きものの美しい立振る舞い 1

2008年12月8日 9時58分

せっかくお気に入りの着物を着てもなんだか着くずれしてきたり階段でつまずいたり…普段とは違う装いに戸惑いがちです。
そんなあなたに着物を美しく着るためのワンポイントアドバイス。凛とした佇まいと綺麗な立ち姿が伴って着物の美しさが発揮されるものです。一人でも多くきもの美人になっていただくべく…まずは着物を着た時の姿勢からです。

いちばん重要なのは背筋はピンと伸ばす。天井から後頭部を糸で引っ張られているイメージで背筋を伸ばします。でも肩の力は抜いてリラックス(^^♪首が長く見えて着姿が綺麗です。意外と出来る様で出来ていない背筋のピン!普段から心がけてしていると洋服姿もビシっときまります。

次に立振る舞い肩から上に手を上げない!電車に乗ったときなどつい吊革につかまってしまいますが袖口から脇が丸見えに!!注意して下さい。肘はできるだけ体から離さないようにしましょう。
着付け後のひと手間…きものを着終わった時ふと考えてみて下さい前に裾よけ、長襦袢、きものとそれぞれ2枚ずつ合計6枚もの生地が交互に重なった状態です。これはどう考えても歩きにくい!!そこで「股わり」足を肩幅より少し広めにし中腰になり、ぐっと膝を外側に、そうすると重なり合った生地に空気が入り足さばきが良くなります。無理に内股で歩くよりつま先をまっすぐに歩きやすい歩幅でゆっくりと歩いたほうが美しく見えます。
いかがですか?少しは参考になりましたでしょうか?これからは座ったとき、階段の上り下り、トイレタイムなど紹介していきます。

京都wabitas(ワビタス)