Archive for the '男物着物' Category

男の粋な羽織用小千谷紬薄物着尺:新商品

2020年3月26日 8時40分

男物夏コーナーより、この度新しく高級紬で創った羽織用薄物着尺が出来上がりました。

■ 特選小千谷紬の薄物男着尺 ≪ギンガムチェック:黒≫

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カジュアルに拘った、紬の逸品を男性用の羽織や夏着物用として誂えて織って頂きました。

小千谷織物の手紡糸を活かして、糸にも拘りを持っており、経糸緯糸共に壁糸や駒糸、紬糸など数種類を絡ませ、カジュアルで独特な風合いに織ってます。

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そんな生地を、京都の無地染工房に持ち込み、黒の染料に浸け込み、黒無地に染め上げました。

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太めの格子に織ってあるのですが、糸質によっては、濃く荒く浮かびがって見える部分と、薄くシルエットのように浮かび上る所が重なり、ギンガムチェックのような仕上がりになってます。

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シックな黒と透け感が上手くコラボして、最高に粋な反物を創り上げることができました。

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主に羽織物としてがおすすめで、4月中頃から梅雨や初夏~盛夏~秋にかけて、スリーシーズン対応の長期間でお使い頂くことができます。

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着尺用に織ってあるので、長さは12.5m以上で着物としても誂えて頂くことができます。

男物として数の少ない薄物着尺に、今年新しく創作させていただいた逸品です。

粋な羽織物としておすすめです。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

 

男の着物:夏単衣「かすみ御召し」正絹着尺

2020年3月12日 10時11分

男着物の品揃えに力を入れている着物通販の京都wabitasから、新しく男の単衣・夏用お召し着尺が出ました。

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正にこれからの単衣や夏の時期に相応しい逸品で、薄物ですが丈夫な織で透け感を抑えるように創作してあるので、少し早めの単衣着物として4月からでも着こなせます。

織はモチロン先染による織物で、生地幅42cmあるので手の長い男性向けに、長着(きもの)はモチロン、羽織にも誂えて頂ける創作逸品物の薄物着尺です。

本御召しではありませんが、特駒の糸を使っていることから、敢て「御召し」というカテゴリに当てはめて取り扱わせて頂きます。

このお召しを創作した主な目的は、一番が「いい品を創ること」です。そして、これに繋がりますが、以前にお取り扱いさせて頂いておりました「鈴源織物謹製のカスミお召し」と同格か、それ以上のお召しを創りたい、そんな想いから産地の方々と力を合わせて、2年越しで取り組んで、ようやく出来上がった第一弾作品なのです。

(鈴源織物は米沢織の中でも最高品質の品を織る男物や袴地の機元メーカーでしたが、今は会社が無くなって生産もされてません)

お召しの制作なので、袷用のお召し着尺を創る目的で始めたのですが、機屋さんの思い付きで、これからは単衣と夏を通して着れる織り物が必要になるということから、薄物も同時進行で試作しながら、出来上がってきました。袷用もモチロン出来上がってきますが、時期的に先に単衣・夏用着尺として発表させて頂きます。

全部で5色の予定ですが、先行して三色が出来上がりました。下に着る長襦袢を時期にあわせて替えて頂ければ、春単衣(4月中旬~6月)~初夏(7月)~盛夏(8月)~秋単衣(9月~10月中旬)までの長期間にご利用頂ける、持っていると重宝すること間違いナシの着物として広めたいと思います。

そんな夏御召しの三色が、こちらになります。

■ 正絹単衣・夏お召し着尺 ≪かすみ御召し薄物【紺鼠】≫

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単衣に相応しいグレー系の落ち着いた色で織り上がっています。

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■ 正絹単衣・夏お召し着尺 ≪かすみ御召し薄物【銀鼠】≫

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更に落ち着きあるシルバーグレーの、「これぞカスミ御召し」と言える、いい色です。

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■ 正絹単衣・夏お召し着尺 ≪かすみ御召し薄物【薄浅葱】≫

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少し明るめな有色ですが、寒色系の色にかわりなく、夏場にも相応しい涼しげな色ですし、グレーもそうですが上品な色なので、女性の方でも着こなせる色でもあります。

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この上記三色が先行で出来上がり、ワビタスのサイト内の【男の着物コーナー】の夏物でお求めができます。

透け感ですが、長襦袢の上に着た状態ですと、紗の着物や絽の着物のように透け透けになるということはありません。通気性を良くするために本御召しに比べると透かして織っていますので、ほんのりと透けている感じです。

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透かした織りといっても使っている糸の質を高品質にしているので、丈夫な織になっています。(丹後製お召しなどに使われる「特駒」という駒糸を使ってます)

かすみ模様に見えるように織ってありますので、ちりめんや梨地織の生地や絽に比べるとカジュアルな織物ですが、紬糸は一切使用しておりませんので、紬ではなく先染の無地織り物です。

茶道の着物としてもお召し頂ければと思いますが、お茶会を主宰される方によって考え方が異なりますので、主催者の方(先生)に一度ご相談されることを、おすすめ致します。

本品も高品質の男性キモノとして拘りを持って創作した、渾身の逸品です。是非ご利用頂きたくご紹介させて頂きました。

京都のショールームにお越し頂けましたら、実際の現品を触ってみて頂くことができます。ご来店希望の方はご希望日を決めて、ご予約下さい。

男の高級着物の取り扱いで一番を目指すと共に、日本一お役にたてる着物店を目指して、良品廉価:いい品を常にリーズナブルをモットーにこれからも取り組んでいきたいと思います。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

 

 

 

 

 

 

男の着物に粋な長井の綾織:新商品

2020年1月28日 14時16分

男着物の品揃え日本一を目指す着物通販サイト京都wabitasに、またまた新らしい品が織り上がってきました。

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みちのく山形の織物で、長井にある機屋さんで特別に織って頂いた、黄八丈にも似た綾織の着尺(着物用反物)で、格子の綾をキングサイズ幅で織った粋な着尺です。

色は全部で三色です。

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ストライプの縞に、格子の綾が重なりグラデーションを描き、男性はモチロン女性の方にも着こなして頂ける、シンプルで高級感溢れる織り上がりです。

■ 長井綾織男着尺【先染】 ≪格子に縞:墨茶≫

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黄八丈の鳶八のようにシックで粋な墨茶色の着尺です。

男物として見た目に粋な反物です。

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モチロン羽織にしてもオシャレです。

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■ 長井綾織男着尺【先染】 ≪格子ストライプ:鳶茶≫ 

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 これも黄八丈に似た高級感ある色です。

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■ 長井綾織男着尺【先染】 ≪格子ストライプ:墨鼠≫

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最もストライプ感が強い柄ですが、光沢でシルエットに綾が浮かび上がる感じでオシャレです。

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この綾織の最大の特徴は質感がよく、着やすいことです。染物のようにタルンと柔らかい感じが無く、紬のようにまつわりつく感じもなく、黄八丈と大島の中間的な感じです。

この風合いはお召しでもなく、長井の綾織だからこその質感です。

本品は長井の長岡織物さんで織って頂きました。

シャリ感あり着心地良く、粋な色柄の新商品です。

男の着尺コーナーから出させて頂きました。

京都にあるワビタスのショールームでは、この長井の綾織着尺を含め、お召しなど沢山の男物着尺を取り揃えております。ショールームへお越し頂ければ現品をご覧頂くことができます。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

男の着物:米沢綾織の無地

2019年11月29日 17時24分

着物通販の京都ワビタス男着物コーナーには沢山の男性用着尺が揃っています。その中で米沢織の着尺で綾織のリーズナブルでお求めやすい先染着尺が只今色が揃っております。

初めて正絹きものを誂える男性の方や、茶道を始める方、その他に枚数が必要な方などにおすすめな無地の着尺です。

■ 男着物:米沢織(反物) ≪綾織無地≫

紺色

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利休鼠

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チャコール

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利休緑

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モカブラウン

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鶯抹茶

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納戸色

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グレー

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藤グレー

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見た目は御召しのように見えますが、強撚糸で織っているわけではないのでお召しではありません。紬のように平織で織っている無地の着尺になります。まるまなこの模様が光沢を放ち高級感を出しています。

米沢織の綾織無地は京都wabitasの男の着尺コーナーの中でお求め頂けます。

大きめサイズの着物(反物)2度引き染の正絹色無地ワイド幅

16時47分

京都wabitasは男性の着物をどこよりも沢山品揃えしている着物通販サイトです。

男の着物コーナーにはお召しをはじめ染物まで多数のキングサイズ幅の反物を常備揃えてあるため、男性のユーザー様だけでなく、手が長い女性の方もご利用頂いております。

今回新しくできてきた品は、そんな男性用の白生地を無地染して色無地に染め上げたワイドサイズの色無地着尺(反物)です。

生地幅が42cmあるので、手が長い女性はモチロン男性にもお使い頂ける粋な色を染めた色無地です。

色は全5色です。

■ 正絹色無地着尺ワイドサイズ 【二度引き色重ね染】

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細かく格子を重ねたようなグラデーションが効いた地紋の先練り白御召しを染めた色無地着尺です。

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生地も拘った商品ですが、染にも少し拘りをもって染めてあります。一色の無地ですが、この色無地は二度引きをしてあります。一度カラフルで綺麗な色を無地引きして染めて、更にその上にもう一度、今度はシックな墨や墨黒の無地を重ねて染めて出来上がっています。

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ターコイズカラーやワインカラーに墨を引き染めたことにより、深みありシックで粋な色合いの色無地が出来上がりました。

■ 正絹色無地ワイドサイズ ≪ターコイズブルーに墨黒【色重ね二度引き】≫

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■ 正絹色無地ワイドサイズ ≪ターコイズグリーンに墨【色重ね二度引き】≫

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■ 正絹色無地ワイドサイズ ≪江戸紫パープルに墨黒【色重ね二度引き】≫

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■ 正絹色無地ワイドサイズ ≪京紫のワインに墨黒【色重ね二度引き】≫

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■ 正絹色無地ワイドサイズ ≪京紫系ワインカラーに墨【色重ね二度引き】≫

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先練り白御召しの高級白生地を使っているので、生地に張りがあり、しっかりとした上質の生地なので、着やすくシワにもなりにくい高級色無地着尺です。

シックな色なので、パーティー着物にも着こなせますし、礼装の帯を締めればお茶会にも着こなせます。そして、道中着などのコートや羽織にも使えるシックでおしゃれな特選ワイドサイズ幅の色無地です。

この品は、着物通販サイト京都wabitasの【小紋・色無地着尺コーナー】【色無地着尺コーナー】でご覧頂けます。

ショールームに現品を常設しておりますので、見てみたい方はショールームへのご来店受付をお申し付けください。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

男の着物「白鷹お召し」キングサイズ

2019年10月16日 8時28分

京都wabitas(ワビタス)は、男の着物(反物)を多く取り扱う通販サイトです。男着物に粋な装いができるように丹後・西陣(京都)に米沢・長井(山形)、それに小千谷(新潟)などの各産地で織って頂いたお召しや紬などの生地を揃えてきました。そして2019年には新たに山形県の白鷹で織った白鷹織のお召し「白たかお召し」を加えました。230750a

紋御召、風通御召、上代御召、無地御召などお召しでも様々な織方及び名称があります。紋御召しなどのようにシボの少ないお召しや、上代お召しに無地お召しなどのように強撚糸の特徴を活かしたシボのあるお召しがありますが、この白鷹織で作った男御召は強撚糸を使ったシボのあるお召しになります。

強撚糸を使うことによりシワが付きにくく着心地いい反物に仕上がっている高級お召し着尺で、男物用なので遠目には無地に見えるのですが、細かな格子を織った微塵格子の粋な模様になっています。

織元は板締め絣でご存じの小松織物さんです。生地幅を男性用に42cm(1尺1寸)で織り上げるために自動織機を使って完成したハイグレード・ハイクオリティーなお召しに仕上がっております。活動的な男性のキモノに相応しい特選お召しがこの白鷹お召し微塵格子です。

■ 白たかお召:男着尺 ≪微塵格子縞≫

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白鷹お召し独特のシボのある質感んを自動織機で織り上げるには、まるで手織り機のようにゆっくり織り上げないとできません。そのため毎月1色≪8反≫づつしか織り上がらない特選品なのです。

色は現在(2019年10月時点)5色です

※墨黒

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※グレー

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※チャコール

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※白鼠

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※金茶

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単衣の着物に誂える方も多いお召しですが、この白鷹お召しなら単衣でも袷でも、どちらにもおすすめの高級感があります。

微塵格子の粋な柄がオシャレです

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このように京都ワビタスでは、ハイグレードな男の着物を今後も多く揃えて男性きものユーザー様のご期待に応えていきたいと思います。

男の着物を揃える着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

 

 

麻着物:紳士物即使える仕立て上がり

2019年8月2日 17時13分

8月にはいりますます気温が上がり連日35度超えの盛夏になりました。全国各地で花火大会や夏祭りが開催され、浴衣や夏着物などカジュアルな和服姿が彩る時です。

着物通販サイト京都wabitasでは、浴衣は扱わずに麻着物を広めるため毎年扱い数量を増やしています。

麻着物の本場小千谷での生産量が激減している中、ワビタスは近江伝統の近江ちぢみ1本で種類を増やしてきました。

10年近く近江ちぢみを取り扱ってきて、今では女性物が主体のように見えますが、元々は男物で始めたアイテムなんです。

毎年男女共に沢山の方々にご愛用頂いております。

反物扱いが主なため、今シーズンに着るなら6月までに仕立てに出さないと間に合わず、残念なことに毎年何名ものお客様に「今年は間に合いません」とお断りしてきました。しかし、今年は違います。8月の今、これから仕立てる分は来シーズン用になりますが、今夏に着たいという方のために今年は仕立て上がりプレタを何着かご用意させて頂いてます。

女性物は既にご紹介させて頂いてますが、ワビタスでは男性用の紳士着物もご用意しています。

サイズは1サイズで、ベスト身長は175cmですが、173cm~178cmくらいまでの範囲なら着こなせると思います。

あるのはこちら

(2019年8月1日現在の現品在庫で、その後売り切れたらございません)

■ 本麻夏の着物:紳士物【仕立て上がり】 ≪トップ染:レトロな紫 身長175cm対象≫

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渋い紫系の粋な色です

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生成り

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利休鼠

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墨黒

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ブラウン

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ストライプ:利休

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サンドベージュ

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このように無地感でレトロな色の麻着物を紳士用でもご用意しております。

サイズの合う方はどうぞご利用下さい。

男の着物が揃う着物通販サイト京都wabitas(ワビタス) 

 

 

きものファミリーセールin祇園祭開催「入場受付開始」

2019年6月26日 18時17分

着物通販サイト京都wabitasと着物メーカーがコラボする毎夏恒例の祇園祭きものファミリーセールを、今年も開催させて頂きます。

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開催期間は7月14日~7月16日の3日間で、会場はワビタスショールーム(京都)です。

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ワビタスが扱う高級反物や帯にメーカーオリジナル商品が全て格安で揃う着物セールです。

各産地の訳あり処分品やメーカーのB反処分品もございます。

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このセールに行ってみたいという方は、ご入場受付をさせて頂きます。

下記のお申し込み方法で、どなたでも気軽にお申込み下さい。

◆ファミリーセールお申込み方法◆

【お問合せからのお申込み】

京都wabitasHOMEページにある【お問合せフォーム】をクリック

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

お名前、ご住所、お電話番号、Eメールアドレスをご記入(お問合せ項目はその他を選んで下さい)

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

※お問合せ内容に「祇園祭ファミリーセール入場希望」など簡単で結構ですので打ち込んで下さい。

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

【確認ボタン】をクリック(お問合せ内容の確認画面がでます)

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

内容に間違いなければ【送信】をクリックして完了です。

こちらでお申込みを確認後、メールで返信させて頂きます。

後日郵送で「入場券」をお送り致します。

【お電話からのお申込み】

TEL075-348-2088でも受付させて頂きます。

【メールでのお申込み】

メールでのお申込みも受付させて頂きます。

下記メールアドレスに「祇園祭ファミリーセール入場希望」と分かるように書いて、お名前、住所、お電話番号を明記してメール送信して下さい。

info@wabitas.com

以上の方法でファミリーセール入場希望を受付させて頂きます。

1枚の入場券があれば何名でもご入場可能なので、ご友人・知人の方や、着付けや茶道の先生などご一緒にお越し頂いても結構です。

しかし、会場となるショールームは京町屋なのでご入場が限られた人数しか入れません。なのでご応募が多数となった時点で受付終了とさせて頂きます。

インターネット通販の店と、着物製造メーカーがコラボするセール催事なので、良品安価の品々を気軽にご覧頂くことができます。

「入場したら買うまで帰れない」や「囲み販売」なども一切ない「見るだけでもOK」の気軽な売り出しです。

正絹きものを中心に、麻着尺や長襦袢に各産地の高級帯、男の着物全般から裏地まで幅広く揃います。

正絹小紋

古典柄小紋

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お召し

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色無地

色無地

紬≪白鷹紬や長井綾織に米沢織など産地の名品揃い≫

白鷹

男物(どこよりも沢山の着尺や角帯に袴地が見れます)

男物着尺

帯:夏帯

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帯:八寸~九寸(白鷹織の逸品~西陣織の特価まで)

八寸

帯:琉球紅型

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帯:琉球花織

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この他、袋帯の在庫処分品に半幅帯など正絹西陣織の帯がございます。

夏の麻着物は、プレタと反物がございます。

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wabitas オリジナルの麻の肌着類:汗取り肌着や半襦袢にステテコなども毎年人気です。

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そして、メーカーが特に品揃えを増やしてるのが、絽や紗の薄物染着尺です。

塵除けコートや単衣の羽織に素敵な反物が揃っていて、当日は今年の新柄を中心に色々なタイプが見れそうです。

振袖は5万均一価格で訳あり品が数点と、古典柄の上質な振袖がご覧頂けます。

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また、今回注目なのがメーカーヒット商品でもあるナチュラルストレッチウォッシャブル長襦袢です。

ストレッチ性があり、天然繊維の優しい生地で洗うことができる新しい長襦袢がご覧頂けます。

【ナチュラルストレッチウォッシャブル単衣長襦袢】

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もう一つ、いつもこの売り出しで好評なのがメーカーオリジナルの帯です。

軽くて柔らかい締め心地いい帯地は、お召し機で織った風通織のオシャレな帯です。

このファミリーセールにあわせて出来た新柄が凄く素敵です

【メーカーオリジナル風通織の帯】

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また、振袖もございますので、ご家族やご親戚で成人式を控えておられる方があれば、この機会を是非ご利用下さい。

訪問着に関しては、今回に限り生紬の訪問着を10点限定で揃えております。

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この他、正絹夏物に正絹長襦袢などなど適品を全て格安でご用意させて頂きます。

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リサイクル着物やポリエステルの着物などはございません、正絹、本麻などの品揃えとなります。

着物ファンの皆様、着物に目覚めた皆様、男女共に価値ある着物ファミリーセールなので、是非とも見に来て下さいね。

会場となる町家はヒンヤリと涼しいので、祇園祭で歩き疲れたら涼みにお立ち寄り下さい。

美味しいお茶をお出しする程度のことしか出来ませんが、毎年お越し頂けた皆様とは、着物について楽しくおしゃべりする和みの場となっております。

ご来場のお申込みお待ちしております。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

新商品:薄物羽織染着尺「駒紗の籠注染」マジョリカ模様「男の羽織にも」

2019年4月18日 13時17分

5月~10月に紳士物・婦人物どちらでも羽織ることができる薄物羽織用染着尺の新商品のご紹介です。

まず薄物素材の生地ですが、最上級品の五泉で織った高級駒紗を使っています。

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京都wabitasでは男性のユーザーが多いことから、生地幅41cm以上のキングサイズ幅にしてます。五泉の駒紗は質感が凄く良く他産地の生地とは比較にならない程です。

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この生地を使って染めるのですが、見て頂いて分かるように隙間だらけの生地は、風通しがいいという点ではありがたいのですが、染める側からすると凄く厄介な生地なんです。

型友禅や手描き友禅などの技法では、下に染料が落ちてしまい染めるのが大変なのと、生地幅が42cmあるのでピッタリはまる型がありません。

なのでこの生地を使って染色するには無地染などの浸け染技法に限定されてしまいます。

それでは色無地限定ということになってしまいます。

そこで京都中の染屋さんで、この生地に対応できる染技法がないか探しに探し二つの友禅染が見つかりました。

その一つは墨流し友禅です。

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これは昨年2018年に出して凄く評判が良く売れました。モチロン今でもショールームでは継続して扱っています。

墨流しだけでは寂しいので、今年に探し当てたのが今回ご紹介する籠注染マジョリカ友禅染です。

どんな感じかというと次の画像を見て下さい。

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なんとも幻想的な色使いで、マジョリカ風にオシャレな色彩の友禅染です。

■ 男物駒紗薄物羽織地 ≪マジョリカ籠注染≫【男の着物:夏物コーナーから】

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生地は透け透けで薄いため、普通に写真を撮っても模様が映らないため、長方形の黒の紙をバックに入れて撮影しています。

荒々しい模様にシックな色とカラフルな色が混ざり合っている幻想的な友禅染です。

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羽織の下になる着物が黒っぽい色なら、マジョリカ模様がハッキリと浮かび上がりますが、薄い色で特に白やクリームなど発色の鮮やかな色の着物が下になると、模様は薄っすらと透明感あるように映ります。

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この幻想的な京友禅技法は昔から「籠ローケツ」と呼ばれてきました。

ローケツというので、「ローケツ染なの?」と疑問が浮かぶと思いますが、ローケツ染ではなくローケツ染をしたような仕上がりという意味から、「籠ローケツ」と業者間では愛称のような感じで言われています。

では、「籠」という名前はどういうことなの?という疑問も湧きます。

それをこれから染技法を含めて工程を見ながらご紹介させて頂きます。

まず最初にこの染色技法ができるのは、京都で一人だけ、イヤ全国で一人だけしかおられないようです。

名前は伏せさせて頂きますが、御年90歳を超えて今も尚染色を続けて頂いてる絞り染の伝統工芸士さんです。

その伝統工芸士から生まれる染技法は主に注染です。

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注染でどのようにすれば、あの見事な模様が出来上がるのか、ご覧下さい。

この染色は全てこの伝統工芸士さんの一貫作業です。

まずは白生地の糊抜きから

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次に色創りです。絞り染職人さんの染色はボイラーで沸かすお湯ではなく、昔ながらの釜炊きしたお湯を使います。

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でないと、注染の良い仕上がりが出来ないそうです。このお湯を染料の入った桶に注ぎます。

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こうして染料にお湯を注いで色が出来上がりますが、

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絞り染同様に籠ローケツも酸性染料を使いますので、お酢を加えます。

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このように1色の染料が完成します。この染料を生地に注染するのですが、注染する前の生地の準備が大変で、職人でないとできません。

その技法がこちらです。

既に一度染料を注いで染まった状態からの写真撮影になりましたので、色付きの生地でご覧下さい。

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ご覧のように長方形の板のような1mくらいの型に、13mある生地を細かく指で絞るように畳んで詰めていきます。

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この時の指の動きが凄いんです。親指を除いた4本の指がバラバラに動いて、1本1本の指がそれぞれ別の生き物のように動いているのが分かりました。このバラバラの動きにより詰められていく生地が、ゆらゆらと波がうねるようになります。

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実際この時に私も体験させて頂いたのですが、私のような素人がやると波のようなうねりができず、真っすぐ均等に近い横筋の状態になってしまいます。

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出来上がった状態がこんな感じです。

↓  ↓  ↓  ↓

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この畳んだ状態の生地に、先ほど作った染料を特性如雨露のような柄杓で何度も何度も注いでいきます。

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注染したら水洗容器に入れます。

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余分な灰汁などを洗い流すと共に、色を定着させます。

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出来上がったのが下の写真で、つまんだシワと共に色が付いて模様を出します。

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この工程を色数分繰りかえして完成となります。2色なら2回、3色なら3回、4色なら4回ということです。

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殆どが3回~4回(3色~4色)の工程と思います。

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出来上りがこのようなマジョリカ模様に色々な色が入って仕上がるのは、職人さんの指の動きから生まれるんです。

この染は1回1回仕上がりが異なり、同じモノは出来上がりません。

なので、1反1反がそれぞれ誂えというか、この世に1点しかない反物になります。

それともう一つの疑問「籠」という名が付くのは何故ということですが、その答えはこちらです。

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先程生地を詰めていた型は、実は長方形の籠になっているんです。

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籠でないと何度も注がれる染料が下に流れずムラになるか無地染になるのですが、底に溜まらず下に流れていくので、各色がそれぞれ色んな見え方で残って、この幻想的な仕上がりになります。

この籠ロウケツ(実際は籠注染)は、昔は長襦袢の下地などに使われていましたが、この技法を今回は夏場にも羽織れる薄物羽織用に使ってみました。

癖が強い染ではありますが、透け感が強い生地なので、凄く透明感ある染め上がりになっています。

写真画像ではこの染め上がりの良さがなかなか写し出せませんが、実物はすっごくオシャレで癖なく着こなせます。

実物の現品を見てみたいという方は、ご購入頂くかショールームへお越し頂ければ現品を実際に触ってご覧頂くことが出来ます。

男性用の羽織や、女性の薄物コートや羽織として素敵な創作逸品物です。

本品は希少な商品になります。未来永劫に継続していきたいのですが、ご紹介した御年90歳を超える伝統工芸士さんが活動を終えられましたら、後継者もおられませんので生産不可能となります。

魅力溢れる素晴らしい染の薄物着尺を羽織用に如何でしょうか。

(本品は男の着物:夏物コーナーでご覧頂けます)

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)

シルックの男着尺

2019年3月15日 9時33分

男着物の品揃えが豊富な京都wabitasでは、御召を主にした正絹の先染織物に、後染による染着尺を沢山取り扱っています。

正絹以外には麻100%の本麻着尺になり、天然繊維素材にこだわった着物通販サイトですが、最近ユーザーの皆様から自宅で洗濯できる東レシルックの着尺の扱いが無いかというお問い合わせをいただくようになりました。

同業のインターネット着物通販の店は、どちらかというとワビタスとは逆に洗えるポリエステルの着物が中心という所が多いので、敢えてこれまでシルックの商品は取り扱ってきませんでした。

しかし、お客様からのご要望なので少しだけですが、シルックの男物着尺を置くことに致しました。

ちりめんの色無地1点、縞柄の小紋が2点、夏着物として絽の色無地が2点です。

■ シルック洗える男着物 ≪ちりめん色無地(反物)≫

IMG_6971さすが東レといえる質感で、ポリエステルもここまで進化しているんだと思わされました。

IMG_6972正絹に近づけようという生産者の想いがなんとなく感じられます。

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ちりめんを見て触って感じましたが、他のポリエステルの着物とは質感の違いを感じさされました。ただ正絹の良さまではまだまだという感じですが、やはり洗えるのが強みですね。

シルック洗える男着物 ≪縞友禅小紋:紺(反物)≫

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小紋は紬風に少しシャリ感を出して織ってあります。

IMG_6976 IMG_6977普段着用としていいと思います。

シルック洗える男着物 ≪縞友禅小紋:墨(反物)≫

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東レシルックの一番需要が多いと思うのが夏着物だと思います。

汗をかく夏場は、1回着物を着たら洗わなくてはなりませんから、ポリエステルの着物は凄く暑いですが、夏の着物はポリエステルでいいのかなとも思います。

絽の色無地を2点ご用意致しました。

■ シルック洗える夏着物 ≪絽の色無地:グレー反物≫

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■ シルック洗える夏着物 ≪絽の色無地:紺の反物≫ 

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これだけですが、洗えるポリエステルの反物を揃えました。

男着物の品揃えには今後も力を入れて取り組んでいきますが、90%が正絹、9%麻、1%がポリエステル、こんな感じの構成で揃えていきます。

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