長襦袢の仕立て
2014年4月10日 14時43分長襦袢の仕立ては関西仕立てと関東衿仕立てがあります。
関東仕立ては上気図のように「通し衿」の仕立てになります。関西仕立ては右の図の別衿仕立てになります。
「関西仕立て」とは、衿を裾まで通した、通し衿という仕立てで、用布量が少ないのが特徴。関東衿のものに比べて、やや衿がはだけやすいため、痩せている方や小柄な方の場合ですと、関西衿もおすすめです。
最近では関西仕立ての別衿仕立てが好まれるようです。衿の種類としてはゆかたなどの衿に用いられる棒衿(ぼうえり)、三味線の撥のように先が広がっている撥衿(ばちえり)、着物の衿と同じ仕立ての広衿の3種類があります。
殆どが撥衿で最近では仕立てられます。
撥衿 棒衿 広衿
男物長襦袢の関東仕立ての画像です。
男物はまだまだ関東仕立てをされる方が多いようです。
着物通販サイト京都wabitas(ワビタス)では、基本的には関西衿で袖無双の袷仕立てを受け付けていますが、関東仕立てもご希望により承らせていただきます。