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正絹絽の小紋:夏着物

2014年3月17日 14時51分

気候も暖かくなり始め、春、夏もののお着物が注目を集めています。

その中でもすてきな夏小紋をご紹介致します。

■正絹絽の小紋:夏着物?≪万筋に蛍ぼかし淡い藤色≫

淡い藤色で細かな万筋を蛍ぼかしで染め上げた、色合いの美しい無地感の染着尺です。

生地はさらさらとしていて肌触りが良く、夏のお着物として心地良くお召し頂ける一品です。

帯のランクを変えることで、カジュアルから少し改まったパーティーの席などにもお使い頂けます。

着る人の肌色まで美しく見えるような明るい色合いと、

バランスが取りやすく、定番として幅広く扱える柄行・・・

一着お持ちであれば重宝すること間違いなしの小紋です。

パステルカラーのプレミアムな正絹おしゃれ小紋

14時26分

シックな色の着物や、地味な色の着物に、派手な色の着物、それに淡い上品な色の着物など着物の色を分けていくと分類されてきます。

染め上げの反物だけを見ていると、とても素敵だと思っていても実際の反物を体に合わせてみると「自分の顔には合わない」なんてことが結構あると思います。

地味な色が似あう若い方がおられると思えば、派手な色の着物が似合う年配の方もおられたりします。

デパートの呉服売り場などを見ていると、訪問着や附下などの上品で高級感ある着物がたくさん揃っていますが、ショップなど専門店さんなどでは紬を専門に多く揃えておられるような店も見かけたりします。

お茶をされたり結婚式などのフォーマルな感覚の品を探すにはデパートに行けばいいのですが、遊び着など紬の濃い色の着物などは専門店を探すという風に自分に合った着物を探すのは簡単なようで大変です。

どのお店も品揃えはいいのですが、限界があります。

そしてその季節やその年にあわせて流行があったりしますので、着物の色も新しいモノに変わっていきます。

薄い色の着物や、濃い色の着物などはどのお店に行っても多く揃えておられるので誰もが持っておられたりしますが、今新鮮に見えるのが明るい色で綺麗な着物です。

そんな色の品は訪問着などの絵羽になっている品はあまりありませんが、染物で探すと小紋などであります。

小紋なら同じ柄の繰り返しなのでオシャレ感もあり素敵な色の反物を探せば結構あります。

でも小売店さんの店頭にはあまり無かったりします。

特長のある色なので専門店でないと扱っていないでしょう。

正絹小紋を専門に揃える着物通販サイトの京都wabitas(ワビタス)では、今年(2014年)綺麗な新色の小紋を多めに揃えています。

パステルなブルーやパープルにグリーン・イエローなどの色合いの正絹高級小紋が画像で見れます。

若い方にも顔映りが良く見えるような少々派手で綺麗なパスエルカラーの小紋は帯などでコーディネートすればとてもオシャレです。

そんな京都ワビタスのパステルカラーの新しい小紋をご紹介させていただきます。

■?着物小紋特選プレミアム正絹反物?≪パステルブルー唐草に花≫

鮮やかなで綺麗なパステルブルーに細かな配色で唐草に花の模様を絶妙な配色で染め上げている、高級プレミアムな正絹の京友禅小紋着尺です。

生地は白生地の老舗:大塚の上質なちりめんでシワになりにくい高級ちりめんを使っています。

高級縮緬の白生地に地色の鮮やかなブルーと配色に使っている唐草のベージュ、そしてアクセントになっている花柄の色使いが全てバランスのとれた素敵な正絹小紋です。

もう1色は、こちらも綺麗なパステルカラーのパープルをベースにして染め上げとぃる京友禅小紋です。

■?着物小紋特選プレミアム正絹反物?≪パステルパープル唐草に花≫

ブルーに比べて若干落ち着いた感じの色ですが、とても上品で綺麗な配色の京友禅小紋です。

花の模様に使っているベージュとブルーの組み合わせが絶妙です。

オシャレな小紋は紬のようなカジュアル感は少なく、エレガントにオシャレな着物として重宝しそうです。

結婚披露宴2次会やカジュアルパーティー、お食事会などチョットカジュアルな改まった場などにお薦めですし、ショッピングなどのお出掛け着物としても素敵です。

3月・4月の春のお出掛け?秋のお出掛けにもお薦めな正絹高級小紋です。

正絹小紋の反物が豊富に揃う着物通販サイト京都wabitas

2014年3月7日 17時00分

京都wabitasに新しく開設された、単衣着物のコーナーで紹介されている

■?両面染正絹小紋:反物≪訳アリお値打ち品≫

でも取り上げられている、「江戸小紋柄」について、ちょっとした豆知識をご紹介します。

「江戸小紋柄」の技法

型紙を使い生地を染める「型染め」の技法で染められるのがこの江戸小紋柄です。

柿渋を塗った丈夫な紙を刃物で切り抜き、それを布の上に置き、

そして防染のりを置いて型紙をそっと取り上げます。

布の上にはのりが残り、乾燥させた後、染料を刷り込み刷毛(はけ)といわれる筆のようなもので刷り込むようにして染めてゆきます。

あとは布を蒸して、水洗いをし、のりを落として完成です。

「江戸小紋柄」の発祥

江戸小紋の柄の発祥はその名の通り江戸時代に遡ります。

武士が江戸城内で着用する礼装着であった裃(かみしも)に使われたことからこの柄の歴史は始まりました。

本来無地であった裃ですが、徐々に黒や、茶、藍といった渋めの色で細かな小紋柄を染めるようになりました。

江戸時代も中期にさしかかると、武士だけではなく町人たちにも好まれました。

上流階級の衣装に使われていた、小紋の文様に憧れを持つ裕福な町人を中心として衣類に取り入れられました。

ここから、台所の小物や花鳥風月など、暮らしに根付いた柄も小紋の図案として使用されるようになりました。

そして江戸時代の後期には、型紙や型堀りに使われる刃物の加工技術が発達したことから、その精緻さが一層増したといわれています。

「江戸小紋柄」の魅力

近寄って見ないと柄がついているのかどうかわからないほど細かい文様となっている江戸小紋。

細かい柄であればあるほどその型紙を彫ることが難しく、また、染めることも難しいことから、一流の職人でないと取り組めない難しい柄となっています。

基本的には単色と、防染のりを置いて白く上がる柄の部分で構成されています。

色場と白場のコントラストが美しく、この柄を生み出した江戸時代の職人たちの技術力の高さが伺えます。

近年の「江戸小紋柄」

当初は武士のための礼装着だったことから、渋い色合い、黒っぽい色合いのものばかりでした。

最近ではおしゃれのための着物としての一面が注目され、鮮やかで明るい色合いのものも増えてきています。

格式高く、粋な江戸小紋は着物通の方からお着物初心者の方まで、広くお勧めできる一品です。

単衣着物のページ開設

2014年3月6日 8時31分

着物通販サイト京都wabitasでは、3/5より単衣の着物にお薦めな素材や染の品(反物)を集めたページ【単衣着物】を新たに開設致しました。

今までは絽の小紋のページに掲載していたさわやか縮緬の品や、略礼装着物のページに掲載していた両面染小紋など、単衣のきものにお薦めな品を集めています。

5月後半?6月、そして9月?10月にかけて着こなせる単衣着物に素敵な正絹の反物をバラエティーに品揃え中です。

一押し素材のさわやか縮緬は、浜ちりめんの高級素材で夏の着物としても着こなせる逸品です。

長襦袢を替えるだけで、単衣の着物?盛夏の着物まで使えますので、とても人気があります。

この他、両面染の色無地や両面染小紋などもあり、お茶会用の着物もここで揃います。

意外とあるようで無い単衣用の着物を京都wabitasでは正絹素材に拘り揃えていきます。

単衣きものをお探しの方は、【単衣着物】ぺージをご参照ください。

小紋・お召し・長襦袢の着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)