ご存じですか?「松竹梅」の意味

2008年11月26日 17時54分

着物の柄などでもよく見る「松竹梅」の柄、とにかく「おめでたい」という意味なのは皆さん理解されていると思いますが、実際の意味まではご存じない方も多いのでは?

松・竹・梅のそれぞれの意味は…
『松』は針葉樹林という葉っぱが針の様にとがった木です、この種類の木は寒さに強くほぼ年中緑を保っています。昔の人は木は必ず枯れる物と思っていたそうでそんな中『松』だけは緑を保っています。「これはきっと神様の力で緑を保っているのだ」と思いました、ですので「神の宿る木」として敬う事により神の御加護があるように願いをかけました。

『竹』は節目があり真っ直ぐに伸びます。またシナリがあるので風にも強い。ここまでくるとひらめく方もおられるのでは?そうです「どんな厳しい状態でも人生を真っ直ぐ進み無事健康に人生の節目を迎えられ様に」という意味があります。

『梅』は厳しい冬の間はつぼみでじっと寒さに耐え、春を迎えたとたんに一気に開花します。「どんなに辛い出来事も頑張り乗り越え、その事が実となり花開く」という意味があります。

以上のような意味を「結婚式」を想定してまとめてみると、新しい夫婦は皆さんが見守る中これから先の苦難を二人で乗り越え幸せになって欲しいという意味が込められた柄なんですね。

京都wabitas(ワビタス)