白たかお召し板締め絣が近日入荷予定「白地と黒地1点づつ」
2021年3月8日 23時11分山形の織物を代表する置賜紬の伝統的工芸織物といえば、ご存じの通り白鷹の逸品「白たかお召し板締め絣」です。
そんな白鷹お召しの逸品を、京都wabitasのウェブサイトで、これまでも沢山扱ってきました。
頼んでもなかなか入ってこない貴重な逸品物です。
織元もご紹介してきたように、白鷹町にある二つの機屋さんしか生産できません。
≪小松織物さん≫
≪佐藤新一工房≫
板締めによる糸染で出来た絣糸で織ることにより模様が織りがるという、白鷹だけの技法から生まれる素晴らしい「これが本物のお召し」と言える織物着尺です。
織り始めてから1反織り上がるのに1カ月以上掛るので、限られた生産量なのに何処もが欲しがため、割り振りしていくと1年間で、1社に1反しか入らない程度です。
そんな、なかなか入荷するのが困難な、板締め絣の白たかお召しが、近々入荷することになりました。
京都wabitasでは何年ぶりか忘れましたが、ず~っとお願いしていた一番手間のかかる横段模様の蚊絣タイプです。
しかも、白地と黒地を一度に入荷することができたのです。
■ 白鷹お召し板締絣手織り「伝統的工芸織物」 ≪白地に蚊絣のヨコ段≫
黒地
■ 白鷹お召し板締絣手織り「伝統的工芸織物」 ≪黒地に蚊絣のヨコ段≫
現品が入荷でき次第再度撮影してサイトにアップしたいと思います。
4月~6月の単衣着物、9月~10月の単衣着物として、「この織物に勝るものは無いのでは」と言える、最高級な山形の伝統的工芸織物「白たかお召し」が、2点だけ近日入荷予定のお知らせでした。
着付け教室の販売展示会や、呉服屋さんの展示会などに行けばあると思われがちですが、反物に付いている価格札を見ると200万円や150万円というような売値が付いています。価値からするとそれぐらいかもしれませんが、京都wabitasは「いい品を価値ある価格でご提供させて頂く」という目的で運営している着物通販を専門にしたウェブサイトです。なので、入荷してくる2点も出来る限りリーズナブルでお求めやすくして、ご提供させて頂きたいと思います。
ウェブサイトでは先行予約購入できるように3月8日よりお求め頂けますが、ショールームには3月18日くらいから常設できる予定です。
日本の代表的な工芸織物の素晴らしさを一人でも多くの方に分かって頂くため、今後も取り扱っていきたいと思います。