紬の着物:小千谷紬の色無地
2017年12月25日 11時58分京都wabitasは正絹反物を専門に取り扱っている着物通販サイトです。
正絹反物と言っても様々なアイテムの品がありますから、区分けしてみます。
一番多く揃えているアイテムから順に
小紋
長襦袢
御召し
色無地
紋紗
紬
そしてこのアイテムごとにも区分けがあります。
例えば小紋ですが、素材が色々あり縮緬などの柔らかモノが中心ですが、紬に小紋を染めているのは紬という分野にもなれば、小紋という分野にもなります。
色無地も同じですが、縮緬を染めた色無地はセミフォーマルな色無地キモノですが、紬を染めた色無地はどちらかというとカジュアルな着物になります。
紬というアイテムは、主に先染した紬糸で織られたモノが紬着物として一番印象強いです。
紬を染めた色無地は、普段着からパーティー着に気軽なお茶会など様々な着こなしが出来る便利なアイテムで重宝する着物として人気も高いです。
今回ご紹介する反物は、越後小千谷で織られた白紬を色無地に染め上げた高級小千谷紬の色無地です。
また、全てAB反の生地を使っているので、凄くリーズナブルなんです。
色は淡い上品な色から濃いカジュアルな色まで揃います。
浸け染で染めた色無地と、引き染で染めた色無地があります。どちらもそれぞれに良さがあり素敵な紬の色無地に染め上がっています。
小千谷紬は良質の糸を厳選しているので、とても艶があり触った感じも良く着心地いい紬です。
袷にも単衣にも適しているので、色無地に染めると本当に重宝する着物になります。
それでは染め上がりの色をご紹介していきます。
浸け染による無地から
■ 越後小千谷紬の色無地 ≪「少々難あり」AB反若草≫浸け染
薄っすらタテに糸切れによる難がありますが、殆ど目立ちません
■ 越後小千谷紬の色無地 ≪「少々難あり」AB反フジグレー≫浸け染
上品な色で、質感がいいので艶がありどことなく光沢があります。
続いて引き染による無地染で、浸け染は全体に染料が染みわたる染ですが、引き染は手で生地の表面を撫でるように引き染るので、表に比べて裏が少し薄くなります。
そして紬の生地を引き染する最大の特徴は紬の節に色だまりが出来て、紬らしいカジュアル感溢れる染め上がりになります。
今回は引き染で沢山染めました。
■ 越後小千谷紬の色無地 ≪「少々難あり」AB反ベージュ≫引き染
生成り系の素敵な色で、春にも秋にも使えるレトロ感ある色です
■ 越後小千谷紬の色無地 ≪「少々難あり」AB反ピンク≫引き染
落ち着きある上品なピンク色が綺麗に染まりました
織の時に付いた織汚れ跡があります
■ 越後小千谷紬の色無地 ≪「少々難あり」AB反薄グレー≫引き染
薄色に続いて渋く濃い色を引き染で染めた小千谷紬の色無地です
■ 越後小千谷紬の色無地 ≪「少々難あり」AB反錆び朱ピンク≫引き染
紬の着物らしい錆び朱掛かった渋いピンク系のレトロでアンティークな色です
■ 越後小千谷紬の色無地 ≪「少々難あり」AB反錆びローズ≫ 引き染
これもレトロな感じの渋くて落ち着きある良い色です
タテに糸切れのような織難があります
■ 越後小千谷紬の色無地 ≪「少々難あり」AB反グリーン≫ 引き染
寒色系の濃い色は特に紬のカジュアル感がでてオシャレです
■ 越後小千谷紬の色無地 ≪「少々難あり」AB反青グリーン≫引き染
ターコイズ系の渋いグリーン掛かったオシャレなブルーです
以上の色目で小千谷紬の色無地を品揃えをしています。
色無地の着物は帯の合わせ方で様々なコーディネートが出来ますし、柄物の着物は帯合わせも難しいのですが、その点色無地の着物は無地感なので帯をメインにしてコーディネートするようなものなので、本当に重宝します。
ハイクオリティーな小千谷紬の色無地キモノ(反物)がAB反の生地を使用しているということで、大変お値打ちなリーズナブルな価格で揃えられます。
この反物は京都wabitasでけの取り扱いになりますので、京都wabitasのオリジナル商品です。
お出かけの素敵な着物としてご用意させて頂きました。