■ 特選紋古代縮緬色無地【両面織:反物】 ≪唐草に鳳凰:杜若≫ - 550506¥38,500(税込)
柄が裏表に異なるように織られた、高級紋古代縮緬の特選色無地着尺です。
【生地】
凹凸のシボがある古代ちりめん地を、紋織で模様を織り上げた高級紋古代縮緬の上質な生地を使っています。
紋織りの生地は緯(よこ)糸で柄を織るのですが、この生地は経(たて)糸で柄を織っているので普通の生地より奇麗に模様が浮かび上がり、光沢感も違います。
また、緯糸には水を濡らしながら撚りをかけた「八丁撚糸」を使っているので、シボがありシワが付きにくく、シワの戻りをよくする古代縮緬ならではの特性を持っています。
それと表側に唐草模様:裏側に鳳凰紋と、裏表に異なる柄が浮かび上がる、両面織になっています。
【染】
この生地を京都の無地染工房に持ち込み無地に染めました。その色は着物スタイリストさんに選んで頂いた落ち着きある杜若色で、シックで絶妙な中間色の紫です。
この生地ならではの光沢で色の発色が引き立ち、おしゃれな色無地着尺に仕上がっています。
【用途】
お茶会やパーティーなどのような略礼な装いのシーンや、ちょっとした普段のお出かけにも着こなして頂くことができます。
色無地なので、帯を変えることにより色々な着こなし方ができます。
また、裏生地にも地模様があるので、裏地を付けずに5月6月の単衣着物にするというのもアリですし、八掛・胴裏など裏地を付けて11月~4月までの袷着物として、どちらにもおすすめできる逸品です。
コートや羽織にしても素敵な、万能的な染着尺です。