単衣着物におすすめ生紬の小紋「見切り特価」

2021年3月14日 10時59分

着物通販サイト京都wabitasの小紋には、紬を染めた小紋を集めたの紬の小紋コーナーがあります。

主に牛首紬と、小千谷紬の白紬を染めていますが、今回ご紹介する小紋は丹後のジャガード織機(紋織)を使って織られた、紋織の生紬の生地を染めた、単衣におススメできる上質の紬小紋です。

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レトロ感溢れる生紬ですが、ジャガード織機(紋織)を使っているので、地紋の華唐草の文様がシルエットのように光沢で薄っすらと浮かび上がる、紋織紬です。

紬ならではのシャリ感があるので、単衣向きの生地といえます。

【紋生紬】
“きつむぎ”または”なまつむぎ”と呼ばれる生紬は、玉糸からとった生糸を経糸に用い、糸自体のざっくりとした風合いを生かして織り上げた、野趣にとんだ優雅で素朴な逸品です。爽やかな感触にも人気があります。(ナップと呼ばれる節は、この生地特有の自然な風合いとしてお楽しみ下さい。)

【見切り販売】

今までは10万以上で扱わなければならない商品なのですが、今回メーカーさんが商品入れ替えのため、見切り価格でご提供下さるということでしたので、色柄を厳選して三点お値打ちに入荷することが出来ました。

ということでウェブサイトでの発表価格も、そのままお値打ち価格で販売させて頂くことにさせて頂きました。

そんな三点の生紬の小紋がこちらです。

■ 生紬の小紋【見切り処分】反物 ≪草花模様:ブルー(紋織)「単衣着物におすすめ」≫

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生地の素材感を活かすため、色数少なくシンプルにブルーの濃淡配色で染めた、おしゃれな京友禅小紋です。

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糸目のような細いタッチの小紋ですが、滲んでいるようにブルーの濃淡で染めている素敵な小紋です。

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あと1点はモダンに更紗模様を染めたのですが、レトロ感ある色彩が素敵な紬らしい小紋に仕上がっています。

■ 生紬の小紋【見切り処分】反物 ≪更紗柄:グリーン(紋織)「単衣におすすめ」≫

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更紗模様ならではの色の変化を濃淡にしたことで、レトロ感溢れる小紋になっています。クリーム系の生成りにグリーン使いの濃淡がカジュアル感を引き出しています。

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地色と上柄の色とのバランスがピッタリで、素敵な小紋になっています。

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琳派でいう「たらしこみ」(滲んでいるように見える染技法)に見えるような、グリーンの濃淡と模様の擦れ具合が上手く絡み合った、ハイクオリティーな小紋です。

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シャリ感があり乾いた感じの生地質ですが、適度に柔らかく着やすい素材といえます。

単衣着物というと「6月と9月にしか着れない」という風に思われている方がおられるかもしれませんが、現代の異常気象による気候状況は、4月の末頃には初夏に近い暖かくなっています。なので今の単衣着物の着用期間は、4月末~6月、9月~10月末までと、昔に比べると長い期間で着こなして頂くことが出来ると共に、和服を着る方にとっては、単衣の着物は必要アイテムとなっています。

今回ご紹介している大変お値打ちな生紬小紋も、単衣着物としておススメしたい、凄く価値のある品です。

単衣着物を持っておられない方、単衣の普段着キモノをお探しの方などに是非ご利用頂きたい、お値打ち商品です。

着物通販サイト京都wabitasでは、この他にも単衣着物に向く上質な反物を揃えています。

ウェブサイトはモチロン、京都のショールームでもお求め頂くことができます。

素材感のある反物なので、現品を直に触って見てみたいという方は、是非ショールームに見に来て下さい。

ウェブサイトの現品は全てショールームに置いております。ショールームは日曜日~金曜日までの6日間営業しています。ショールームに行きたいという方は、気軽にご予約してください。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)