茜 色(あかねいろ)
2008年9月18日 13時20分私たちがいつも目にしている色にもいろいろな名称や由来があります。
本日から幾度かにわたりご紹介致します。
茜は日本の山野にも自生しているつる草です。
その根が黄赤色をしているので赤根といわれました。
茜は、藍と並んで人類最古の染料植物として知られており、日本でも「万葉集」1巻の額田王(ぬかたのおおきみ)の
「あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る」
のように、赤く色づくことを形容する枕詞にもなっています。
赤色もたくさん種類はありますが、このあかね色は落ち着いた色でしっくりきますね。
日本の色ですね・・・・

京都wabitas(ワビタス)