吉野格子の九寸名古屋帯
2017年9月4日 15時52分紅花紬で有名な山形県米沢の「新田」謹製による吉野格子の九寸名古屋帯です。
紅花染と植物染料の重ね染によって、自然の美しい不辺の色を表現し続けている新田さんの作品は、着物は勿論のこと帯でもその魅力を発揮しています。
シャリ感があり、軽くて締め心地が良いです。
全通柄の格子模様なので、前や太鼓のポイントなどを気にすることなく締めることができ、1本持っておくと重宝すること間違いなしの逸品です!
数ある色柄の中から5色の吉野格子の名古屋帯を厳選致しました。
吉野格子の帯■黄緑に金茶
一見グリーンの帯に見えますが、使われている糸はカラフルな色が使われています。
三本のストライプを際立てるように、荒い格子が重なりあって粋な模様が完成しています。
吉野格子の帯■生成りに墨鼠
オフホワイトにストライプとシルエットになった横段が重なり格子模様を形成してる、粋な格子の帯です。
見た目に粋さを感じさせるオシャレな作品です。
吉野格子の帯■水色に墨鼠
鮮やかなブルーに淡いブルー~墨色へと色が濃淡に変わる配色で、全体にブルー感を引き立てた魅力的な帯です。
こんな素敵な色の帯をコーディネートした着姿を想像してみると楽しくなってきます。
吉野格子の帯■薄紫に墨鼠
他の帯に比べて比較的落ち着いた色に仕上がった藤色ベースの格子です。
癖がなくどんな着物にもコーディネートできそうです。
吉野格子の帯■鼠に金茶
地味な色とされる灰グレーに斬新な金茶を組み合わせることにより、見事に地味さを感じさせない躍動感ある帯です。
5本ある中で一番色の組み合わせ方が映えて見える素敵な帯です。
カラフルな色の糸を巧みに使い織り上げた本品も正に新田さんらしい紅花や草木染の魅力を感じさせてくれるハイセンスな作品です。
吉野格子は名物裂の一種ですから、お茶席にも着用いただけるかと思います。
※お茶会用に着こなせるかはお茶を主宰されている先生にお尋ねして頂くことをお薦め致します。
カジュアルな格子織のおしゃれな帯で、紬やお召しに小紋など様々な着物とコーディネートできる米沢の九寸名古屋帯でした。
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