■ 牛首紬:加藤改石謹製(ショールームで常設) ≪シックなレトログレー≫ - 320017¥330,000(税込)
無形文化財指定:加藤改石謹製の正真正銘手織り牛首紬を染めた、レトロな色無地着尺です。
打ち込みが強くしっかりとした手織りの最高級染紬です。
◆本品は京都のショールームでご覧いただけます、気軽にご予約ください。
2000年に「きもの文化賞」を受賞され、2022年6月に100歳で亡くなられた加藤改石さんの想いのこもった紬地を染めています。
タテ糸は単繭から挽いた生糸ですが、加藤さんの手織り牛首紬の特徴は何と言ってもヨコ糸に玉糸を「あま撚り」で織っていることです。
玉繭は千個に四個の割合でしか取れない貴重な繭で、この玉繭から挽いた玉糸を緯糸に100%を使っています。
「加藤手織りつむぎ」さんの牛首紬が「釘抜き紬」と云われるのは、座繰りよりで糸を手挽きするところから始まり、「かせねり」「糸はたき」などの工程~機織りまでを全て一貫で行う、正に手づくりと言える生産工程から、打ち込んだ釘が抜けるほどの強い生地を、生み出しています。
【通気性が良く着心地最高】
緯糸の玉糸は「あま撚り」にしているので、光沢があり分厚い生地なのに通気性が良く温もりのある質感で、破れることがなく着れば着るほど着心地よくなります。
そんな最高の紬地を、アンティークでレトロなグレーに染めました。紬の節に色溜まりが浮かび上がり、レトロ感溢れるオシャレな仕上がりになっています。
普通には染まらない生地なので、何度も地入れして丁寧に染色して、素材感溢れる仕上がりになっています。
そんな最高に着心地いい逸品を誂えて頂きたく、おすすめ致します。