生地を活かすように、濃い色を横段に手ボカシで染めています。

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どれも少しカジュアルでオシャレな染なので、お薦めは道中着コートかなと思います。

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このようにタイプの異なるボカシ友禅の染着尺を小紋のコーナーに新しく加えました。

着物通販の京都wabitas(ワビタス)

羽織にもおすすめ絞り小紋:輪出し絞り

2018年9月7日 15時12分

まだまだ残暑厳しい日が続いてますが、9月に入り台風の影響もあり秋へと少しづつですが季節の移り変わりを感じるようにもなってきました。

今は単衣ですが、10月中旬以降は袷への衣替えになります。

特に11月からは紅葉など着物でお出かけするシーンが夏場に比べて増えてきます。

着物通販サイト京都wabitasでは小紋などの染物着尺(反物)に、お召しや紬などの先染織物着尺など厳選した品を揃えるようにしております。

着流しも素敵ですが、秋は羽織を羽織ってオシャレな着こなしコーディネートが必要になります。

そんな長着(きもの)にも羽織にも素敵なのが絞り小紋です。

京都wabitasの絞り小紋は梅の柄を輪出し絞りで染め上げた飛び柄のオシャレで可愛い小紋になっています。

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この絞り小紋は今月発売の着物季刊誌:七緒で取り上げられています。

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【特集】コーナー「羽織」百貨店の2Fに掲載して紹介されています。

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掲載されているのは この絞り小紋です。

■ 絞り染正絹小紋:反物 ≪輪出し小梅:灰薄紫に青藍≫

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それと京友禅小紋も2点掲載されています。

京友禅小紋:金平糖

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京友禅小紋:可愛い鹿の子花模様

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絞りの方に戻りサイトにある絞り小紋全色です

■ 絞り染正絹小紋:反物 ≪輪出し小梅:薄錆納戸に老緑≫

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■ 絞り染正絹小紋:反物 ≪輪出し小梅:深紫に藤紫≫

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■ 絞り染正絹小紋:反物 ≪輪出し小梅:灰紫に青紫≫

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■ 絞り染正絹小紋:反物 ≪輪出し小梅:灰利休茶に深緑≫

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■ 絞り染正絹小紋:反物 ≪輪出し小梅:墨黒にネイビー≫

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■ 絞り染正絹小紋:反物 ≪輪出し小梅:藤に薄緑≫

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■ 絞り染正絹小紋:反物 ≪輪出し小梅:鶯に茶鼠≫

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■ 絞り染正絹小紋:反物 ≪輪出し小梅:灰納戸に黄蘗色≫

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■ 絞り染正絹小紋:反物 ≪輪出し小梅:生成りに抹茶≫

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以上の色数です。

生地は縞模様を織り上げた紋意匠の白生地を使っていて、地模様のストライプと飛び柄の梅絞りが上手く絡み合って素敵な小紋に仕上がっています。

羽織にするのも長着にするのも、お好みで選べる絞り小紋は、京都wabitasの小紋コーナーにございます。

勿論この小紋も全てショールームに現品を置いてます。ご覧になりたい方はショールームのご予約をお願い致します。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

 

 

小紋の新柄「羽織におすすめ」

2017年10月27日 8時02分

小紋など反物を揃える着物通販の京都wabitasから羽織に素敵な新柄の小紋が出来上がりました。

大胆な大柄を地空き風にして癖なくシンプルなオシャレを楽しめる京友禅の正絹小紋です。

■ 羽織にお勧め正絹小紋 ≪鹿の子疋田の葵文様≫ 濃い紫の地色

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葵の文様を少しモダンにアレンジして大胆な構図の模様で、古典調に見えるように鹿の子疋田で描いた素敵な小紋です。

 

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黒に見えそうですが、渋く濃い紫色です。生地は縞模様を織り上げた丹後製織の国産紋意匠を使っています。

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■ 羽織にお勧め正絹小紋 ≪鹿の子疋田の七宝文様≫ モカブラウン

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有職文様の七宝もこのように大胆な柄で古典風に仕上げています。

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上品に淡い色も綺麗な配色で染め上げています。

生成りクリーム

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淡い地色に合うように柄を上品に綺麗な配色使いで染てあります。

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同じように淡い色でも寒色もございます。

正絹小紋 :鹿の子疋田の七宝文様淡いブルー

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透明感ある配色なので、大胆な柄もシンプルに映りますね

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葵の文様も同様に淡いタイプもございます

■ 羽織にお勧め正絹小紋 ≪鹿の子疋田の葵文様≫生成りクリーム

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羽織にお勧めですが、こんなに上品に染め上がっているなら長着(きもの)にしてもおしゃれです。

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今年の秋は昨年とは異なり冷え込んでいますので、着物を着る機会が増えるはずです。

お出かけにには欠かせない羽織を新しい小紋で誂えていただきたく揃えてみました。

京都のショールームでもこの小紋を常設しています。実際の反物を見たい場合はショールームへのご来店をお待ちしております。

(ご来店には予約が必要となります)

正絹小紋の着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

 

【羽織・塵除けコート用】軽くてオシャレなオーガンジー刺繍織

2017年8月17日 16時10分

羽織っていることを忘れてしまいそうなくらい軽い、オーガンジーに刺繍で模様を織った反物が全8点揃いました。

地模様に光沢があり、シックな色が映えてモダンな雰囲気になっています。

9月~10月の羽織モノにおすすめです。

オーガンジーに刺繍の無地【羽織・塵除けコート】 

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【渦巻き】

・黒

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・グレー

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・紫

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【花丸格子】

・紺

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・墨

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・墨鼠

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【大小のドット繋ぎ】

・グレー

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・紫

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江戸小紋のような無地感の着物でも、とび柄の着物でもレース地の模様と重なり、オシャレな着こなしができて面白い薄物素材です。

羽織っていることを忘れてしまいそうなくらい軽いので、夏場はモチロン春も秋も使えるスリーシーズン対応の羽織にいかがでしょうか。

スリーシーズン対応のモダンでおしゃれな羽織を取り揃えた着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

男物紋紗の色無地:夏の羽織「網代格子」

2017年6月5日 15時58分

着物通販の京都wabitasでは、男物の正絹きもの用着尺(反物)を多数品揃えしています。

主にお召しが中心ですが、夏物になると絽や紗などの薄物を揃えてあります。

特に夏にも着れる羽織が毎年ご要望が多くあり、各産地の良質な生地を使いモノ創りしています。

2017年は丹後の紋紗で羽織にも長着にも使えるような色無地を創り揃えてみました。

織はちりめんの産地:丹後で網代のような模様の格子を選び織っていただきました。

その生地を京都の染工房に持ち込み無地に染めています。

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■ 男の紋紗:網代格子 ≪墨黒の無地:男の夏着物~男の単衣羽織≫ 

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適度な透け感で、羽織ったら色もしっかりと出てシックで粋な色に染め上がりました。

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■ 男の紋紗:網代格子 ≪紺色の無地:男の夏着物~男の単衣羽織≫ 

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男物らしく渋めの紺色です

 

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■ 男の紋紗:網代格子 ≪茄子紺色の紫系:男の夏着物~男の単衣羽織≫ 

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渋い中にも色気がオシャレな最近の人気色です

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■ 男の紋紗:網代格子 ≪錆利休鼠の無地:男の夏着物~男の単衣羽織≫ 

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落ち着きのある色です

 

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■ 男の紋紗:網代格子 ≪藍紺の無地:男の夏着物~男の単衣羽織≫ 

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紺色でも少し明るく色付きした紺です、しっかりと色を見せたい方にはお薦めです。

 

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■ 男の紋紗:網代格子 ≪渋い青緑の無地:男の夏着物~男の単衣羽織≫ 

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普通の緑色ではなく、羽織用に適した青色掛かった渋い色にしてみたら、オシャレな色が出来上がりました。

 

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■ 男の紋紗:網代格子 ≪渋い臙脂茶系の赤紫:男の夏着物~男の単衣羽織≫ 

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唯一赤み掛かった色を作りました。茶色が男物の場合定番となっていますが、少し捻って臙脂系の粋な色を作りました。オシャレで格好いい色になりました。

 

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全7色で揃えてみました

夏に着物で外を歩くのに、着流しでは少し人目が気になるという方にお薦めの反物です。

先染織物ほど固くなく、ちりめんほど柔らかくない丁度いい仕上がりです。

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紋紗なのでシャリ感あり夏場の素材に適した風合いになっています。

夏の着物にも粋ですが、一番びおすすめは羽織です。

下の着物は紬でも、お召しでも、ちりめんでも、麻でも、その上から羽織っていただける品です。

通気性の良さはモチロンですが、サラッと羽織って粋なコーディネートを着飾っていただくことが出来ます。

羽織に仕立てると生地が余りますので、信玄袋など小物を創ることもできます。

現品は各色わずかづつしか無く、希少価値の高い紗の反物ですが、京都wabitasならではのお求めやすいリーズナブルな価格設定となっています。

着物通販サイト京都wabitasでは、このようにオリジナリティー溢れる品を創作してサイトで取り扱っています。

インターネット上では品物の良さがわかりずらいという方は、京都のショールームで現品を常設しておりますのでご利用下さい。

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本日ご紹介している男物紋紗の反物は、京都wabitasの【男の着物・長襦袢コーナー】【夏物コーナー】でご覧いただけます。

粋な男の着物が揃う着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

男物6月から夏のお出かけ用羽織

2017年4月11日 13時02分

着物通販サイト京都wabitasは、女性モノと同様に正絹男着物に力を入れて豊富な品ぞろえをしています。

お召しを主に、紬、染物、夏物など産地の上質な品に加えオリジナル商品など含めると、何処よりも多くの品揃えとなります。

リサイクル品などは無く、新品でハイクオリティーな反物を揃えています。

そんな上質な男物の商品で6月から外出にあると嬉しい軽い素材の高級羽織地を今年も揃えております。

先染めで織り上げた特殊な薄物素材で、暑い夏のお出掛けに最適な通気性のある織り物です。

羽織っているのを忘れてしまいそうな軽さで、「吹けば飛ぶような」という言葉が当てはまる名品です。

製造は、織の本場:山形県米沢産地の東匠猪俣謹製の高級織り物です。

■ 夏の羽織:正絹先染薄物 ≪米沢特殊織乱れ霞≫

新色を含めて全6色が揃っています。

まずは新色からご紹介します。

◆一番の定番色でもある黒

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淡い黄緑

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墨黒

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黒が礼装っぽいと思われる方は、この墨黒がお薦め色です。

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薄鼠

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生成り

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男性だけでなく女性の方も買われる方が多く、人気の商品となりました。

織物の中で最も軽い生地の男の羽織は、6月から10月までのお出かけに重宝する素晴らしい商品です。

この薄物乱れ霞の反物は、着物通販サイト京都wabitasの【粋な男着物・長襦袢】【夏の着物コーナー】でご覧いただけます。

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