男物紋紗の色無地:夏の羽織「網代格子」
2017年6月5日 15時58分着物通販の京都wabitasでは、男物の正絹きもの用着尺(反物)を多数品揃えしています。
主にお召しが中心ですが、夏物になると絽や紗などの薄物を揃えてあります。
特に夏にも着れる羽織が毎年ご要望が多くあり、各産地の良質な生地を使いモノ創りしています。
2017年は丹後の紋紗で羽織にも長着にも使えるような色無地を創り揃えてみました。
織はちりめんの産地:丹後で網代のような模様の格子を選び織っていただきました。
その生地を京都の染工房に持ち込み無地に染めています。
■ 男の紋紗:網代格子 ≪墨黒の無地:男の夏着物~男の単衣羽織≫
適度な透け感で、羽織ったら色もしっかりと出てシックで粋な色に染め上がりました。
■ 男の紋紗:網代格子 ≪紺色の無地:男の夏着物~男の単衣羽織≫
男物らしく渋めの紺色です
■ 男の紋紗:網代格子 ≪茄子紺色の紫系:男の夏着物~男の単衣羽織≫
渋い中にも色気がオシャレな最近の人気色です
■ 男の紋紗:網代格子 ≪錆利休鼠の無地:男の夏着物~男の単衣羽織≫
落ち着きのある色です
■ 男の紋紗:網代格子 ≪藍紺の無地:男の夏着物~男の単衣羽織≫
紺色でも少し明るく色付きした紺です、しっかりと色を見せたい方にはお薦めです。
■ 男の紋紗:網代格子 ≪渋い青緑の無地:男の夏着物~男の単衣羽織≫
普通の緑色ではなく、羽織用に適した青色掛かった渋い色にしてみたら、オシャレな色が出来上がりました。
■ 男の紋紗:網代格子 ≪渋い臙脂茶系の赤紫:男の夏着物~男の単衣羽織≫
唯一赤み掛かった色を作りました。茶色が男物の場合定番となっていますが、少し捻って臙脂系の粋な色を作りました。オシャレで格好いい色になりました。
全7色で揃えてみました
夏に着物で外を歩くのに、着流しでは少し人目が気になるという方にお薦めの反物です。
先染織物ほど固くなく、ちりめんほど柔らかくない丁度いい仕上がりです。
紋紗なのでシャリ感あり夏場の素材に適した風合いになっています。
夏の着物にも粋ですが、一番びおすすめは羽織です。
下の着物は紬でも、お召しでも、ちりめんでも、麻でも、その上から羽織っていただける品です。
通気性の良さはモチロンですが、サラッと羽織って粋なコーディネートを着飾っていただくことが出来ます。
羽織に仕立てると生地が余りますので、信玄袋など小物を創ることもできます。
現品は各色わずかづつしか無く、希少価値の高い紗の反物ですが、京都wabitasならではのお求めやすいリーズナブルな価格設定となっています。
着物通販サイト京都wabitasでは、このようにオリジナリティー溢れる品を創作してサイトで取り扱っています。
インターネット上では品物の良さがわかりずらいという方は、京都のショールームで現品を常設しておりますのでご利用下さい。
本日ご紹介している男物紋紗の反物は、京都wabitasの【男の着物・長襦袢コーナー】の【夏物コーナー】でご覧いただけます。