本場琉球南風原花織 九寸名古屋帯
2015年8月6日 17時38分
着物通販サイト京都wabitasの新しく開設した【帯】のコーナーから追加で南風原花織の帯が加わりました。
■ 本場琉球南風原花織 九寸名古屋帯(未仕立て品) ≪九寸:道屯織(仕立て代込)単衣にもオススメ≫ 【3001204】
沖縄本島の南部にある南風原町で伝統工芸品として織られている南風原花織(はえばるはなおり)の単衣にも使える九寸名古屋帯です。
琉球王朝時代から琉球の気候や風土に合った独自の絣が沖縄各地でつくられ、その絣が海を越え、日本の各地の絣のルーツとなりました。
複雑に織り上げた糸で、図柄を浮き上がらせるのが南風原花織です。一見すると刺繍と見まちがうような緻密な浮き柄は、長年に渡る修行と経験を積んできた職人だけがなせる技です。
◆色は上品な薄紫地に、クリーム・紫・緑の濃淡で織られた立体感のある地紋と色合いです。
もう1色
■ 本場琉球南風原花織 九寸名古屋帯(未仕立て品) ≪九寸:道屯織(仕立て代込)単衣にもオススメ≫【3001203】
◆色は上品な藤色地に、ピンク・紫・クリームの濃淡で織られた立体感のある地紋と色合いです。
見つめる程に深みを増しますね!!
琉球王朝時代には祭礼時以外に庶民が着用することを禁じていたほど、非常に手が込んだ贅沢な織物でした。
その花織の技法は明治頃より母から娘へ伝承され、現在も改良されながら独自の花織・浮織の技法で織られています。
第二次世界大戦時中、一度は生産が止まった技術でしたが、生き残った方々の努力により現在も技法が受け継がれて素晴らしい作品を生んでいます。
道屯(ロートン)織は、平織地の中に部分的に糸を濃くする為、経糸(たていと)を浮かせ織られる両面使用の紋織りで、沖縄県織物検査済の証明を取っている、正真正銘の高級南風原花織の作品です。
是非、ワビタスの小紋やお召しや紬とあわせてコーディネートして戴きたい素敵な帯です。
新しく帯のコーナーができ、次々と商品を掲載しております。魅力的な帯をお楽しみください。