男の羽織に粋な2点の紋織:市松絽漫

2020年10月16日 17時05分

米沢へ産地出張した際に見つけた2点のシックでおしゃれな織物着尺が入ってきました。

■ 男着物:米沢織(反物) ジャガード織機 ≪市松絽縵:黒(1点限り)≫

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細かな市松を少し間隔をあけて紋織(ジャガード織機)で織りあげた、光沢がおしゃれな黒の着尺です。

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光沢が異なる市松が間隔を空けて織ると、画像を見て分かるように斜めに流れる模様のように、おしゃれに見えます。

生地の打ち込みは、あえて多くの糸を使わず、それでいてしっかりと織ってあるので、米沢の織物は軽くて丈夫な生地質になっています。なので、長着にも羽織にも適した織と言えます。

特にここまでシックな色の粋な黒なら、一押しは羽織です。

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軽くて質感がいいのも、羽織にちょうどいい品といえます。

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シックな黒ともう一色は、ネイビー系の糸を使って織ったシックな紫です。

■ 男着物:米沢織(反物) ≪市松絽縵:墨に紫(1点限り)≫

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緯糸にネイビーとパープルの糸を使うことにより、紋織の場合はご覧のように光沢で色の市松が浮かび上がってくるようになります。

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シックな中にもカラフルなオシャレがある織物なので、これくらいのシックな織なら女性の方にも素敵ですね。

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でも、

男性に着せる方が粋ですし、こちらも羽織にもおすすめします。

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こちらの織物は米沢の織物メーカー東匠猪俣さん謹製の品です。

現品を見てみたいという方は、京都wabitasショールームで現品をご覧頂けます。ただし、売り切れ後は在庫が無くなる1点モノですので、予めご了承下さい。

サイトの方では、着物通販京都wabitasの男着物コーナーでご覧いただけます。