正絹小紋:江戸三役の雲取り
2014年8月21日 9時59分単衣や秋の装い着物としていろんなシーンに着ていくことができる着物に色無地や江戸小紋があります。
季節の柄を気にせず、格調高い着こなしができるので、一着は持っておきたいアイテムです。
特に江戸小紋はオシャレな柄から裃文様柄まで幅ひろく小紋なのに、略礼装?カジュアルまで様々です。
江戸小紋といってもその文様の数は数千種以上もあると言われていますが、その中で代表的なのが裃文様の格調高い柄です。
裃文様の中で最も格の高い柄が、「鮫」「行儀」「角通し」の三柄で、これらを江戸三役といいます。
江戸三役の小紋は、紋を入れることにより、訪問着と同等またそれ以上の格のある着物となり、お茶会などの着物として沢山の方が愛用されている小紋です。
着物通販サイト京都wabitasでは、この三役の鮫・行儀・通しの柄を一つの反物に寄せ集めて雲取り模様で染めた小紋を揃えました。
鮫模様の雲取り、行儀模様の雲取り、通し模様の雲取りが反物全体に重なるように描かれて、江戸小紋らしくシックな色の小紋着尺です。
雲取り模様の重なりがボカシのようになり長着(きもの)でも、コートや長羽織など、はおりモノにもできます。
色は6色で揃えてみました。
■?江戸三役寄せ小紋?≪雲取り(京染:黒鼠)≫
■?江戸三役寄せ小紋?≪雲取り(茶)≫
■?江戸三役寄せ小紋?≪雲取り(鼠)≫
■?江戸三役寄せ小紋?≪雲取り(緑)≫
■?江戸三役寄せ小紋?≪雲取り(白藤)≫
■?江戸三役寄せ小紋?≪雲取り(深緑)≫
以上の6色です。
(本品は京都で染色加工をした小紋ですので、本江戸小紋ではございません)
渋い色から落ち着いた色、それに淡い上品な色まで6色揃えています。
お茶会用きものや、道行コート、道中着、長羽織など、ご要望にあう仕立て方で選べます。
特にお茶をされている方には、お薦めな小紋です。