Archive for the '夏の着物' Category

麻着物:紳士物即使える仕立て上がり

2019年8月2日 17時13分

8月にはいりますます気温が上がり連日35度超えの盛夏になりました。全国各地で花火大会や夏祭りが開催され、浴衣や夏着物などカジュアルな和服姿が彩る時です。

着物通販サイト京都wabitasでは、浴衣は扱わずに麻着物を広めるため毎年扱い数量を増やしています。

麻着物の本場小千谷での生産量が激減している中、ワビタスは近江伝統の近江ちぢみ1本で種類を増やしてきました。

10年近く近江ちぢみを取り扱ってきて、今では女性物が主体のように見えますが、元々は男物で始めたアイテムなんです。

毎年男女共に沢山の方々にご愛用頂いております。

反物扱いが主なため、今シーズンに着るなら6月までに仕立てに出さないと間に合わず、残念なことに毎年何名ものお客様に「今年は間に合いません」とお断りしてきました。しかし、今年は違います。8月の今、これから仕立てる分は来シーズン用になりますが、今夏に着たいという方のために今年は仕立て上がりプレタを何着かご用意させて頂いてます。

女性物は既にご紹介させて頂いてますが、ワビタスでは男性用の紳士着物もご用意しています。

サイズは1サイズで、ベスト身長は175cmですが、173cm~178cmくらいまでの範囲なら着こなせると思います。

あるのはこちら

(2019年8月1日現在の現品在庫で、その後売り切れたらございません)

■ 本麻夏の着物:紳士物【仕立て上がり】 ≪トップ染:レトロな紫 身長175cm対象≫

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渋い紫系の粋な色です

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生成り

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利休鼠

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墨黒

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ブラウン

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ストライプ:利休

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サンドベージュ

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このように無地感でレトロな色の麻着物を紳士用でもご用意しております。

サイズの合う方はどうぞご利用下さい。

男の着物が揃う着物通販サイト京都wabitas(ワビタス) 

 

 

夏の和装肌着も麻が一番

2019年7月26日 10時05分

盛夏の時期は気温も連日30度超えが当たり前、日中に至っては34℃以上の猛暑や35度以上の酷暑となり、自然と汗が噴き出てきます。

そんな夏場でも、茶道をはじめお稽古事に、仕事で和服を着なければならないという方がおられます。

Tシャツ1枚でも暑いのに、何枚も重ね着しなければならない和服なら、尚更つらいこと間違いナシです。

和服の肌着は一般的に安価なのがガーゼ類の繊維で、ポリエステル、綿が一般的に多いのですが、これら繊維は洗えるて安い代わりに汗の吸収が悪く、不快感を覚えます。

着物通販の京都wabitasでは、夏の和服の下着及び肌着類は本麻の繊維で作ったものを定番的に扱っています。

肌着に関しては麻の産地と共同で製作した汗取り肌着をMサイトLサイズでそれぞれ揃えています。

■ 本麻リネン汗取り肌着

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タイトル通り肌着に使っている麻はリネンです。

麻の中で最も柔らかな肌触感があるので、女性の肌にも優しくチクチク感が無い麻繊維で、今ではアパレル業界でも人気の繊維です。

この肌着には既にご存知の方が多いと思いますが、両胸(両上前)、背中から腰に掛けて、両脇に麻綿(あさわた)が入った汗取り布が付いてます。

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麻は吸水性、放出性、速乾性などに優れた天然の植物繊維です。綿や絹にウールなどの天然繊維の中で接触冷感が一番あります。触った時にヒンヤリ感があるので、夏に最も適した繊維なのです。汗取りを付けた箇所は、実際に和服を常に着ておられる方からご要望をお聞きして付けました。

一人は茶道を主宰されているお茶会の先生です。夏場のお茶会は正に着物の下は汗だくだそうです。これまではアシベ織の汗取りを着ておられたのですが、アシベは生地が分厚いので汗が着物にはつかない代わりに重たいので、体に負担が掛かるのが辛いと言われました。

そんな茶道の先生のご要望で作った完成品を、今度は京都の老舗料亭の女将さんに使って頂いたところ大好評で、今でも追加をいただいてます。

今年の夏は天候不順で気温の上昇が遅れましたが、祇園祭が終わったくらいから気温がぐんぐん上がってきているので、これから麻の肌着の出番が増えてきそうです。

また、もう一つ人気アイテムがあります。それがステテコ式の下ばき麻のキュロットです。

■ 本麻リネンのキュロット (婦人用和装下ばき) 

IMG_0750汗取り肌着と一緒でリネンの生地を使っているので、肌に優しくサラリとしたステテコという感じです。

更に、このリネンシリーズでは半襦袢も創って昨年から取り扱っています。

■ 本麻リネン汗取り半襦袢(麻絽の半衿付き) 

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この半襦袢は、汗取り肌着をお買い求めいただいたユーザー様からご要望を頂いて創った襦袢です。

「肌着を着ずに、襦袢だけで着物が着れるような襦袢があればいいのに」というようなご要望でした。

襦袢本体の生地はリネンで、肌着と同じように汗取り効果のある麻綿を付けてあります。

別襟で半衿を付けてありますが、モチロン麻で織った絽の半衿を付けてあります。

裄は着物から出ないように、通常の長襦袢よりも短めにしてあります。

最近では浴衣も襟を出して着物のように着る方が増えているので、この半襦袢は重宝されると思います。

暑い夏対策として、天然のエアコン繊維:麻をふんだんに使ったワビタスの肌着類を是非ご利用下さい。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

 

即使える夏着物:仕立て上がり麻着物

8時31分

7月17日が祇園祭の前祭り山鉾巡行、7月24日が後祭り山鉾巡行で、今年は先も後も山鉾巡行の日は天気が晴れて、好天に恵まれました。

特に後祭りの7月24日は真夏の日差しが照り付けて、正に夏日になりました。

2019年の夏は遅くにやってきた感じですが、これから夏の風物詩でもある花火大会や夏祭りが全国各地で開催されることと思います。

花火大会や夏祭りに行くとなると、浴衣姿など夏らしい和服が目に飛び込んできます。

ここ数年の流れを見ていると、浴衣の下に長襦袢を着て襟を出して着物のように着こなす人が増えています。

着物通販サイト京都wabitasでは浴衣の取り扱いはありませんが、ワビタスの夏の定番着物というと麻着物です。

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全て本麻(麻100%)のちぢみ着物で、凄く着心地いい正に夏に適した着物といえます。

殆どは反物を揃えて、お客様に合わせたお誂え仕立てにするのですが、仕立てには1ヶ月かかります。

今年に着るために誂えるなら、遅くとも6月に準備しないと間に合わないので、サイトにある反物は全て来夏用になります。

しかし、今年の夏に着たいという方のご要望にお応えするために、今年は仕立て上がりのプレタを数枚作ってご用意させて頂いてます。

先日開催した祇園祭のファミリーセールでも、「明日に着たい」というようなお客様が多くおられて、「これは嬉しい」と大好評でした。

サイズがピッタリ合うというのは無いでしょうが、多少の誤差は了承してもらって着ていただくことになります。

着るのが7月、8月と短い期間なので、プレタで十分という声を何度か聞きました。

そんな仕立て上がり麻着物ですが、こんなのがあります。

ワビタスが扱う麻着物はシンプルな無地ベースのモノなので、年齢関係なく着こなせると思います。

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着物通販サイト京都wabitasでは麻の着物と、それに合わせる帯や長襦袢に肌着類も揃えています。

夏のお出かけ着物に役立つアイテムがあります。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

 

きものファミリーセールin祇園祭開催「入場受付開始」

2019年6月26日 18時17分

着物通販サイト京都wabitasと着物メーカーがコラボする毎夏恒例の祇園祭きものファミリーセールを、今年も開催させて頂きます。

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開催期間は7月14日~7月16日の3日間で、会場はワビタスショールーム(京都)です。

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ワビタスが扱う高級反物や帯にメーカーオリジナル商品が全て格安で揃う着物セールです。

各産地の訳あり処分品やメーカーのB反処分品もございます。

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このセールに行ってみたいという方は、ご入場受付をさせて頂きます。

下記のお申し込み方法で、どなたでも気軽にお申込み下さい。

◆ファミリーセールお申込み方法◆

【お問合せからのお申込み】

京都wabitasHOMEページにある【お問合せフォーム】をクリック

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

お名前、ご住所、お電話番号、Eメールアドレスをご記入(お問合せ項目はその他を選んで下さい)

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

※お問合せ内容に「祇園祭ファミリーセール入場希望」など簡単で結構ですので打ち込んで下さい。

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

【確認ボタン】をクリック(お問合せ内容の確認画面がでます)

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

内容に間違いなければ【送信】をクリックして完了です。

こちらでお申込みを確認後、メールで返信させて頂きます。

後日郵送で「入場券」をお送り致します。

【お電話からのお申込み】

TEL075-348-2088でも受付させて頂きます。

【メールでのお申込み】

メールでのお申込みも受付させて頂きます。

下記メールアドレスに「祇園祭ファミリーセール入場希望」と分かるように書いて、お名前、住所、お電話番号を明記してメール送信して下さい。

info@wabitas.com

以上の方法でファミリーセール入場希望を受付させて頂きます。

1枚の入場券があれば何名でもご入場可能なので、ご友人・知人の方や、着付けや茶道の先生などご一緒にお越し頂いても結構です。

しかし、会場となるショールームは京町屋なのでご入場が限られた人数しか入れません。なのでご応募が多数となった時点で受付終了とさせて頂きます。

インターネット通販の店と、着物製造メーカーがコラボするセール催事なので、良品安価の品々を気軽にご覧頂くことができます。

「入場したら買うまで帰れない」や「囲み販売」なども一切ない「見るだけでもOK」の気軽な売り出しです。

正絹きものを中心に、麻着尺や長襦袢に各産地の高級帯、男の着物全般から裏地まで幅広く揃います。

正絹小紋

古典柄小紋

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お召し

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色無地

色無地

紬≪白鷹紬や長井綾織に米沢織など産地の名品揃い≫

白鷹

男物(どこよりも沢山の着尺や角帯に袴地が見れます)

男物着尺

帯:夏帯

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帯:八寸~九寸(白鷹織の逸品~西陣織の特価まで)

八寸

帯:琉球紅型

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帯:琉球花織

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この他、袋帯の在庫処分品に半幅帯など正絹西陣織の帯がございます。

夏の麻着物は、プレタと反物がございます。

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wabitas オリジナルの麻の肌着類:汗取り肌着や半襦袢にステテコなども毎年人気です。

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そして、メーカーが特に品揃えを増やしてるのが、絽や紗の薄物染着尺です。

塵除けコートや単衣の羽織に素敵な反物が揃っていて、当日は今年の新柄を中心に色々なタイプが見れそうです。

振袖は5万均一価格で訳あり品が数点と、古典柄の上質な振袖がご覧頂けます。

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また、今回注目なのがメーカーヒット商品でもあるナチュラルストレッチウォッシャブル長襦袢です。

ストレッチ性があり、天然繊維の優しい生地で洗うことができる新しい長襦袢がご覧頂けます。

【ナチュラルストレッチウォッシャブル単衣長襦袢】

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もう一つ、いつもこの売り出しで好評なのがメーカーオリジナルの帯です。

軽くて柔らかい締め心地いい帯地は、お召し機で織った風通織のオシャレな帯です。

このファミリーセールにあわせて出来た新柄が凄く素敵です

【メーカーオリジナル風通織の帯】

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また、振袖もございますので、ご家族やご親戚で成人式を控えておられる方があれば、この機会を是非ご利用下さい。

訪問着に関しては、今回に限り生紬の訪問着を10点限定で揃えております。

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この他、正絹夏物に正絹長襦袢などなど適品を全て格安でご用意させて頂きます。

単衣訳あり

リサイクル着物やポリエステルの着物などはございません、正絹、本麻などの品揃えとなります。

着物ファンの皆様、着物に目覚めた皆様、男女共に価値ある着物ファミリーセールなので、是非とも見に来て下さいね。

会場となる町家はヒンヤリと涼しいので、祇園祭で歩き疲れたら涼みにお立ち寄り下さい。

美味しいお茶をお出しする程度のことしか出来ませんが、毎年お越し頂けた皆様とは、着物について楽しくおしゃべりする和みの場となっております。

ご来場のお申込みお待ちしております。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

麻キモノ:麻着尺2019

2019年4月25日 12時59分

着物通販サイト京都wabitasでは「夏の着物は麻」を毎年言い続けています。

麻着物というと小千谷ちぢみ、各産地の上布などありますが、ワビタスは近江ちぢみ一筋で麻100%の本麻着尺を毎年増やして取り扱っています。

元は男性用麻キモノとして取り扱い始め、女性の方からの要望が凄く増えて男性でも女性でも、どちらの方でもお使い頂けるような無地感中心な品揃えです。

麻キモノは浴衣のように流行りが無く、毎年のように着こなして頂けて、自宅で洗濯することも出来るので、夏に凄く重宝する着物として需要は高まるばかりです。

2019年も暑い夏が来ること間違いナシなので、新色など含めた今年のライナップをご紹介致します。

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まずその前に、なぜ麻が夏に相応しいのか素材の特徴から復習します。

【麻の特徴】

麻の魅力は何と言っても涼しくシャリ感のある肌触りです。吸湿性、放湿性、熱伝導性は天然繊維の中で最も優れています。肌に密着しないので、汗でベトついたり、蒸れることもありません。湿度の高い日本の夏には正に最適な繊維なんです。

水分を吸収しやすいのと同時に、発散も速く、乾燥性に優れているのが嬉しいです。その繊維は通気性の良いサラッとした肌触りです。熱伝導率が大きいので、体熱を外へ逃がす働きは素晴らしいです。

天然の抗菌性があり防虫効果もあり、絹やウールに綿など他の天然繊維と比べて保管が安心ですし、強度も一番強いです。特に濡れると強度が増すことから水に強い繊維なのです。

接触冷感も麻に優る繊維はありません。新幹線では全ての座席の背もたれカバーに麻を使用しているなど、長時間触れていても蒸れることなく快適に過ごせるのです。

こんな夏に適した繊維を使い着物や長襦袢に肌着類を作り京都wabitasは扱っています。

その代表商品で本麻近江ちぢみの着尺がこちらです。

まずは定番色は今年も引き続き継続してございます。

■ 麻着物:本麻着尺(反物) ≪ライトブルー≫

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ライトグリーン

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グレー

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ラムネブルー

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サンドベージュ

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レトログリーン 

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以上の人気の無地タイプに 2019年の新色が加わりました

 麻着物:本麻着尺(反物) ≪レトロな紫≫

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渋い色に見えますが、多色撚糸のトップ染の糸を使って織っているので、色合いが凄く素敵です

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■ 麻着物:本麻着尺(反物) ≪2019グリーン≫

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少し濃い目のグリーンです。これもトップ染の糸なので近く見ると色々な色が入っていてオシャレです。

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■ 麻着物:本麻着尺(反物) ≪ラムネ2019新色≫

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涼し気なラムネカラーですが、少ししっかり目の色合いになっているので、若い方から年配の方まで着こなせそうです。

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そして涼し気な淡い色目を今年は2色加えました。

■ 麻着物:本麻着尺(反物) ≪生成り≫

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レトロで優し気な色合いは、夏に涼しさを感じさせる色です

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男女兼用の反物なので、男性向きかもしれません

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もう1色

■ 麻着物:本麻着尺(反物) ≪白墨モノクロ≫

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白に墨や薄茶系の糸が絡んでいる一番白に近い薄色です

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男女共に粋です

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ピンクもあります

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あと2色は男性向きな渋めでシックにカジュアルな色です

■ 麻着物:本麻着尺(反物) ≪墨グレー≫

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男性向きの墨グレーですが、実は女性の方が最近はこんな渋い色を好まれるんです

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もう1色

■ 麻着物:本麻着尺(反物) ≪レトロブラウン≫

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織物でないと出来ない色です。

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墨グレー同様に男物だけでなく女性にも着こなしていただけるレトロな色です

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以上が2019年の新色です

この他に、定番の縞やストライプも素敵です

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そして粋な黒の無地も人気です

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このように昔も今も変わらぬ雰囲気を漂わせる本麻近江ちぢみを夏の着物として今年も揃えていきます。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

新商品:薄物羽織染着尺「駒紗の籠注染」マジョリカ模様「男の羽織にも」

2019年4月18日 13時17分

5月~10月に紳士物・婦人物どちらでも羽織ることができる薄物羽織用染着尺の新商品のご紹介です。

まず薄物素材の生地ですが、最上級品の五泉で織った高級駒紗を使っています。

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京都wabitasでは男性のユーザーが多いことから、生地幅41cm以上のキングサイズ幅にしてます。五泉の駒紗は質感が凄く良く他産地の生地とは比較にならない程です。

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この生地を使って染めるのですが、見て頂いて分かるように隙間だらけの生地は、風通しがいいという点ではありがたいのですが、染める側からすると凄く厄介な生地なんです。

型友禅や手描き友禅などの技法では、下に染料が落ちてしまい染めるのが大変なのと、生地幅が42cmあるのでピッタリはまる型がありません。

なのでこの生地を使って染色するには無地染などの浸け染技法に限定されてしまいます。

それでは色無地限定ということになってしまいます。

そこで京都中の染屋さんで、この生地に対応できる染技法がないか探しに探し二つの友禅染が見つかりました。

その一つは墨流し友禅です。

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これは昨年2018年に出して凄く評判が良く売れました。モチロン今でもショールームでは継続して扱っています。

墨流しだけでは寂しいので、今年に探し当てたのが今回ご紹介する籠注染マジョリカ友禅染です。

どんな感じかというと次の画像を見て下さい。

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なんとも幻想的な色使いで、マジョリカ風にオシャレな色彩の友禅染です。

■ 男物駒紗薄物羽織地 ≪マジョリカ籠注染≫【男の着物:夏物コーナーから】

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生地は透け透けで薄いため、普通に写真を撮っても模様が映らないため、長方形の黒の紙をバックに入れて撮影しています。

荒々しい模様にシックな色とカラフルな色が混ざり合っている幻想的な友禅染です。

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羽織の下になる着物が黒っぽい色なら、マジョリカ模様がハッキリと浮かび上がりますが、薄い色で特に白やクリームなど発色の鮮やかな色の着物が下になると、模様は薄っすらと透明感あるように映ります。

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この幻想的な京友禅技法は昔から「籠ローケツ」と呼ばれてきました。

ローケツというので、「ローケツ染なの?」と疑問が浮かぶと思いますが、ローケツ染ではなくローケツ染をしたような仕上がりという意味から、「籠ローケツ」と業者間では愛称のような感じで言われています。

では、「籠」という名前はどういうことなの?という疑問も湧きます。

それをこれから染技法を含めて工程を見ながらご紹介させて頂きます。

まず最初にこの染色技法ができるのは、京都で一人だけ、イヤ全国で一人だけしかおられないようです。

名前は伏せさせて頂きますが、御年90歳を超えて今も尚染色を続けて頂いてる絞り染の伝統工芸士さんです。

その伝統工芸士から生まれる染技法は主に注染です。

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注染でどのようにすれば、あの見事な模様が出来上がるのか、ご覧下さい。

この染色は全てこの伝統工芸士さんの一貫作業です。

まずは白生地の糊抜きから

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次に色創りです。絞り染職人さんの染色はボイラーで沸かすお湯ではなく、昔ながらの釜炊きしたお湯を使います。

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でないと、注染の良い仕上がりが出来ないそうです。このお湯を染料の入った桶に注ぎます。

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こうして染料にお湯を注いで色が出来上がりますが、

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絞り染同様に籠ローケツも酸性染料を使いますので、お酢を加えます。

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このように1色の染料が完成します。この染料を生地に注染するのですが、注染する前の生地の準備が大変で、職人でないとできません。

その技法がこちらです。

既に一度染料を注いで染まった状態からの写真撮影になりましたので、色付きの生地でご覧下さい。

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ご覧のように長方形の板のような1mくらいの型に、13mある生地を細かく指で絞るように畳んで詰めていきます。

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この時の指の動きが凄いんです。親指を除いた4本の指がバラバラに動いて、1本1本の指がそれぞれ別の生き物のように動いているのが分かりました。このバラバラの動きにより詰められていく生地が、ゆらゆらと波がうねるようになります。

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実際この時に私も体験させて頂いたのですが、私のような素人がやると波のようなうねりができず、真っすぐ均等に近い横筋の状態になってしまいます。

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出来上がった状態がこんな感じです。

↓  ↓  ↓  ↓

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この畳んだ状態の生地に、先ほど作った染料を特性如雨露のような柄杓で何度も何度も注いでいきます。

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注染したら水洗容器に入れます。

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余分な灰汁などを洗い流すと共に、色を定着させます。

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出来上がったのが下の写真で、つまんだシワと共に色が付いて模様を出します。

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この工程を色数分繰りかえして完成となります。2色なら2回、3色なら3回、4色なら4回ということです。

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殆どが3回~4回(3色~4色)の工程と思います。

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出来上りがこのようなマジョリカ模様に色々な色が入って仕上がるのは、職人さんの指の動きから生まれるんです。

この染は1回1回仕上がりが異なり、同じモノは出来上がりません。

なので、1反1反がそれぞれ誂えというか、この世に1点しかない反物になります。

それともう一つの疑問「籠」という名が付くのは何故ということですが、その答えはこちらです。

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先程生地を詰めていた型は、実は長方形の籠になっているんです。

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籠でないと何度も注がれる染料が下に流れずムラになるか無地染になるのですが、底に溜まらず下に流れていくので、各色がそれぞれ色んな見え方で残って、この幻想的な仕上がりになります。

この籠ロウケツ(実際は籠注染)は、昔は長襦袢の下地などに使われていましたが、この技法を今回は夏場にも羽織れる薄物羽織用に使ってみました。

癖が強い染ではありますが、透け感が強い生地なので、凄く透明感ある染め上がりになっています。

写真画像ではこの染め上がりの良さがなかなか写し出せませんが、実物はすっごくオシャレで癖なく着こなせます。

実物の現品を見てみたいという方は、ご購入頂くかショールームへお越し頂ければ現品を実際に触ってご覧頂くことが出来ます。

男性用の羽織や、女性の薄物コートや羽織として素敵な創作逸品物です。

本品は希少な商品になります。未来永劫に継続していきたいのですが、ご紹介した御年90歳を超える伝統工芸士さんが活動を終えられましたら、後継者もおられませんので生産不可能となります。

魅力溢れる素晴らしい染の薄物着尺を羽織用に如何でしょうか。

(本品は男の着物:夏物コーナーでご覧頂けます)

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

塵除けコート:単衣羽織使用の染着尺

2019年3月25日 11時09分

紗やメッシュのシースルー素材の道行衿や道中着衿などの和装コート、6月~10月に羽織る単衣羽織など薄物素材の羽織モノ需要は年々増えるばかりです。

着物通販の京都wabitasではそんな要望に少しでもお役にたてるように、正絹素材の素敵な染物を沢山揃えています。

ボカシや小紋など素材にあわせて染めています。

メッシュの織になった特殊織の染着尺は濃い色の品から薄色までおしゃれな品がございます。

■ 正絹丹後メッシュ織薄物塵除けコート用染着尺 ≪むじな菊≫

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琳派の模様:紅梅白梅絵図

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乱菊

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蔦葡萄

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市松

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南国洋花

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薔薇

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そして見たことなかった織で、五泉で織られた波筬(なみおさ)という変わり絽の生地には、京友禅でおしゃれな小紋を染め付けています。

波筬で織り上げた絽の生地は、タテヨロケになっていたり、立涌文様のようになっていたりして、生地だけでもおしゃれです。

■ 特選波筬薄物正絹小紋

ドットの市松

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絽の織組織で筬を波のようにヨロケさせて出来た五泉の機屋さんならではの名品(生地)です。

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■ 特選波筬薄物正絹小紋 ≪繋ぎかすれ模様:黒≫

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■ 特選波筬薄物正絹小紋 ≪ペイズリー:紫にブルー≫

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同じ柄の小紋で、すが生地を変えています。立涌文様に見えるようなヨロケ模様の生地です。

■ 高級塵除けコート用 ≪立涌くペイズリー:黒白≫

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薄色も素敵です

■ 特選波筬薄物正絹小紋 ≪立涌く文様にドット≫

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この波筬の生地を染めた薄物小紋は夏のオシャレ着小紋として、長着にもおすすめです。

着物通販サイト京都wabitasでは今後も薄物素材を使って、コートや羽織用におしゃれで上質な着尺をご提案していきたいと思います。

着物通販の京都wabitas(ワビタス)

 

シルックの男着尺

2019年3月15日 9時33分

男着物の品揃えが豊富な京都wabitasでは、御召を主にした正絹の先染織物に、後染による染着尺を沢山取り扱っています。

正絹以外には麻100%の本麻着尺になり、天然繊維素材にこだわった着物通販サイトですが、最近ユーザーの皆様から自宅で洗濯できる東レシルックの着尺の扱いが無いかというお問い合わせをいただくようになりました。

同業のインターネット着物通販の店は、どちらかというとワビタスとは逆に洗えるポリエステルの着物が中心という所が多いので、敢えてこれまでシルックの商品は取り扱ってきませんでした。

しかし、お客様からのご要望なので少しだけですが、シルックの男物着尺を置くことに致しました。

ちりめんの色無地1点、縞柄の小紋が2点、夏着物として絽の色無地が2点です。

■ シルック洗える男着物 ≪ちりめん色無地(反物)≫

IMG_6971さすが東レといえる質感で、ポリエステルもここまで進化しているんだと思わされました。

IMG_6972正絹に近づけようという生産者の想いがなんとなく感じられます。

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ちりめんを見て触って感じましたが、他のポリエステルの着物とは質感の違いを感じさされました。ただ正絹の良さまではまだまだという感じですが、やはり洗えるのが強みですね。

シルック洗える男着物 ≪縞友禅小紋:紺(反物)≫

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小紋は紬風に少しシャリ感を出して織ってあります。

IMG_6976 IMG_6977普段着用としていいと思います。

シルック洗える男着物 ≪縞友禅小紋:墨(反物)≫

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東レシルックの一番需要が多いと思うのが夏着物だと思います。

汗をかく夏場は、1回着物を着たら洗わなくてはなりませんから、ポリエステルの着物は凄く暑いですが、夏の着物はポリエステルでいいのかなとも思います。

絽の色無地を2点ご用意致しました。

■ シルック洗える夏着物 ≪絽の色無地:グレー反物≫

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■ シルック洗える夏着物 ≪絽の色無地:紺の反物≫ 

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これだけですが、洗えるポリエステルの反物を揃えました。

男着物の品揃えには今後も力を入れて取り組んでいきますが、90%が正絹、9%麻、1%がポリエステル、こんな感じの構成で揃えていきます。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

 

 

小千谷ちぢみ夏上布で塵除けコート

2019年3月12日 8時31分

スリーシーズン対応の塵除けコートや薄物単衣羽織用に素晴らしい品をご用意させて頂きました。

まず使っている生地ですが高級小千谷紬の正絹夏上布の丈夫で軽いシースルーな最高級です。

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二本縞を入れている薄物の生地ですが、画面を見て頂いて分かるように生地に楊柳のような凹凸にシボがあります。

これは小千谷で伝統のちぢみ加工を白生地の段階で用いているからです。

この独特のしわ寄せ加工は小千谷と近江が2大産地として有名です。小千谷ちぢみと近江ちぢみです。

加工方法は共に異なります。

近江は手もみによる加工で、生地をもみ込むことによりシワを生地に定着させる技法ですが、小千谷のちぢみ加工は絞り加工です。

生地を水に浸け込んで手もみして、その後に専用の棒に生地を絡めてギューッとゴムを巻くように絞り込んで、この独特のシワを付けます。

ちぢみ加工をすることにより、肌への接触面に隙間ができて風通しが良くなることから、昔から麻キモノなどにこの技法が使われてきました。

しかし、新潟中越地震の時に小千谷の機屋さんをはじめ加工所も被害に遭い、小千谷の伝統工芸が大きく縮小してしまいました。

本品の生地はそんな小千谷伝統的加工の「ちぢみ」を施した正絹夏上布なのです。

フワフワとして軽い質感に小千谷紬独特のシャリ感があるので、長着なら夏の着物として、コートなら春夏秋を通して使えるシースルーな塵除けコートとして使える素晴らしい着尺です。

上質な生地を京都のローケツ染工房に持ち込み、ローケツならではのおしゃれな友禅をレトロ感を出した色彩で染め上げて本品は出来上がりました。

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色数も豊富に揃えました

■ 小千谷ちぢみ薄物コート正絹夏上布高級染着尺 ≪ローケツ染友禅:墨黒≫

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透け感の強いシースルーで一番おしゃれなのが黒です

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水飛沫(しぶき)のような模様をロウケツ染で染め上げて粋な仕上がりになっています

■ 小千谷ちぢみ薄物コート正絹夏上布高級染着尺 ≪ローケツ染友禅:紫≫

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■ 小千谷ちぢみ薄物コート正絹夏上布高級染着尺 ≪ローケツ染:ターコイズ≫ 

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近年に人気のターコイズカラーもこの通り

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薄色も涼し気です

■ 小千谷ちぢみ薄物コート正絹夏上布高級染着尺 ≪ローケツ染:薄浅葱水色≫

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■ 小千谷ちぢみ薄物コート正絹夏上布高級染着尺 ≪ローケツ染:藤グレー≫

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■ 小千谷ちぢみ薄物コート正絹夏上布高級染着尺 ≪ローケツ染:若草≫

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飛び柄もあります

■ 小千谷ちぢみ薄物コート正絹夏上布高級染着尺 ≪ローケツ染:紺≫

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■ 小千谷ちぢみ薄物コート正絹夏上布高級染着尺 ≪ローケツ染:藍紫≫

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このような品揃えです。

よくある紗やメッシュ風の質感とは全く異なるハイクオリティーな素晴らしい薄物染着尺を京都wabitasではコート用にご用意させて頂きました。

1着持っておくと凄く重宝する名品をリーズナブルな設定でご用意しております。

着物通販の京都wabitas(ワビタス)

男の単衣着物:特選浜ちりめん染着尺

2019年3月4日 13時12分

4月、5月、6月と夏に向かって近づいていく時期の着こなし方が、年々難しくなっています。

4月はまだ袷を着るのですが、日によっては汗ばむ陽気になったり、異常気象により突然暑くなったりして、袷の着物+長襦袢では汗だくになることも考えられます。

となると少し早いのですが単衣着物を着ることになるのですが、実際に着こなせるのは短期間なので、わざわざ誂えるのが勿体ない気もします。

女性のキモノは最近生産者も単衣を意識するようになり、色々な新しい素材でできた着物があるので、バリエーションにとんだ選び方ができるのですが、紳士物となると種類な無いので、探すのが大変です。

今まで男物でしたら御召しや紬の反物で単衣着物を創るのが一般的な感じです。それ以外なら紋意匠のような白生地を染めた染物などもあるのですが、これら全て5月・6月、9月の3ヶ月しか着こなしができませんでした。

女性物なら5月~10月を通して着こなせそうな生地があるのに、男物にはそんな重宝する生地が作られていない。

男キモノを沢山扱う京都wabitasでも昨年までは同じ状況でしたが、今年は違います。

わざわざ男性キモノ用に幅の広い生地(反物)で、薄物に近い通気性とシャリ感を併せ持った正絹の縮緬地を織って、新しく男の単衣着物用染着尺を創りました。

高級ちりめん産地でもある滋賀県長浜で誂えた「単衣用の特選浜ちりめんキングサイズ着尺」です。

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長浜の白生地メーカーで機屋さんでもある名店:河藤株式会社さんで織って頂いた高級浜ちりめんです。

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普通の38cm幅は婦人物用として色々な所が扱われてきたようですが、男性用に幅41.5cmにして作ったのは初めての、特別に誂えて織ってもらった白生地です。

 

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紗のような透け透けの生地では無く、ちりめんの特徴を用いた特選一等級の生地になります。

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水撚り八丁撚糸を経糸に使った「ジョーゼット風の変わり縮緬」なので、760gあるとは思えない軽さとシャリ感のある風合いを持ち合わせた、単衣~夏に着こなせるちりめん地です。

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そんな高級単衣用ちりめん地を京都で染色加工して染め上げて、男の単衣着物(長着)におすすめの品を新しくサイトに出させて頂きました。

初めての生地なので、染めたサンプルも何も無いので、今回は各色サンプルとして誂えで染めてみました。

初回ということもありますので、サンプル品扱いの特価でご用意させて頂きました。

■ 創作男の正絹単衣きもの(反物)単衣~夏仕様 ≪特選浜ちりめんお誂え品二度引き染「サンプル品特価」≫

※墨紺色無地

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このように透かして見ると縮緬なのに薄っすら透け感があるのですが、男キモノらしく無地に染め上がりました。

この無地の染め方は一度薄めに色無地を引き染て、その上から重ね引きで墨色を無地引きした、二度引きによる無地染加工です。

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※シックなグリーン

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同じように2度引きで墨を無地引きして染め上がった色無地で、やや緑掛かって渋く深みある色になりました。

 

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無地以外にはボカシ染友禅でもサンプルで染めてみました

 

■ 創作男の正絹単衣きもの(反物)単衣~夏仕様 ≪特選浜ちりめんお誂え品薄鼠色の引き染手ぼかしサンプル品特価≫

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殆ど無地にしか見えないようですが、色を薄っすらと変えたボカシ染になっています。

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次の色ならボカシの具合が良く分かると思います。

■ 創作男の正絹単衣きもの(反物)単衣~夏仕様 ≪特選浜ちりめんお誂え品墨と鼠の引き染手ぼかしサンプル品特価≫ 

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両サイドが墨で中央に寄るにつれて色が薄くなるタテボカシ友禅です

 

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次は中間色

※グレーに藤グレーの濃淡ぼかし 

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もう1色

■ 創作男の正絹単衣きもの(反物)単衣~夏仕様 ≪特選浜ちりめんお誂え品薄茶色の引き染手ぼかしサンプル品特価≫ 

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このようなタイプで染めてみましたが、この品の特徴は生地です。

この生地なら男性でも5月、6月の単衣はモチロン、下に着る長襦袢を夏素材に代えれば7月、8月の初夏~盛夏、残暑厳しい9月の秋単衣、10月の残り単衣まで6か月を通してご利用頂くことができます。

昔の暦でしたら10月~5月の8ヶ月間が袷の期間で、6月と9月の2ヶ月が単衣、7月と8月が夏ということでした。

しかしながら、今や単衣期間が6ヶ月、袷の期間が6ヶ月というくらい温暖化による異常気象のため、年々単衣の需要が増えています。

今回の高級浜ちりめん男の単衣着物(反物)のような重宝する品ができたことにより、男性の単衣に対する対策に幅ができたと思います。

夏にも着こなせるこの浜ちりめん男着尺は、着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)の「男の着物コーナー」でご覧頂けます。

京都wabitasでは男キモノ用に御召し、紬、色無地やぼかしの染着尺など沢山の反物を揃ています。

今回の品物も含めて、実際の現品を見て触ってみたいという方は、ショールームで全てご覧頂くことができます。

ご覧頂きたい方は、ショールーム来店予約をお申込み下さい。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

 

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