染工房のご紹介

言うまでもなく、「染」は着物の生命線です。どれだけ良質な生糸を用いても、悪しき染はそのすべてを台無しにしてしまいます。だからこそ、私たちはどこまでも染にこだわり続けているのです。ここでは、京都wabitasがお願いをしている素晴らしい染工房をご紹介します。

「現代の名工」 小糸染芸 型染小紋

小糸染芸は、その創始以来、明治、大正、昭和、平成という四つの時代を生き抜いてきた名工中の名工です。京友禅の長い歴史の中、ひときわ輝く大きな存在として、その技とこころが現在に受け継がれています。

小糸染芸
  • ・初 代小糸重助
  • ・二代目小糸梅太郎
  • ・三代目小糸啓介
  • ・四代目小糸敏
  • ・五代目小糸太郎

初代・小糸重助から五代目・小糸太郎におよぶ小糸家五代・130年の歴史は、京型染の発展・繁栄の歴史でもあります。この間に鍛え、蓄えられたその技は、決して他社では表現することのできない柄や色目となって今に伝えられています。とりわけ、四代目・小糸敏氏は、卓越した技能を有する「現代の名工」として、厚生労働省より栄誉ある賞を受けておられ、後進の育成にも尽力をされました。

京都wabitasは、この小糸家に伝わる数百種類の型の中から今にふさわしい型を選び、染め上げていただいております。昔ながらの型染京友禅の技法を守りながらも、現代にも通じる芸術をぜひお楽しみ下さい。

京友禅・伝統工芸士 雛屋友禅・稲垣智司

京都府認定『京の名工』雛屋友禅・稲垣智司は、摺り染を基本とし、長年に渡り取得した様々な技法の複合化をテーマに研究を重ね、京友禅(型染)の様々な技法の粋を集め組み合わせた作品製作に打ち込んでいます。創り出されるその作品の数々は、氏独特の世界観を持ち、業界をはじめ着物愛好家からも極めて高い評価を受けております。また、巾広い技術に裏づけされた色感、デザイン力、企画力にも秀でており、京友禅競技大会等で発表される作品では、常に新しい提案を打ち出すなど、業界をリードする作品づくりには定評があります。近年では匠の研究を重ね、伝統的な図柄に対しての「新古典」表現に取り組み、染の道40年の集大成として、千年紀を迎える「源氏物語」の作品創りをライフワークとされています。

また、京友禅「型染部門」において卓越した技術を発揮することを通じ、伝統的工芸品である京友禅の名声を高め、産業振興に寄与した功績には、誠に顕著なものがあります。

平成10年 京友禅伝統工芸士(型染部門)認定
平成11年 京都府認定 「京の名工」《京都府伝統産業優秀技術者表彰受賞者》
平成18年 秋の叙勲 伝統工芸業務功労として瑞宝単光章を受章
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