着物の未来を切り拓いた男

2009年3月17日 12時36分

先週、日テレの未来創造堂というバラエティー番組を見ました。木梨憲武さんがゲストを迎えてのトーク番組です。

特集が「着物を切り拓いた男」久保田一竹さんでした。20歳の時に出会った400年前の辻ヶ花絞りの作品に魅入られ、それを現代に復活させるためだけに人生を懸け、処女作が完成したのがなんと60歳の時で、40年間試行錯誤を繰り返し辻ヶ花絞りを一竹辻ヶ花という名で復活させたという内容でした。一竹さんは「伝統は軽んじてはならない、しかし伝統に捕らわれてもいけない」と名言を残されています。着物に携わっている者として伝統を守り、伝統をこれからも発展させていく重要性を改めて思いました。

京都wabitas(ワビタス)