京都岡崎?近代美術館?
2009年7月23日 16時17分7/20までの期間で京都市岡崎公園にある近代美術館で開催されていた
京都新聞創刊130年記念 前衛都市モダニズムの京都展1895?1930 を見てきました。
平安神宮の大鳥居の真横にある近代的な建物で、
向かいの京都市美術館では前回ご紹介したルーブル美術館展を開催中で、その影響か岡崎公園周辺には沢山の人がおられました。
入ってまず1階で電気自動車の復刻版が展示されていてそこは撮影がOKで人だかりができていました。
なんと電気自動車は大正の時代に走っていたそうです。
島津製作所二代目社長の島津源蔵氏が電気自動車デトロイト号で通勤されていたそうです。
レトロを感じさせる電気自動車デトロイト号の復刻版、カッコいいですね。
二階に上がって展示会場に入り、京都展を見て回りました。
上野伊三郎氏(建築家)の島津邸(現日本バプテスト病院)建築の写真や、竹内栖鳳の「平安神宮・円山公園図屏風」、不動立山の「夕立」など色々な絵や写真が展示されていました。
また、京都新聞の前身「日出新聞」が明治一八年に創刊され、この年京都近代化の発端となる琵琶湖疏水工事の着工を取り上げた記事なども展示されていました。
日出新聞が平安神宮大極殿地鎮祭が執り行われた時、イルミネーションに飾られた大鳥居を寄贈したことなど、この当時の活気ある京都岡崎周辺のことが色々と展示されていました。
近代美術館を出て、そのまままっすぐ北に歩いて平安神宮に行き、その当時の岡崎公園や平安神宮がどんなだったかを頭に浮かべながら見学して帰りました。
これからも、岡崎公園・平安神宮?円山公園?高台寺?清水寺と京都の遺産を大切に残していってもらいたいですね。
以上です。
京都wabitas(ワビタス)