タサ―ルサン紬の着尺(反物)「ワイルドシルク手引き紬」

2018年11月28日 13時54分

先染織物の産地の山形県米沢には色々と興味深い織物があります。

栗の皮を繊維に入れた栗繭の織物や、諸紙布のように和紙の糸で織り上げた織物に、ご存知の紅花染などの天然草木染で織り上げた織物などなど様々な織物で着尺や帯を創っています。

そんな米沢で「これぞ紬」と言えるワイルドな紬の着尺を見つけました。

その名もタサ―ルサンつむぎ

天然の野蚕糸(ワイルドシルク)を手引きした糸で織り上げたワイルドな紬です。

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野蚕糸は日本原産のテンサン、海外ではサクサンやエリクサンなどがあります。

タサ―ルサンとはインドで手引きされた天然の野蚕糸のことです。

そんなタサ―ルサンで織り上げた紬の反物ですが、見た目にも天然の織物という感じにカジュアルな着尺に仕上がっています。

そんな紬の着尺を京都wabitasの紬コーナーでご覧頂けます。

■ タサ―ルサンつむぎ着尺(野蚕糸紬) ≪ワイルドシルク手引き≫

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紬の織物らしくカジュアル感はモチロンのこと、レトロ感溢れる色合いに惚れ惚れして、紬のコーナーに加えた自信作の逸品物です。

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この紬、見た目のワイルド感とは裏腹に、肌触りが凄く良く紬好きの方にはお薦めです。

適度なシャリ感と、真綿のようにまとわりつかなく、それでいて柔らか。

見た目だけでなく質感にも惚れました。

生地幅が少し広めなので、手が長くて裄の寸法が普通の反物では仕立て出来ないという女性の方用に仕立て出来ますし、男性の着物としても粋なので仕立て可能です。

京都wabitasの紬コーナーでは、白鷹織の紬や小千谷の紬に米沢織、長井綾織などの上質の織物着尺を揃えております。

着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)