縮緬(ちりめん) 一越?三越(新柄 小紋)

2009年9月2日 16時35分

ちりめんは経糸には撚りをかけず、緯糸だけに撚りをかけます。それを交互に織り込んで、最終に精錬することで糸が収縮し、緯糸の撚りが戻って生地全体に細かい凹凸のシボができるのです。

撚りの向きは右撚りと左撚りがあり、二つを組み合わせて織り上げると、さまざまな風合いのちりめんができます。

右撚りと左撚りの強撚糸を一本ずつ(一越ごと)交互に織っていくものを一越ちりめんといい、二本(二越)ずつ交互に織るものを二越しちりめんと呼びます。

そして右撚り・左撚りの強撚糸を三越ずつ交互に織りあげたものが三越となります。

京都wabitas の小紋も丹後ちりめんの三越を使っている商品が沢山あります。

本日新しく更新された小紋も三越の生地を使った質の高い上品な商品なのです。

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染めは「現代の名工」小糸染芸の逸品です。  詳細は写真↑↑↑をクリックして下さい。

三越ちりめんの生地に、おしゃれな友禅を上品な単色で染め上げた白地の小紋です。

お出かけ着にとてもオシャレでいいですよね。

今日は縮緬(ちりめん)についてのコメントでした。

これからキモノ文化検定にむけ日々勉強です。ちりめんに関する問題は必ずでますから参考にして下さい。

以上です。

 

京都wabitas(ワビタス)