■ 薄物羽織用正絹染着尺(最軽量)【訳ありAB反】 ≪シルクオーガンジー反物:籠ローケツ注染≫ - 7011047¥55,000(税込)
まるで羽衣のように羽織っていることを忘れてしまうような最軽量な米沢謹製羽織用生地を、京都の染工房で幻想的な色彩に染め上げた創作逸品物の染着尺です。
【生地】
紬や袴地など本場先染織物産地の米沢で誂えて織った白生地です。
フワフワとして浮いてしまいそうなくらい軽い織物です。荒々しい微塵霞模様を織った超薄物の透ける生地です。
≪注意点≫
本品は非常に繊細に織られた生地で、元々は男性の羽織用として織られたものです。長着としての強度はありませんので、羽織限定仕様でお願い致します。
引っ掛かりやすい生地質でもありますので、丁寧にお使いください。また、着用時には人とすれ違ったりする際にも十分ご注意ください。
【少し難ありAB反】
本品は画像に見えるように1ヶ所生地難があるAB反です。
羽織には十分生地が余るため、仕立てるのには問題ありません。
【染】
御年90歳の京絞り染の伝統工芸士が染める「籠ロウケツ」という特殊な注染技法で染色しています。
シックな紫に綺麗なブルーが混ざり合った色彩で、マジョリカ模様に仕上がった、幻想的な友禅です。
生地を籠に敷き詰めて、何色かの染料を流し込む注染で、染め上がりがローケツ染した模様になることから「籠ロウケツ」と呼ばれています。
今ではこの伝統工芸士さんだけしか染めることが出来ない貴重な逸品です。
【用途】
単衣の羽織がオススメで、夏場に和服でお出かけの際に羽織って頂けます。
【使用期間】
5月・6月・7月・8月・9月・10月初旬