単衣の羽織は軽いのが一番
2019年7月4日 8時32分7/14から3日間開催のファミリーセールを控える着物通販サイト京都wabitasでは、夏に羽織ることができる薄物素材の羽織用染着尺に力を入れています。
紗、メッシュなどの生地に加え、米沢織の微塵霞は羽衣のように浮いてしまうような軽い生地です。
そんな生地を「籠ろうけつ」という注染技法で染める友禅に出して新しく出来上がったのがこちらの品です。
米沢織最軽量:羽衣 ≪マジョリカ籠注染≫
元は男性用の羽織生地としての用途で織られた生地なので、幅が42cmと広めです。
男性の方でも仕立てられるくらいの生地なので、手の長い女性の方でも仕立てが対応できます。
幻想的で凄く特徴のある色彩で描かれたマジョリカ模様になっていますが、きじが重なるとこの模様が浮かび上がります。
この染技法は以前にもご紹介した籠ロウケツという染色で、絞り染伝統工芸士の匠の技術で出来上がっています。
1枚の状態ですと透け透けの生地なので、下に着るお着物の色柄が透けて見える感じです。その上にこの模様が重なり素敵なコーディネートができること間違いナシだと思います。
色々な色が混ざり合って出来たこの色彩は、この染技法ならではの特徴が出ています。
非常に繊細な生地を使っているので、染色中に生地に筋ができてしまったものはB反、もしくはAB反として価格を下げた設定にしてあるので、おもとめやすくなっています。
この品は京都ワビタスの薄物コート羽織コーナーでご覧頂くことが出来ます。
勿論ショールームでも常設しておりますので、現品を直に触って見ていただくことができます。
7/14~7/16の祇園祭きものファミリーセールでも出品する予定です。
軽くて軽くて浮いてしまいそうで魅力的な羽織地染着尺です。