Archive for the '単衣の着物' Category

白お召しのぼかし染着尺

2020年10月14日 17時29分

着物通販サイト京都wabitasの小紋コーナーでは、古典柄を染めてる「京友禅小紋」、モダンな柄など染めた「カジュアル小紋」、鮫小紋など無地っぽいタイプの「無地感の小紋」、牛首や小千谷など紬の生地を染めた「紬の小紋」、そして「色無地」、色無地より少しオシャレな「ぼかし染小紋」、これら6種類にカテゴリ分けして小紋(染の反物)を扱っています。

その中から、今回はお召しの生地(先練り白お召し)をボカシに染めた、先練お召しボカシ染着尺に新たに4点新しい色が加わりました。

色無地の延長ラインと言える上品な染物なので、お茶会をはじめ、入学式や改まったパーティーなどに着ていける着物として、重宝される人気の商品です。

今回も4柄の先練り白お召しの生地を、手ボカシの染屋さんに渡して染めて頂きました。

①先練り白お召し:麒麟菊文様

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この白生地を染めたのがこちら

■ 先練お召しボカシ染着尺 ≪麒麟菊唐草文様:モヤぼかし【藤濃淡にクリーム】≫

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二重の浮き織になっているのか、光沢が素晴らしく、染め色の発色が綺麗に仕上がっているのと、相変わらず凄くいい生地質です。

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お召しなので、普通の紋織の縮緬と違い、シャンとした張りがあり、着心地が間違いなくいいのが分かります。

②先練り白お召し:亀甲乱菊

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エレガントに輝く光沢感が素敵な生地を使ってます。色無地でも人気の生地を、綺麗で上品なブルーと若草色の濃淡ミックスのモヤボカシに染めました。

■ 先練お召しボカシ染着尺 ≪亀甲乱菊:流水ぼかし【青と若草緑のミックス】≫

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上品で綺麗な配色のハイクオリティな反物です。

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染が最低2反ロッドなので、この配色であと1反次の生地であと1反あります。

先練り白お召し:桐竹鳳凰紋

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格調高い桐竹鳳凰紋を細かな地紋で織った生地です。

■ 先練お召しボカシ染着尺 ≪桐竹鳳凰紋:流水ぼかし【青に若草】≫

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光沢が際立つエレガントな生地が綺麗な配色で染め上がってきました。

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ラストの1反もエレガントに光沢で地紋が浮かび上がってくる、素敵な地紋の生地です。

先練り白お召し:正倉院文様

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■ 先練お召しボカシ染着尺 ≪正倉院文様:流水ぼかし【藤濃淡にクリーム】≫

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光沢が売りの生地だけに、染色すると凄く染付がよく綺麗です

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この4反が新たに追加されました。

以前からのタイプと合わせると、少しバリエーションが増えてきました。

■ 先練お召しボカシ染着尺 ≪菱菊文様:夢幻ぼかし【青】≫

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■ 先練お召しボカシ染着尺 ≪正倉院文様:夢幻ぼかし【薄黄】≫

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■ 先練お召しボカシ染着尺 ≪菱菊文様:夢幻ぼかし【藤】≫

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ボカシの着物は、癖がなく綺麗な着姿になることから、重宝がられて毎年誂えて頂けるワビタスでも人気の品です。

これ1着持っておくと、あらゆるシーンに対応できるので、本当におすすめしたい反物です。

上品な色彩なので、単衣に誂える方もあります。

長着でも羽織モノでも、用途にあった誂え方で選んでいただければいいかと思います。

着物通販の京都wabitas(ワビタス)

 

 

白鷹お召し板締め絣の七宝が入荷

2020年9月28日 13時46分

お召しコーナーから白鷹お召し入荷のお知らせです。

今回入荷できたのは、白鷹の小松織物謹製のお召しで、以前も取り扱ってました七宝文様の板締め絣の手織りです。

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■ 白鷹お召し板締絣手織り≪七宝:生成り(反物)≫

「追加入荷」 (2020年9月27日)

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1年以上待ってようやく入荷してきた、貴重な1反です。

ご存じの方も多いと思いますが、この白鷹板締め絣お召しは、生産が1反織るのに今では1ヶ月では織り上がらない状況です。1日で10cm織れれば早い方ですが、それが出来るのはベテランの織子さんです。しかし、そのベテランの織子さんが少しずつ引退されはじめているため、新人さんも含めて現在の生産がされている状況です。

そんな置賜紬の伝統工芸でもある板締めによる糸染した絣糸で織る白鷹お召しは、お召し独特のシボがあり、着やすさはモチロン、着姿を見るとレトロ感溢れる素敵な着物として、着物通の方々に人気の逸品物です。

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高級織物なので、袷の着物としてもいいですが、単衣の着物にもおすすめです。

【白鷹お召の解説】

置賜紬の伝統工芸でもある板締め絣という技法は、手くくりでは不可能な、細かく正確な絣模様の糸を染めるのに、板締めによる染色で絣糸を作っています。2反分(約1,400本)の糸を、溝を彫りこんだ絣板の間に挟み重ねて、しっかりとボルトとナットで締めた上げた後、1時間にわたり染料をかけ続けて、絣糸が出来上がります。この絣糸と強撚糸(お召し糸)を交互に緯糸として打ち込むことで、白鷹お召し独特の柔らかい「鬼しぼ」を持った生地に織り上がります。

板締め絣の糸染ができることが、伝統工芸士の証です。糸染も大変ですが、今は説明したように、絣糸とお召糸を交互に打ち込み織りあげる作業が、1反織るのに1カ月半~2カ月かかってしまいます。今織って頂いてる織子さん達が、今後技術を向上させて生産量が少しでも上がれば、より多くの着物通な方に、この素晴らしいお召しを着物としてお召し頂くことができるので、頑張って頂きたいと共に、応援していきたいと思います。

お召しを揃える京都wabitasでは、今後も白鷹お召しをはじめ、いい御召しの反物を扱っていきたいと思います。

この貴重な白鷹板締め絣お召しは、10月1日~の「キモノ決算ファミリーセール」にも常設する予定です。

また、サイトにはお召しコーナーでご覧いただけます。

着物通販の京都wabitas(ワビタス)

 

 

小千谷紬の訳あり品:着物~羽織

2020年9月18日 15時54分

着物通販の京都ワビタスは半期の決算を10月に迎えます。10月には完全予約制によるキモノ決算ファミリーセールを開催します。

ファミリーセールに来れない方々のために、サイトで決算月ならでの価値ある商品をご用意していきす。

例えば、これからご紹介する紬の高級サンプル生地で創った染物もそうです。

格子を織った高級小千谷の白紬の反物がサンプル品として残されていたのですが、

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それを引き取って染に出して出来上がってきたものを、サンプル特価品としてご用意させて頂きました。

出来上がってきたのがこの2点です。

■ 小千谷紬の正絹染着尺:決算品≪格子織の紬に墨紫染≫

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紬らしさが滲み出ていてレトロ感溢れるシックな紬の染着尺(反物)になりました。

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「シックにカジュアル」そんな言葉がピッタリ当てはまる、おしゃれな紬着尺です。

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【サンプルの生地】

サンプルの生地といっても、サンプル用に織ったわけではなく、最初は複数反織って商品化された生地です。追加でご注文が取れるように生地屋さんや機屋さんが現反を1反サンプルとして残されている生地です。

本品は特別にそのサンプル用で残されていた生地を譲って頂いたもので、凄く価値のある品といえます。

色はもう1色あります。

■ 小千谷紬の正絹染着尺 ≪格子織の紬に紫染≫

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渋くて深みある紫色のオシャレな染め上がりです。

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滑りも良くてシャリ感があり丈夫な生地質で、カジュアル派の方、特に紬が好きという方に是非着ていただきたい、上質の生地質です。

次の1品は、もの凄く希少な紬のサンプル生地を、同じように誂えて染めた創作逸品物です。

■ 小千谷紬の正絹染着尺【サンプル生地使用】 ≪野蚕紬に重ね引き染≫

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染める前の生地だけでも凄くレトロな感じの「これぞ紬」そんな生地を、同じようにシックな色に染めてみました。

機屋さんが既に活動されてませんので、詳しい糸使いなど分からないのですが、見る限り特殊な糸が使われていると思われます。天蚕糸・野蚕糸・赤城糸等々紬の産地ならではの特殊な糸が使われている究極といえる紬の生地です。

そんな紬を染めて出来た反物は、素晴らしい作品になりました。

■ 小千谷紬の正絹染着尺【サンプル特価】 ≪野蚕紬に重ね引き染≫

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荒々しいカジュアルな生地を、シックな色に染めた素晴らしい反物です。

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貴重なサンプルの生地を使ってるので、凄くリーズナブルでお求めやすくなっています。

袷や単衣向きな紬はこの3点ですが、夏の長着(キモノ)や羽織ものにも使える薄物の生地も、高級小千谷紬のサンプル生地にありました。

■ 小千谷紬の薄物染着尺【サンプル使用】 ≪薄物紬地に引き染ぼかし≫

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紬の丈夫なオーガンジーという感じの高級素材がサンプル白生地の中から見つけて、同様に譲ってもらいました。それも新たに染めてみたのですがどうでしょう、素敵な染物が出来上がりました。

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サンプルの生地でしたので、中には横段に見える箇所もあります。これも、ならではです。

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おススメは塵除けコートや羽織ですが、夏仕様の着物にもできる、凄く丈夫な生地なので長着にもOKです。

もう1点も同様です。

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■ 小千谷紬の薄物染着尺【サンプル特価】 ≪簾(すだれ)織:墨黒≫

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簾のように隙間ある横段に織られた高級紬地です。少し生地がレトロな生成りになっていたので、黒に近いシックな墨黒に染めてみました。

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どれの生地もそうですが、小千谷の大新織物さんが織った紬地は、質感が他の紬地と違い凄くいいです。

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透け感がオシャレな羽織になること間違いなしの、サンプル生地を使った価値ある創作逸品物です。

今回ご紹介させて頂きました5点は、全て1点モノで同じモノは無い貴重な品なのです。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

9月も着られる麻着物≪男女ともにプレタの着物≫

2020年8月26日 10時26分

着物通販サイトが昨年の秋に新商品として発表した、ヘンプ&リネンのルポワン染め麻着物は、ショールームのみで取り扱ってきました。

9月にも着れる麻の着物として、ショールームにご来店いただいたお客様に、生地の質感や着心地、色合いなどの感想をお聞きしながら、この夏よりワビタスのサイトに再度アップしています。

■ ルポワン染麻着物(反物) ≪H&Rルポワン【ブルー】≫

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頂いたご意見や感想で出たのが、「木綿の着物よりも着やすい」「着ていて涼しそう」「可愛い」「おしゃれ」などでした。

麻着物というと、近江縮や小千谷縮のように、シワを付けてシボのある夏に着る着物ですが、このルポワン染の麻着物はシボを作らずに、綿の着物のように平織りの生地そのままに仕立てる着物として、創作した本麻の着物です。

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着用時期ですが、6月の単衣時期から着れます。涼しい麻の生地なので、モチロン盛夏の時期にも着れますし、色がカジュアルな濃い色なので9月の単衣着物としてが一番ピッタリ着こなせそうです。

何故9月用に麻着物を創ったのかというと、ここ10年近くはお盆が明けて9月になってもまだまだ盛夏と変わらない暑い気候となっています。なので単純に秋にも着れる夏の着物を作ったのです。

糸の表面のみ染色して内部は白に残し、仕上げ工程の洗いで色を落とすことがで、デニム調に仕上がるルポワン染した糸で織っているので、デニムの着物のようにオシャレな着物に仕上がっています。

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この麻着物を女性用と男性用で、本仕立てしてプレタの着物として販売もさせて頂きました。

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この着物の特徴を再度ご紹介しますが、使っている麻糸はタテにリネン(麻)で、ヨコにヘンプ(麻)を織った本麻着物です。

普通一般に小千谷縮など麻着物に使われる麻はラミーです。使っている麻の素材だけでも今まであまりなかった生地と言えます。

リネンは麻の中で一番優しい麻というイメージがあり、ラミーに比べると柔らかな質感です。ヘンプですが、これは今まであまり着物には使われてきませんでしたが、このヘンプの持つ天然の機能性が凄いんです。

麻の中でも最も抗菌性に優れた繊維なのです。医薬品などにも使われるほどです。雑草のように無農薬でも育つ植物なので、雑菌が繫殖せず清潔さを保ち、天然のUVカット効果もあります。生地は丈夫で使い込むほどに馴染み、消臭性に優れ汗の臭いもぐんぐん消します。呼吸する繊維なので適湿を調性し、速乾性に優れ蒸れずに快適です。また、これら効果は洗濯しても失われません。

「この優れた効果を持っている繊維で着物を作りたい」という想いから創作して1年後、沢山の方々にご愛用頂くことが出来ました。ウィズコロナの時代に、麻が持つ力は必ず役に立ちます。

ウイルス除去とは関係ありませんが、抗菌性に優れているというだけでも頼りになります。

このヘンプを使った麻着物H&Rルポワン染は、三色の着物があります。女性用にサイズをMとL、男性用にLサイズ(身長175cmの体型)でご用意させて頂きました。

着物は年々カジュアル化が進んでいます。これからは着物はファッションとなりますから、是非興味を持って頂ければと思います。

今8月の末ですが、気温は平均で35度と真夏と変わりません。この調子なら9月はモチロン、10月初旬くらいまで暑くなりそうな気がします。

そんな暑い日本ですが、一人でも多くの人に着物を着て頂きたい、着物をもっと広めたいという想いを込めて創作した麻着物です。

■ 秋の単衣用麻着物仕立て上がり(居敷当付き) ≪H&Rルポワン【ブルー】「夏~秋単衣」≫ 

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■ 秋の単衣用麻着物仕立て上がり(居敷当付き) ≪H&Rルポワン【パープル】「洗えます」≫

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■ 秋の単衣用麻着物仕立て上がり(居敷当付き) ≪H&Rルポワン【グリーン】「洗えます」≫

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京都wabitasは、これからも産地にあるいい素材を使い、着物通販という位置でから、新しいキモノの提案をしていきたいと思います。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

男の着物:単衣におすすめ絹上布「夏お召し」

2020年8月19日 9時44分

男着物の品揃え及び取り扱い一番店を目指す着物通販サイト京都wabitasですが、取り扱い商品の99%は正絹や本麻といった天然繊維の高級品です。ポリエステルの洗える着物は、ほんの一部しか扱っていません。

そんなワビタスの男着物コーナーには、袷や単衣のどちらにでも誂えることができる「お召し」や「綾織り」に「紬」などの織物を沢山揃えています。お値打ちな「訳あり」B反品も沢山あるので、若い男性のユーザー様も増えています。

そんな男性のお客様が一番悩まれるのが、9月~10月、5月~6月の着物や羽織です。

7月、8月の盛夏の季節には、普段着用に麻着物が一番出て、羽織は正絹の薄物が多いです。

問題は夏物ではなく、単衣の着物です。

お召しや紬を単衣着物として誂えればいいのですが、今年もそうですが夏が長期化しそうで、まだまだ暑さ厳しく、9月に残暑見舞いが出そうなくらいです。この状況は既に5年以上前から始まっているんです。

異常気象が当たり前になった現代では、昔からいわれる着物TPOが、もはや通用しなくなっています。

薄物キモノでも、紗のように透け感が強くなければ、9月はモチロン10月にも着こなせる時代になっていると思います。

ワビタスでも、男性の単衣着物用に夏着物・単衣着物兼用素材で織った反物の取り扱いを、年々増やしています。

そんな単衣着物におススメの反物を改めてご紹介させていただきます。

只今夏物のコーナーで取り扱い中の、「夏お召し」とも言える絹上布の逸品からです。

米沢織の鈴源織物謹製カスミお召しを復刻するために、色々と試行錯誤を繰り返している最中にできた、夏のカスミお召し:絹上布の反物からです。

春夏秋に着れる■ 絹上布・夏単衣着尺 ≪特選かすみ御召し薄物バージョン≫

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お召し機で織った生地は、しっかりとした生地なのに透かしが入って通気性を良くしてあるので、夏の着物、単衣の羽織、単衣着物として最適な生地質になっています。

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透け透けということではないので、単衣着物に丁度いい品です。

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無地感ですが、カスミ模様に細かくグラデーションが掛かったような織上がりが綺麗です。男物の幅で織っていますが、女性の方にも誂えて頂いてもOKな織物です。

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見た目は紬みたいに粋でおしゃれなカスミの織りになっていますが、紬のように纏わりつく感じが全く無くて、サラリとして滑りも良く、質感がいいので着心地は絶対にいいと思います。

これで1着誂えて持っておくと、5月~10月まで計6カ月間(半年)を通して着られるので、凄く重宝する着物になること間違いなしです。

今年の場合は梅雨が明けるのが遅れて、5月~7月は寒かったり暑かったりして全く気候の予測ができませんでした。梅雨が明けると猛暑日が連日つづいてお盆明け尚も真夏です。5月~6月は正絹着物、7月~8月の猛暑期間は麻着物、8月末~10月は正絹着物というような着回しをして頂いては如何でしょうか。

昔からのTPOでは、衣替えの6月と9月の2か月だけの短期間が単衣着物の出番でした。それが今では5月~10月の半年が薄物も含め単衣期間、11月~4月の半年間が袷の期間となりました。

異常気象による気候の変化に合わせて、TPOも変化しています。着物に対する考え方も変わってきていますので、それに対応できるように京都ワビタスでは商品開発しながら、ユーザーの皆様のお役にたてるような通販サイトを目指していきたいと思います。

特に男性キモノはどの産地も生産量が少ないため、今後も産地と一緒になって独自にモノづくりしていきたいと思います。

着物通販の京都wabitas(ワビタス)

決算前の「訳あり品」セール:男きもの高級織物着尺

2020年4月26日 15時43分

男着物(着尺)コーナーでは、高級お召し着尺、米沢謹製の綾織り着尺など、上質な男性用幅広で織った先染織物着尺のB反お値打ち品がサイト上からお求め頂くことができます。

産地に行ったりして見つけた、凄く価値ある品々が沢山入荷してきました。

男性用に着物(長着)や羽織はモチロン、女性の方でも素敵な品々が沢山あります。

■ 男着物紋お召し【反物】「少々難あり」B反品 ≪ヘリンボン縞:墨黒無地≫ 

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画像ではお伝え出来ないのが、生地の良さです。凄くいい織物なんで、男女ともにおすすめです。

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■ 特選かすみ御召し男着尺【サンプル品の反物】 ≪臙脂「訳アリAB反」≫

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※シルバーグレーのカスミお召し

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これら「かすみ御召し」の着尺は、以前に定番であった御召しを復刻するために、何度も試行錯誤を繰り返してサンプルを織った品々です。サンプル品のB反といえども、凄くいい品なので本当に価値ある品と思って頂きたいです。

カスミ御召しの復活は、あと少しです、ご期待ください。

次は、米沢織の高級綾織り男着尺のB反処分品です。

■ 男着物【特選綾織着尺】「少々難あり」B反品 ≪米沢織:網代菱格子≫シルバーグレー

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凄くよくできた綾織り着尺で、お召と遜色ない着尺です。モチロン生地幅42cmあるので、男性着物として使える逸品です。

※グレー

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※墨紺のシックな色

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■ 男着物【正絹綾織着尺】「少々難あり」B反品  ≪米沢織:綾風ベージュ≫

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■ 男着物【特選綾織着尺】「少々難あり」B反品 ≪米沢綾織:波ヨロケ縞≫

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女性の方でも誂えて頂ける上品な色もあります

■ 男着物【正絹綾織着尺】「少々難あり」B反品  ≪米沢織:綾風ライトブルー≫

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カジュアルなストライプを織ったタイプもございます

■ 米沢綾織男着尺まるまなこ「少々難あり」B反品 ≪東匠猪俣謹製:優雅≫

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いい生地です

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再び御召しに戻ります。強撚糸を使った本お召しの高級男着尺も2点

■ 男着物【正絹本お召し】「少々難あり」処分特価 ≪米沢織:特選本御召し≫

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強撚糸の御召しはもう1色あります

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丹後で織った粋な紋お召しもAB反が2点あります。

■ 男着物お召し【反物】  ≪ヘリンボンAB反:青系◆訳あり◆≫

 

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この他にも、カジュアルな着尺~無地感の着尺まで、何処にもないくらいの訳ありお値打ち着尺が、只今サイト上でお求め頂けます。

ワビタスの男着尺は、カスミ御召し・白たかお召しをはじめ、今後もいい品に拘り品揃えしていきます。

男の正絹着物が豊富にそろう着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

 

 

 

男の着物:夏単衣「かすみ御召し」正絹着尺

2020年3月12日 10時11分

男着物の品揃えに力を入れている着物通販の京都wabitasから、新しく男の単衣・夏用お召し着尺が出ました。

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正にこれからの単衣や夏の時期に相応しい逸品で、薄物ですが丈夫な織で透け感を抑えるように創作してあるので、少し早めの単衣着物として4月からでも着こなせます。

織はモチロン先染による織物で、生地幅42cmあるので手の長い男性向けに、長着(きもの)はモチロン、羽織にも誂えて頂ける創作逸品物の薄物着尺です。

本御召しではありませんが、特駒の糸を使っていることから、敢て「御召し」というカテゴリに当てはめて取り扱わせて頂きます。

このお召しを創作した主な目的は、一番が「いい品を創ること」です。そして、これに繋がりますが、以前にお取り扱いさせて頂いておりました「鈴源織物謹製のカスミお召し」と同格か、それ以上のお召しを創りたい、そんな想いから産地の方々と力を合わせて、2年越しで取り組んで、ようやく出来上がった第一弾作品なのです。

(鈴源織物は米沢織の中でも最高品質の品を織る男物や袴地の機元メーカーでしたが、今は会社が無くなって生産もされてません)

お召しの制作なので、袷用のお召し着尺を創る目的で始めたのですが、機屋さんの思い付きで、これからは単衣と夏を通して着れる織り物が必要になるということから、薄物も同時進行で試作しながら、出来上がってきました。袷用もモチロン出来上がってきますが、時期的に先に単衣・夏用着尺として発表させて頂きます。

全部で5色の予定ですが、先行して三色が出来上がりました。下に着る長襦袢を時期にあわせて替えて頂ければ、春単衣(4月中旬~6月)~初夏(7月)~盛夏(8月)~秋単衣(9月~10月中旬)までの長期間にご利用頂ける、持っていると重宝すること間違いナシの着物として広めたいと思います。

そんな夏御召しの三色が、こちらになります。

■ 正絹単衣・夏お召し着尺 ≪かすみ御召し薄物【紺鼠】≫

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単衣に相応しいグレー系の落ち着いた色で織り上がっています。

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■ 正絹単衣・夏お召し着尺 ≪かすみ御召し薄物【銀鼠】≫

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更に落ち着きあるシルバーグレーの、「これぞカスミ御召し」と言える、いい色です。

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■ 正絹単衣・夏お召し着尺 ≪かすみ御召し薄物【薄浅葱】≫

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少し明るめな有色ですが、寒色系の色にかわりなく、夏場にも相応しい涼しげな色ですし、グレーもそうですが上品な色なので、女性の方でも着こなせる色でもあります。

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この上記三色が先行で出来上がり、ワビタスのサイト内の【男の着物コーナー】の夏物でお求めができます。

透け感ですが、長襦袢の上に着た状態ですと、紗の着物や絽の着物のように透け透けになるということはありません。通気性を良くするために本御召しに比べると透かして織っていますので、ほんのりと透けている感じです。

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透かした織りといっても使っている糸の質を高品質にしているので、丈夫な織になっています。(丹後製お召しなどに使われる「特駒」という駒糸を使ってます)

かすみ模様に見えるように織ってありますので、ちりめんや梨地織の生地や絽に比べるとカジュアルな織物ですが、紬糸は一切使用しておりませんので、紬ではなく先染の無地織り物です。

茶道の着物としてもお召し頂ければと思いますが、お茶会を主宰される方によって考え方が異なりますので、主催者の方(先生)に一度ご相談されることを、おすすめ致します。

本品も高品質の男性キモノとして拘りを持って創作した、渾身の逸品です。是非ご利用頂きたくご紹介させて頂きました。

京都のショールームにお越し頂けましたら、実際の現品を触ってみて頂くことができます。ご来店希望の方はご希望日を決めて、ご予約下さい。

男の高級着物の取り扱いで一番を目指すと共に、日本一お役にたてる着物店を目指して、良品廉価:いい品を常にリーズナブルをモットーにこれからも取り組んでいきたいと思います。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

 

 

 

 

 

 

煌めく紋紗:薄物コート羽織用の染着尺に新色

2020年2月21日 17時37分

暖冬のため2020年は、春が早めに訪れそうです。

着物通販の京都wabitasでは、単衣着物用の品揃えを年々増やしていますし、着物だけでなく羽織モノにも力を入れて取り組んでいます。

後染の反物を中心に、先染の織物など品揃えを男物までしています。

3月を前に薄物コート地着尺を増やしています。

紋紗の生地にラメを入れて織った生地を、シックな色に染め上げた人気の色無地です。

■ 特選煌めく正絹紋紗 ≪チャコール無地に金≫

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さざ波模様の紋紗に、煌めく金のラメ糸を織り込んだ白生地を、シックな色に無地染してあります。シックに煌めいておしゃれな羽織になります。

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下に着る着物の色によって、透けて見える色目が変わり、魅力的な羽織コートになります。

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もう1色は継続中の色です。

■ 特選煌めく正絹紋紗 ≪墨グレー無地に金≫

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透け感のオシャレが最大の特徴でもある品です。

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新色を加えたことで2色になったこの品は、透け感と煌めく糸がうまく絡み合い透明感ある幻想的なオシャレを楽しめる逸品です。

3月から羽織ることも許されている現代では、外出時に必需なアイテムとなっております。

京都wabitasの薄物コート羽織ページを要チェックです。

単衣着物の通販サイト京都wabitas(ワビタス)

色無地の新色追加(先練り白御召し地)

16時54分

着物通販の京都wabitasの定番でもある、先練りお召しの白生地を染めた色無地に、新しい色柄をいくつか追加しております。

小紋・色無地着尺コーナーの中の【色無地着尺ページ】の中に追加しています。

■ 先練り白御召し:色無地 ≪菱取鳳凰紋:甕覗きブルー≫

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 織り模様(柄)・生地質・着心地の良さ・色の発色など全てにおいて完璧な色無地着尺です。

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■ 先練り白御召し:色無地 ≪菱取鳳凰紋:ベージュグレー≫

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■ 先練り白御召し:色無地 ≪亀甲乱菊:薄浅葱≫

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格調高く一番多く扱ってきた「麒麟:きりん」を織り込んだ生地も色を増やしました。

■ 先練り白御召し:色無地 ≪麒麟桐菊:藤グレー≫

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■ 先練り白御召し:色無地 ≪麒麟桐菊:淡いベージュ≫

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正倉院文様を想わせる新しい地模様も加わりました。

■ 先練り白御召し:色無地 ≪割付更紗:灰茶≫

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色も、模様も、光沢感も、全て素敵です

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和服の中で色無地は欠かすことのできない着物アイテムの一つです。お茶会着物・卒入学式など、お祝いの式典などの着物・お食事会など様々なシーンに対応することができるので、1着と言わず、何着か持っていると凄く重宝します。

それに近年では単衣着物用に誂える方も増えていますので、単衣用という考え方もありです。

京都wabitasでは、質の高い色無地着尺を豊富に取り揃えています。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

 

色無地の新作:特選紋古代ちりめん両面織の正絹色無地

2019年12月2日 11時14分

着物通販サイト京都wabitasの色無地きものコーナーから新作のお知らせです。

商品名は「特選紋古代正絹色無地【両面織】 ≪唐草に鳳凰≫」です。

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染色もさることながら、この色無地の特徴は何と言っても生地と織り方です。

両面織と題している通り、裏表にそれぞれ浮かび上がる柄が異なります。

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表側には唐草文様が奇麗に織り上がっていますが、裏側には丸く象られた鳳凰の文様が浮かび上がります。

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裏表の両面に異なる柄が浮かび上がるのは、紋を織る際の特性を活かしているからです。繻子目を表に出るようにするのか、裏に出るようにするのかで、光沢をうまく活かして両面をそれぞれ柄違いで織っているように見せているのですが、実際は普通の紋織技法と同じです。表面だけをよく見ると唐草がくっきりと浮かび上がっているので、どうしても唐草だけみてしまいますが、ようく見るとうっすら鳳凰の柄が繻子裏で見えるんです。その逆に裏面は鳳凰がくっきり見えて、唐草がぼんやりとシルエット状に見える感じです。

機屋さんが創意工夫を凝らして考えた逸品物の白生地織物です。単衣着物の需要が年々増加している現代において、単衣着物を誂える際に気になるのが裏生地で、本品は単衣に仕立てると袖口からはちらりと鳳凰の地紋が浮かび上がる感じになります。

織り方だけでなく、この生地は使っている糸や織り組織なども普通の紋織りの生地とは異なります。

【経糸で地紋を織りだしている】

普通一般的に多く使われている紋織りの生地は、地模様を緯糸(よこいと)で織っているのですが、この生地はその逆で経糸(たていと)で地模様を織りだしています。経糸で地紋を織ることで、普通の紋織の白生地に比べると、模様の浮かび上がり方が全然違い、経糸で織った方がくっきりと綺麗に織り上がって、見え方も違います。

【緯糸に八丁撚糸】

地模様を織っている経糸に対して緯糸は無地を織っているのですが、普通の生糸を使って織るのではなく、撚糸を使って織っています。それも水をかけながら撚りをかける水撚糸:八丁撚糸という強撚糸を使っているので、高級古代ちりめんならではの、凹凸のシボがあります。八丁撚糸を使うことにより、着心地がよくなるのはモチロンですが、シワが付きにくいのと、シワが戻りやすいという、うれしい特徴をもっている、まさに最高級な古代縮緬に地紋を織った紋古代ちりめんなのです。

そんな拘りの高級白生地を使って色無地を創作したのが本品です。

色は全8色を染めました。

ただ色を出して染めたのではなく、一色一色全て着物スタイリストさんに選んでいただいた色を染めているんです。

コーディネートのプロが出した8色の色は、どれも素敵でキレイな染め上がりになっています。

■ 特選紋古代正絹色無地【両面織:反物】 ≪唐草に鳳凰:白鼠≫

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薄ピンク

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梅鼠

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カラシ:金茶ベージュ

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瓶覗

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杜若:藤ムラサキ

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藍紺(鉄紺)

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鳶茶:こげ茶

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 上品な淡い色からシックで粋な濃い色までを、スタイリストさんが色々なシーンや用途、年齢層など全てを考慮して選んでいただいた8色です。

本品は様々な誂え方ができる色無地着尺です。

裏地を付けて11月~4月くらいまで着れる袷着物として、裏地を付けず5月~6月の春単衣用の着物、9月~10月の秋単衣用の着物など、袷でも単衣でも用途に合わせて選べます。

羽織や道行などコートにも素敵な万能的な特選紋古代の色無地着尺は、着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)の小紋・色無地着尺の中の【色無地着尺コーナー】でご覧いただけます。

また、本品の光沢度・質感などのクオリティの高さは、画像では伝わらないと思います。実際の品を直に見てみたいという方は、気軽にお問い合わせください。

もしくはショールームに常設しておりますので、ショールームにお越し頂ければご覧いただけます。ショールームの受付もお待ちしております。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

 

 

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