色無地の新作:特選紋古代ちりめん両面織の正絹色無地

2019年12月2日 11時14分

着物通販サイト京都wabitasの色無地きものコーナーから新作のお知らせです。

商品名は「特選紋古代正絹色無地【両面織】 ≪唐草に鳳凰≫」です。

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染色もさることながら、この色無地の特徴は何と言っても生地と織り方です。

両面織と題している通り、裏表にそれぞれ浮かび上がる柄が異なります。

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表側には唐草文様が奇麗に織り上がっていますが、裏側には丸く象られた鳳凰の文様が浮かび上がります。

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裏表の両面に異なる柄が浮かび上がるのは、紋を織る際の特性を活かしているからです。繻子目を表に出るようにするのか、裏に出るようにするのかで、光沢をうまく活かして両面をそれぞれ柄違いで織っているように見せているのですが、実際は普通の紋織技法と同じです。表面だけをよく見ると唐草がくっきりと浮かび上がっているので、どうしても唐草だけみてしまいますが、ようく見るとうっすら鳳凰の柄が繻子裏で見えるんです。その逆に裏面は鳳凰がくっきり見えて、唐草がぼんやりとシルエット状に見える感じです。

機屋さんが創意工夫をこ凝らして考えた逸品物の白生地織物です。単衣着物の需要が年々増加している現代において、単衣着物を誂える際に気になるのが裏生地で、本品は単衣に仕立てると袖口からはちらりと鳳凰の地紋が浮かび上がる感じになります。

織り方だけでなく、この生地は使っている糸や織り組織なども普通の紋織りの生地とは異なります。

【経糸で地紋を織りだしている】

普通一般的に多く使われている紋織りの生地は、地模様を緯糸(よこいと)で織っているのですが、この生地はその逆で経糸(たていと)で地模様を織りだしています。経糸で地紋を織ることで、普通の紋織の白生地に比べると、模様の浮かび上がり方が全然違い、経糸で織った方がくっきりと綺麗に織り上がって、見え方も違います。

【緯糸に八丁撚糸】

地模様を織っている経糸に対して緯糸は無地を織っているのですが、普通の生糸を使って織るのではなく、撚糸を使って織っています。それも水をかけながら撚りをかける水撚糸:八丁撚糸という強撚糸を使っているので、高級古代ちりめんならではの、凹凸のシボがあります。八丁撚糸を使うことにより、着心地がよくなるのはモチロンですが、シワが付きにくいのと、シワが戻りやすいという、うれしい特徴をもっている、まさに最高級な古代縮緬に地紋を織った紋古代ちりめんなのです。

そんな拘りの高級白生地を使って色無地を創作したのが本品です。

色は全8色を染めました。

ただ色を出して染めたのではなく、一色一色全て着物スタイリストさんに選んでいただいた色を染めているんです。

コーディネートのプロが出した8色の色は、どれも素敵でキレイな染め上がりになっています。

■ 特選紋古代正絹色無地【両面織:反物】 ≪唐草に鳳凰:白鼠≫

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薄ピンク

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梅鼠

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カラシ:金茶ベージュ

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瓶覗

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杜若:藤ムラサキ

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藍紺(鉄紺)

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鳶茶:こげ茶

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 上品な淡い色からシックで粋な濃い色までを、スタイリストさんが色々なシーンや用途、年齢層など全てを考慮して選んでいただいた8色です。

本品は様々な誂え方ができる色無地着尺です。

裏地を付けて11月~4月くらいまで着れる袷着物として、裏地を付けず5月~6月の春単衣用の着物、9月~10月の秋単衣用の着物など、袷でも単衣でも用途に合わせて選べます。

羽織や道行などコートにも素敵な万能的な特選紋古代の色無地着尺は、着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)の小紋・色無地着尺の中の【色無地着尺コーナー】でご覧いただけます。

また、本品の光沢度・質感などのクオリティの高さは、画像では伝わらないと思います。実際の品を直に見てみたいという方は、気軽にお問い合わせください。

もしくはショールームに常設しておりますので、ショールームにお越し頂ければご覧いただけます。ショールームの受付もお待ちしております。

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